よくある質問
柔道耳

手術は変形している耳の前または後面を切開し、軟骨、血腫を取り除きます。
変形が少ない場合は、元通りの耳の状態に戻しやすいですが、やはりデコボコと膨れあがったものになると、手術の難易度も高くなります。
なお軟骨が厚い場合には、軟骨を除去し薄くすることで、以前よりも整ったきれいな耳にするということも可能です。

創部がぬれなければ当日よりシャワー可能です。

はい、効果は半永久的です。格闘技などによる激しい摩擦や圧迫によって変形した軟骨や皮膚を切除しますので、再び同じような大きな力が加わらない限り、元に戻ってしまうようなことはないといえます。手術は片耳で30分程度で終了します。耳は顔立ち全体を左右したり、髪型を制限したりしてしまいます。

術中については切開部分を十分にカバーする局所麻酔をしたうえで行いますので、痛みの心配ありません。局所麻酔は注射をするのがわずかに痛いのですが、その前にクリーム麻酔を行い、針を刺す痛みまで軽減しています。術後の痛みについては個人の感じ方によって違いもありますが、鎮痛剤を処方することもできますので、こちらも心配なさらなくて大丈夫かと思います。

格闘技を将来的に続けていかれる予定がある場合、一度手術して元の状態に戻しても、また新たな変形が起こってくることが予測されます。お子様の今後の競技生活を考え、手術のタイミングを決定していただければと思います。