顔面神経麻痺とは「顔面麻痺」とも呼ばれ、
顔の表情を作る筋肉、表情筋をはじめ、
味覚・聴覚などを支配する顔面神経に障害が起こる状態を言います。
前頭筋、眼輪筋、大・小頬骨筋、頬筋、口角挙筋、口輪筋、口角下制筋、
口唇下制筋、広頚筋など、すべての表情筋が麻痺することで、
眉毛が下がり、眼瞼は外反、口角がしまらなく歪んでたれ下がります。
顔面神経麻痺の原因は、脳外科手術や外傷から原因不明のものまであります。
最近では有名な芸人さんもなっていて、話題になりました。
顔面神経麻痺の症状
高須クリニックでは最新の手術によって、顔面神経麻痺を治療しています。
【健側へのボトックス・ボツリヌストキシン注射】
麻痺のない、引きつった頬・口角へボトックス・ボツリヌストキシンを注射し、
筋肉をゆるめて左右対称に近づけます。
個人差はありますが、約6ヶ月程度効果が持続します。
【側頭筋移行術】
側頭筋をまぶたと口角へ移行することで、目を閉じられるようにし、
下がった口角を引き上げます。
【眉毛挙上術(ブローリフト)】
顔面神経麻痺によって垂れ下がった眉毛を、麻痺のない部分に合わせて引き上げます。
【患側のフェイスリフト】
顔面神経麻痺によって垂れ下がった頬を手術で引き上げます。
【下まぶたの外反の反応】
下まぶたの外反(アカンベーの状態になって目が閉じられない状態)を手術で治療します。
顔面の麻痺を解消し、様々な表情ができるあなたを取り戻しましょう。