顔の施術について
割れてる顎先(いわゆるケツアゴ)はどうやって美容整形で治すのか?
輪郭のカウンセリングをしていると、割れている顎先(いわゆるケツアゴ)を治したいという患者様がときどきいらっしゃいます。
割れている顎先は、アメリカの男性にとってはセクシーな顎というイメージもあり、アメリカでは割れた顎先を作るために、わざわざ割れた顎の形のシリコンプロテーゼを入れる人がいるくらいです。しかし、日本では割れた顎先はいいイメージだと考える人は少なく、悩んでいる人も多いです。
割れた顎先を治す方法は3つあります。簡便で多く行われるのがヒアルロン酸注射で、その次に多いのがシリコンプロテーゼ、最も頻度が少ないのが顎先の骨切り手術です。
ヒアルロン酸注射は、割れている顎の真ん中に注射し、顎先を軽く出すことによって治します。ついでに顎先をしっかりと出したい人はたくさんヒアルロン酸を注射しますが(1~3ccくらい)、顎先を出したくない方は、少しだけ注射し(0.5ccくらい)、割れている部分を埋める程度にします。ヒアルロン酸注射は、ピンポイントで入れたいところへ注射することができるので、最も簡便で確実に割れてる顎先を治すことができます。
シリコンプロテーゼは、割れている部分の真ん中にプロテーゼの最突出部分がくるように手術します。ただし、シリコンプロテーゼはヒアルロン酸注射のようにピンポイントで割れてる部分を確実に埋めることができないため、場合によっては効果がやや不確実になることがあります。また、ヒアルロン酸注射のように、顎先を出したくない人のために、割れている部分だけを埋めるということは不可能です。
顎先の骨切り手術は、割れている顎先部分を削って治す方法です。この手術は唯一顎先を小さくしたり、短くすることができます。ただし、比較的大掛かりな手術であるため、3日以上の入院と全身麻酔が必要となり、術後は1ヶ月以上強い腫れが続きます(完全に腫れが引くのは6ヶ月以上かかります)。また、割れている顎は顎先が四角い場合がほとんどなので、かなりの広範囲を削る必要があり、その際、神経を傷つけて、術後に痺れが残るリスクがあるので注意が必要です。
施術の種類 | 施術の仕方 |
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あご注射(ヒアルロン酸) | 割れている顎の真ん中に注射し、顎先を軽く出すことによって治す |
あご形成(シリコンプロテーゼ) | 割れている部分の真ん中にプロテーゼの最突出部分がくるように手術する |
あご骨切り/削り | 割れている顎先部分を削って治す |
平成11年 |
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平成11年 ~平成13年 |
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