まつ毛が内側に向かって生えている「逆さまつ毛」。

まつ毛が眼球に当たって痛いうえに、将来視力に障害が出る恐れがあります。

逆さまつ毛は30分程度の簡単な手術で改善されるので、

早いうちに解消するのがよいでしょう。

 

手術方法は、まつ毛の状態によって最適なものを選択します。

内側に大きく入り込んだ逆さまつ毛に対しては「切開法」があります。

まつ毛のすぐ上、あるいはすぐ下の皮膚を切開し、中の組織を取ってから縫合します。

上まぶたで軽度な場合は、糸をかけてまつ毛の内反を修正する「埋没法」で

直せる場合もあります。

会社や学校などでダウンタイムが取れない方には、

片目の手術後に眼帯をして腫れが引いた後にもう片方の目の手術をする

柔軟な対応もできます。

 

〈下まぶたの逆さまつ毛の修正手術の症例写真〉

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▲右目の下まぶたのまつ毛が、かなり内側(眼球側)に向いて生えていました。

特に中央部分のまつ毛が内側に向いて生えており、まつ毛が常に黒目に当たっていて、

角膜に痛みが生じている状態でした。

局所麻酔下に、下まぶたの余分な皮膚を約2mmの幅で切除し、

まつ毛側の皮膚を瞼板に癒着させるように縫合固定しました。

術後はまつ毛が外向きになり、逆さまつ毛が改善しました。

 

逆さまつ毛の辛さから解放されても、

傷跡が残ってしまってはまた新たな悩みを生んでしまいます。

治すと同時に美しさを考える美容外科の専門ドクターなら、

きれいな仕上がりを実現できます。

 

お悩みの方はぜひ一度クリニックにご相談ください。

 

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逆さまつ毛修正上まぶた(片目)¥125,000(税抜)

            (両目)¥250,000(税抜)

        下まぶた(片目)¥125,000(税抜)

            (両目)¥250,000(税抜)

           【東京、横浜、名古屋、大阪】

 

リスク・副作用・合併症について

(切開法の場合)

メスを使う目もとの手術のリスク、合併症において最も頻度の高いのは、術後の内出血です。

これらの手術は、二重まぶた埋没法やヒアルロン酸注射などと違い、

程度の差はあれほとんどの方に内出血が生じます。

担当医師は、なるべく強い内出血が出ないように丁寧に手術をさせていただきます。

程度の軽い内出血であれば、1週間後の抜糸の頃にはほとんど消えると思いますが、

運悪く強い内出血が出てしまうと、消えるまで2週間程度かかる場合があります。

その場合、抜糸した翌日からアイメイクをすることができるので、

ファンデーションやコンシーラーで隠すことができます。

 

また、なるべく内出血を生じないようにするためには、

患者様が手術中にリラックスして目に力を入れないこと、

術後1週間特に最初の3日間くらいは熱いお風呂に長時間浸からないこと、

激しい運動はしないこと、お酒を飲みすぎないことなどが重要です。