- 高須クリニックホーム
- yes! 高須ビューティーナビ
- ビューティナビ記事一覧
- くすみ
- くすみの種類とその原因とは?日常生活で気を付けるべきことや治療法を紹介
くすみの種類とその原因とは?日常生活で気を付けるべきことや治療法を紹介
2024.02.27
読了目安:この記事は約 11 分で読むことができます。
肌がくすんでいると、いつもよりも肌が暗く見え、ときには不健康な印象を与えます。肌のくすみにはさまざまな原因があるため、「肌がくすんでいるかもしれない」と感じたら、原因を探って適切な対策をとることが大切です。
今回は、くすみの種類・原因を解説するとともに、日常生活でのくすみのケア方法やクリニックでの治療法を紹介します。
目次
肌の「くすみ」はどのような状態のこと?
肌の「くすみ」とは、肌の透明感やツヤが失われ、肌が本来よりも暗く見える状態のことです。不健康な印象を与える場合もあるため、「元気なのに周りの人から体調を心配された」といった経験がある方は、肌がくすんでいるかもしれません。
また、肌がくすんでいると、いつもと同じ化粧品を使っていても「メイクがうまくのらない」と感じることがあるでしょう。
くすみのおもな種類・原因
肌のくすみは、黄色味が強いくすみ・青黒いくすみ・茶色っぽいくすみなど、色の違いがあります。また、くすみの原因も一つではありません。
ここでは、くすみを大きく5つに分類し、それぞれの原因を解説します。
糖化によるくすみ
肌が黄色っぽくくすんでいる場合、おもな原因には「糖化」が考えられます。
糖化とは、体内の余分な糖質がタンパク質と結び付き、黄褐色の「AGEs(蛋白糖化最終生成物)」と呼ばれる老化物質を生成する現象のことです。糖化が進むと、肌のくすみだけでなく、全身の老化を招くとされています。
糖化は、糖分や脂肪分の多い食事を摂る機会が多い方、体を動かす習慣がない方に起こりやすい現象です。また、喫煙も糖化を招く一因とされています。
血行不良によるくすみ
肌が青黒くくすんでいる場合は、おもな原因に血行不良や貧血が挙げられるでしょう。くすみと同時にクマが目立つケースも多く、疲れて見られやすいのが特徴です。
血行不良によるくすみは、冷え性の方や睡眠・運動不足の方、ストレスが溜まっている方などに起こりやすいでしょう。
角質肥厚によるくすみ
肌がゴワゴワし、灰色がかったくすみがある場合は「角質肥厚(かくしつひこう)」が原因だと考えられます。角質肥厚とは、古い角質が蓄積して肌の角質層が厚くなった状態のことです。
角質肥厚は肌のターンオーバーの乱れによって引き起こされるため、不規則な生活を送っている方や、スキンケアが不十分・過剰な方などは注意が必要です。
色素沈着によるくすみ
肌が紫外線や摩擦によりダメージを受けると、「メラニン」と呼ばれる色素が生成されます。メラニン色素が過剰に生成されて沈着すると、肌が茶色っぽくくすんだり、しみが発生したりする原因となります。
紫外線対策を怠っている方や、スキンケア・メイクの際につい力を入れすぎてしまう方は、色素沈着によるくすみが起こりやすいでしょう。
乾燥によるくすみ
肌が乾燥するとキメが粗くなり、表面が凸凹になります。そうなると、肌が光を均一に反射できないため、くすんで見えやすくなるのです。
また、肌が乾燥すると毛穴も開きやすくなります。開いた毛穴が目立ち、肌全体のくすみにつながるでしょう。
くすみのケア方法
くすみを予防・改善するには、日常生活でのセルフケアが欠かせません。先述したくすみの原因をふまえ、ここではくすみのケア方法を紹介します。
食生活の見直し
糖化によるくすみへの対策として、炭水化物やお菓子を摂りすぎないようにすることが挙げられます。
バランスの良い食事を基本としつつ、ご飯・パン・麺類の摂取量をあらかじめ決めておくなどして、糖質を摂りすぎないように工夫しましょう。また、食事の際に食物繊維が豊富な野菜・きのこ類を先に食べると、血糖値の上昇が緩やかになり糖化予防につながります。
血行不良によるくすみを予防・改善するには、鉄分やビタミンEを含む食品を意識して摂るとよいでしょう。血行不良に限らず、特定の栄養素が不足しがちだと感じる方は、サプリを活用するのも選択肢の一つです。
適度な運動
運動習慣を身に付けることは、糖化・血行不良・角質肥厚によるくすみへの対策として有効です。特に、大きい筋肉がある下半身を中心に鍛えると、筋力や基礎代謝を向上させやすくなります。
運動する時間を確保できない場合は、エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使うなど、日常生活に運動を取り入れるのがおすすめです。
適切なスキンケア
角質肥厚や乾燥によるくすみを防ぐには、適切なスキンケアで肌のターンオーバーを整えること、保湿を徹底して肌に潤いを与えることを意識しましょう。
保湿ケアは、化粧水で水分を浸透させ、乳液やクリームなどで蓋をするのが基本の流れです。洗顔後や入浴後は肌が乾燥しやすいため、時間を空けずに保湿します。その際、ドクターズコスメを活用するのもよいでしょう。
また、スキンケアの際に化粧水を浸透させようと肌をペタペタと叩いたり、手やタオルで肌をこすったりしないよう注意してください。
紫外線対策
メラニン色素が沈着してくすみにならないように、室内にいるときや曇り・雨の日でも、しっかりと紫外線対策をしましょう。紫外線対策として日焼け止めを使う場合は、こまめに塗り直すことを意識してください。
また、メラニン色素の排出を促すために、質の良い睡眠で肌のターンオーバーを整えることも大切です。睡眠の質を高めるなら、寝る直前までスマートフォンを見るなど、ブルーライトを浴びる行為は控えるとよいでしょう。
改善しにくい「くすみ」はクリニックでの治療がおすすめ
セルフケアで改善しにくいくすみがある場合は、クリニックでの治療を検討してはいかがでしょうか。高須クリニックでは、次のような豊富な治療法のなかから、くすみの状態や患者様の希望に合った施術を提案可能です。
機器を使う施術
機器を使う施術の例は、次のとおりです。
- フォトフェイシャルM22
コラーゲンの生成を活性化することで、総合的な美肌効果を得られる光治療(IPL治療)。「くすみのない肌にしたい」など、改善したい症状に合わせてフィルターや照射出力などを調整します。特に、顔全体のくすみが気になる方・初心者の方におすすめの施術です。 - ポテンツァ
傷を治そうとする肌の働きを利用し、皮膚の再生力を高める「マイクロニードル治療」と同時に、肌の奥深くに熱エネルギーを加えることで、肌トラブルを総合的にケアする施術。くすみ・ニキビ跡・しわ・毛穴の開きなど、さまざまな肌の悩みの改善が可能です。
ほかにも、以下のような施術をご用意しています。
- シルファームX
- ヴァンパイアフェイシャル/ヴァンパイアフェイシャルPRP
- ダーマペン4/ベルベットスキン
- ハイドラフェイシャル
- ピコレーザー(PicoWay)
薬品を使う施術
薬品を使う施術の例は、次のとおりです。
- ケミカルピール
皮膚表面に蓄積した古い角質や毛穴に詰まった老廃物を、グリコール酸の力で取り除く施術。炎症を起こしたニキビやくすみ、毛穴の凸凹の改善に効果的です。高須クリニックでは、日本人の肌に合うマイルドな処方を確立しています。 - イオン導入
ビタミンC・トラネキサム酸・グリシルグリシンといった有効成分を微弱電流(イオン)で浸透させ、肌の潜在能力を引き出す施術。透明感のある肌を目指すなら、フォトフェイシャルM22との組み合わせがおすすめです。 - トレチノイン・ハイドロキノン
肌の再生効果がある「トレチノイン」と、漂白作用のある「ハイドロキノン」の塗り薬。これらを併用するホームケアで、しみやくすみを手軽に改善できます。
ほかにも、以下のような施術をご用意しています。
- ミルクピール
- マッサージピール
- グロースファクター(成長因子)
針・糸を使う施術
針・糸を使う施術は、次のとおりです。
- イタリアンリフトファイン
特殊な溶ける糸を顔全体に埋め込み、コラーゲンの生成を促す施術。顔のリフトアップを目指す方はもちろん、くすみや顔色の悪さを改善したい方にも適しています。
注射・点滴を使う施術
注射・点滴を使う施術例は、次のとおりです。
- プラセンタ注射
胎盤をもとに生成されたプラセンタエキスを皮下に注入することで、肌のコンディションを整える施術。高須クリニックでは、純度が高く効果持続性に優れた良質なプラセンタエキスのみを使用し、品質管理も徹底しています。 - 水光注射(ダーマシャイン・バランス®)
ヒアルロン酸をベースとした美容成分を皮下に注入することで、美白効果やエイジングケア効果を得る施術。患者様の希望に応じて、毛穴に引き締めなどが期待できるボツリヌストキシンを混ぜて注射することも可能です。
ほかにも、以下のような施術をご用意しています。
- 幹細胞培養上清液
- NMN点滴
- しみ・くすみ対策点滴
- エイジングケア点滴
- 美容健康注射/カクテル点滴
- 白玉注射
くすみ治療で高須クリニックが選ばれる理由
高須クリニックには、くすみの治療法として豊富な選択肢があるため、一人ひとりのくすみに合わせた施術の提案が可能です。施術においては、安全かつ十分な効果が得られるよう、厳選した素材・機器を使用し、肌の状態を考慮しながら丁寧に進めます。
肌のタイプによっては、短期間・少ない回数の施術では効果を感じにくいかもしれません。しかし、どの施術でどのような効果が期待できるかについても、カウンセリングにてしっかりとお伝えするため、納得のうえで施術を受けていただけるでしょう。
施術に関する疑問点があれば、お気軽にご相談ください。
くすみのない透明感のある素肌を目指したい方は高須クリニックへ
くすみのおもな原因には、糖化・血行不良・角質肥厚・色素沈着・乾燥が挙げられます。それぞれの原因をふまえ、食生活や運動習慣、スキンケアの方法、紫外線対策を見直しましょう。生活習慣の改善とともに、クリニックで施術を受ければ、透明感のある素肌を目指せます。
高須クリニックでは、丁寧なカウンセリングにより、くすみの状態や患者様の希望に合う施術を提案可能です。
美容皮膚科を専門として、皆さまの「美肌づくり」のお手伝いができれば・・・と常々思っています。
しみ、そばかすをはじめ、赤ら顔やニキビ、ニキビ跡、小じわ、たるみなど、お肌に関するお悩みは、お気軽にご相談ください。女性の立場から、キメ細やかな治療を心がけています。
この記事に関連する施術
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。


高須クリニックには、日本美容外科学会(JSAS)や国際美容外科学会で学会長を務めた院長をはじめ、日本形成外科学会専門医を持つ医師が数多く在籍しております。
また、日本美容外科学会(JSAS)専門医、医学博士、日本美容外科医師会会員、日本美容外科学会会員、日本美容外科学会(JSAPS)専門医、日本美容外科学会会員(JSAPS)、日本美容外科学会会員(JSAS)、臨床研修指導医、日本麻酔科学会指導医、日本麻酔科学会専門医、麻酔科標榜医、日本脂肪吸引学会会員、日本肥満学会会員、臨床皮膚科学会会員、日本美容皮膚科学会員、日本皮膚科学会専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本レーザー医学会会員、BOTOXVISTA認定医、サーマクールCPT認定医、ジュビダームビスタ認定医、VASERLIPO認定医、ミラドライ認定医、日本歯科学会会員、国際インプラント学会インプラント認定医、歯学博士、日本眼科手術学会会員など様々な科目の専門医や資格を保有した医師が在籍しています。