二重まぶた切開法や眼瞼下垂手術で、元の目に合わないデザインで二重幅を作ったときのリスクについて解説させていただきます。
二重まぶたミニ切開法や全切開法、眼瞼下垂手術で二重を作る場合、まぶたの皮膚を切開し、切開したラインで癒着を作り、永久的な二重のラインを作ることになります。
そのため、切開して永久的な二重のラインを作るということは、人生における大きな決断をするということになります。
自分に合っていない不自然な二重で切開した場合、残りの人世を一生不自然な二重で生きていくことになります。
不自然な二重で切開してしまった場合、ある程度修正手術で自然な二重に近づけることができたとしても、難しく、限界があることが多いし、場合によっては全く修正できないこともあります。
では、自分に合った自然な二重に切開して作りたい場合、どうしたらいいのでしょうか?
答えは簡単です。
高須クリニックのベテランの医者にデザインをお任せください。
どんな人でも、その人の目に合った一番自然で似合っている二重のラインというものが、必ず一つだけあります。
それは、二重のラインを作ったとき、黒目が最も大きく露出する二重のラインです。
そのラインは、目を閉じた状態で7mmくらいのことが多いですが、まぶたを開ける力やまぶたの厚みなどにより個人差があります。
まぶたを開ける力が弱い人は4mmくらいのこともあり、まぶたを開ける力が強い人は9mmくらいのこともあります。
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目を閉じた状態で7mmくらいの位置で二重のラインを作るのが一番自然で似合っていることが多い |
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目が最も大きく露出する二重が一番自然で似合っていることになる |
自分に一番合った自然なラインで二重を作ると、蒙古ひだがある程度発達している典型的な極東アジア人の顔の人は末広型二重になり、蒙古ひだがあまり発達していない顔の人は平行型二重になります。
日本人の約7割は典型的な極東アジア人の顔をしているので、7割の人は末広型二重が一番自然で似合っている二重であり、残りの3割の人は平行型二重が一番自然で似合っている二重ということになります。
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蒙古ひだがある程度発達している典型的な極東アジア人のまぶたの場合に、一番自然で似合っている二重を作ると、 |
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目頭側は、蒙古ひだの中に二重のラインが入り込み、末広型二重になる |
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蒙古ひだがあまり発達していないまぶたに、一番自然で似合っている二重を作ると、 |
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目頭側の二重のラインは、蒙古ひだの中に入り込まないため、平行型二重になる |
皆さんが憧れるような可愛いモデルさん、綺麗な女優さん、イケメンアイドルなどの人達は平行型二重である割合が高いです。
それは、元の顔が、平行型二重が自然で似合っている顔であることが多いからです。
自分に合っていないラインで二重を作ると不自然になる?
前述した通り、自分に一番合っている二重のラインで二重を作れば、必ず自然な二重になります。
まぶたが非常に分厚い人や、まぶたを開ける力が非常に強い人の場合は、その人に一番合っている二重が奥二重っぽくなることも稀にありますが、ほとんどの人はまつ毛の生え際が隠れて見えなくなることはありません。
傷跡が綺麗に治り、強くくい込んだりすることもありません。
目を開けた状態でも、くい込みが強くて不自然になることはありません。
では、自分に一番合っている二重ではない二重を切開して作った場合はどうなるのでしょうか?
その場合、自分に一番合っている二重よりも幅の狭い二重を作った場合は、幅は狭くはなりますが、不自然になることはありません。
しかし、自分に一番合っている二重よりも幅を広くしたり、末広型が一番自然で似合っていることになるのに、無理して平行型二重を作った場合は、多少の不自然さが出てくることになります。
二重の幅に関しては、自分に一番合っている二重の幅から、広げれば広げるだけ不自然さが強くなっていきます。
以下に、無理して二重の幅を広げた場合、具体的にどのように不自然になるのか解説していきます。
①元々分厚いまぶたは、更に分厚さが強調される
上まぶたは、下のほうは薄いですが、上のほうは厚いです。
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〈まぶたと目の断面図の解剖〉 |
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上まぶたは、下のほうは薄いが、上のほうは厚くなる |
元のまぶたが厚い人ほどこの傾向が強いです。
そのため、元のまぶたが厚い人は、なるべく狭い二重にするのが自然に仕上がるのですが(奥二重が一番自然なことも多い)、無理して幅の広い二重を作ると、上のほうの分厚い皮膚が折れ曲がる、厚ぼったさが強調された二重になってしまいます。
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元のまぶたが厚い人に、無理して幅の広い二重を作ると、上のほうの分厚い皮膚が折れ曲がる、厚ぼったさが強調された二重になってしまう |
手術の際に眼窩内脂肪やROOFを除去したり、手術後に小顔専用脂肪溶解注射メソシェイプフェイス小顔専用高濃度脂肪溶解メソカクテルで皮下脂肪などを溶かして、多少まぶたを薄くすることはできるのですが、それでも元々まぶたの薄い人ほど薄くすることはできません。
患者様の希望で非常に分厚いまぶたに、やや幅の広い平行型二重を作った症例写真
手術前

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手術後

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全切開法で、蒙古ひだを乗り越えて二重のラインを作り、平行型二重になったが、分厚いまぶたの印象は強くなっている?
患者様は平行型二重になって満足しているが、本当は奥二重くらいの幅の末広型二重にしたほうが自然で可愛くなったと思われる。 |
②目を閉じた状態や伏し目になったときの傷跡が食い込んで目立ちやすくなる
厚いまぶたの人に幅広い二重を作る場合、上のほうの分厚いまぶたのところで皮膚を切開して癒着させて二重のラインを作ることになります。
そうすると、目を閉じた状態や伏し目になった状態での傷跡が食い込んで目立ちやすくなることがあります。
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上のほうの分厚いまぶたのところで皮膚を切開して癒着させて二重のラインを作ることになるので、目を閉じた状態や伏し目になった状態での傷跡が食い込んで目立ちやすくなる |
傷跡が食い込まないように癒着を緩くすると、はっきりしない浅い二重のラインになったり、癒着が取れて二重のラインが外れてしまうことがあります。
まぶたの分厚い人に幅広い二重を作る場合は、強力な癒着をさせる必要があるのです。
狭い二重を作る場合は、下のほうの薄いまぶたを切開して癒着させて二重のラインを作るので、傷跡が食い込んで目立つことはありません。
患者様の希望で分厚いまぶたに、幅広い平行型二重を作った症例写真
手術前
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手術後
メイクなし
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幅広い平行なったが、二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんで、まつ毛の生え際に覆い被さっている。 |
目を閉じた状態
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目を閉じると、やや傷跡が食い込んで目立つ? |
メイクあり
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本人に普段しているアイメイクをしてもらった。
アイラインを書いても奥二重のようにならず、二重のラインがはっきりとわかる。
患者様本人はそれなりに満足している?
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③元々まぶたの開きの悪い人に幅広い二重を作ると、眠たそうな目になる
元々まぶたの開きが悪い人に、眼瞼下垂手術を行わずに、二重の手術をして幅広い二重を作ると、ガチャピンやグーフィーのような眠たそうな目になります。
そのような目の場合、眼瞼下垂手術をするのが良いですが、予算の都合などで二重まぶた切開法だけをする場合は、狭い二重を作るほうがまぶたの開きが悪くならず、あまり眠たそうな目にならないことが多いです。
まぶたの開きの悪い患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
手術前

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手術後

メイクなし
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二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんで、まつ毛の生え際に覆い被さっているため、手術前の一重の状態のときとまぶたの開きは変わっておらず、眠たそうな目のままである。
もっと狭いラインで自然な二重を作れば、まつ毛の生え際に覆い被さっている皮膚が持ち上がって、まつ毛の生え際が見えて、まぶたの開きは良くなったであろう。 |
目を閉じた状態
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無理して幅広い二重を作ったため、目を閉じると、やや傷跡が食い込んで目立つ? |

メイクあり
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本人に普段しているアイメイクをしてもらった。
はでなメイクをするとそれなりに映えるので、本人はそれなりに満足している。
しかし、スッピンやナチュラルメイクになると眠たそうな目になり、不自然さは否めない。 |
④目を開けたときのくい込みが強くなって、キツい印象になる
まぶたの開きが良くて、まぶたが分厚い人に対して、無理して幅の広い二重を作ると、上のほうの分厚い皮膚が強く折れ曲がる二重になり、目を開けたときのくい込みが強くなって、キツい印象になることがあります。
分厚いまぶたの患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
手術前

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手術後

メイクなし
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上のほうの分厚い皮膚が強く折れ曲がる二重になり、目を開けたときのくい込みが強くなった?
キツい印象になってしまったか? |
メイクあり
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本人に普段しているアイメイクをしてもらった。
それなりに満足している?
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⑤二重のラインの下の皮膚がぷっくりして、まつ毛の生え際に覆い被さり、まつ毛の生え際が隠れて見えなくなる
まぶたの厚い人に無理して幅の広い二重を作ると、目を開けた状態で、二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんで、まつ毛の生え際に覆い被さり、まつ毛の生え際が隠れて見えなくなることがあります。
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目を開けた状態で、二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんで、まつ毛の生え際に覆い被さり、まつ毛の生え際が隠れて見えなくなる |
時々、他院で自分に合っていない幅広い二重を作り、わたしに、「ぷっくりしているところの脂肪を取って、ぷっくりを治してください」と言う方がいますが、ぷっくりは脂肪が原因ではなく、幅広い二重を作ったことにより、二重のラインの下の皮膚が余っていることによるものなので、脂肪を取ってもぷっくりは治りません。
そう説明すると、「じゃあ、その余っている皮膚を切除して、ぷっくりを改善してください」と言う方がいらっしゃいます。
確かに、余っている皮膚を切除することができれば、ある程度ぷっくりが改善することになりますが、その場合は二重の幅が狭くなるので、二重の幅は狭くしたくないという方には、それはできないことになります。
まぶたが厚い患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
手術前

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手術後

メイクなし
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二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんで、まつ毛の生え際に覆い被さっている。 |
メイクあり
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本人に普段しているアイメイクをしてもらった。
希望した通りの幅広い平行型二重になり、本人はそれなりに満足している。 |
⑥目を開けた状態での二重のラインが、内側(目頭側)と外側(目尻側)で途切れて尻切れトンボのようなラインになる
無理して幅広い二重を作ると、目を開けた状態での二重のラインが、内側(目頭側)と外側(目尻側)で途切れて、尻切れトンボのようなラインになることがあります。
内側と外側は中央にくらべ、まぶたを開ける力が弱いので、目を開けた状態で、しっかりと皮膚が折り畳まれないからそうなります。
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無理して極端に幅広い二重を作ると、 |
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目を開けた状態での二重のラインが、内側(目頭側)と外側(目尻側)で途切れて尻切れトンボのようなラインになる。 |
まぶたを開ける力が弱い人ほどこうなりやすいです。
また、二重の幅を広げれば広げるほでこうなりやすいです。
既にかなり幅広い二重を作っている患者様の希望で、更に幅広い二重を作った症例写真
手術前

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手術後

メイクなし
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目を開けた状態での二重のラインが、内側(目頭側)と外側(目尻側)で途切れて尻切れトンボのようなラインになった。
二重のラインの下の皮膚は、更にひどくまつ毛の生え際に覆い被さっている。 |
メイクあり
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本人に普段しているアイメイクをしてもらった。
本人は満足している? |
⑦左右差がでやすい
その人に合った一番自然で似合っている二重の幅より広いラインで二重を作ったり、末広型が自然で似合っているのに無理して蒙古襞を乗り越えて平行型二重を作ったりすると、仕上がりに左右差がでやすいというリスクがあります。
元々誰でも左右の顔は非対称にできています。
目も必ず非対称にできており、眼球のついている位置、まぶたを開ける力、まぶたの厚み、まぶたの皮膚のたるみ具合、脂肪のつき具合、蒙古襞の張り方、つり目具合、タレ目具合、眉の位置、眉から目までの距離など、必ず左右非対称があります。
そのため、仮に、完璧に左右対称にデザインし、完璧に左右対称の手術を行ったとしても、元の目の土台の非対称があるため、必ずわずかな非対称は生じてしまうことになります。
また、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、完璧に左右対称に仕上げることは現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく左右差が出ないようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、必ずわずかな非対称は生じることになり、コンピューターグラフィックスのような完全なシンメトリーにすることは不可能です。
作る二重の幅が広ければ広いほど、土台の非対称が強調されて目立つようになります。
そのため、その人に合った一番自然で似合っている二重の幅より広いラインで二重を作ったり、末広型が自然で似合っているのに無理して蒙古襞を乗り越えて平行型二重を作ったりすると、その人に合った一番自然で似合っている二重で手術をするときやそれより狭いラインで手術をするときに比べ、仕上がりに左右差がでやすいというリスクがあります。
⑧腫れが長引く、ハムやソーセージのような二重になる
一般的に二重の手術の術後は、作る予定の二重の幅が腫れることによって更に幅が広くなって腫れが目立ちます。
その人に一番合っている自然なラインで二重よりも幅の広いラインで二重を作れば、当然腫れは目立つし、長引くことになります。
特に、まぶたが分厚くて蒙古襞が張っている典型的な日本人の目の人に対して、蒙古襞を乗り越えて無理して平行型二重を作ったり、幅の広い二重を作った場合は、二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんでまつ毛の生え際に覆い被さり、俗に言う、ハムやソーセージのような二重になりますが、そのハムやソーセージのような二重になる場合は、その部分が腫れによって更に膨らみ、ハムやソーセージのような状態が更に酷くなります。
その上、ハムやソーセージのような二重を作ると、腫れが引くのに非常に長い時間を要し、長いと、完全に腫れが引くまで2~3年かかることもあります。
しかし、完全に腫れが引いてもハムやソーセージのような状態は治るわけではありません。
ハムやソーセージのような二重になりたくない場合は、自分のまぶたに合っていない二重のデザインを医師に要求するのではなく、自分に一番合った自然で似合っている二重のラインを医師に決めてもらうのが良いです。
元の目のデザインに合わない二重を作った症例一覧
症例①
末広型二重の患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
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Before |
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After
(メイクなし)
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術前。
左目が腱膜性眼瞼下垂ではあるが、自然な末広型二重である。
通常は、今の二重のラインのままで左目の眼瞼下垂手術のみをするのだが、患者様の希望で幅広平行型二重を二重まぶたミニ切開法で作ることになった。 |
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術後。
幅広平行型二重になった。
二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんでまつ毛の生え際に覆い被さっているため、眠たそうな印象がある。
左目は下垂の手術はせず、二重を作っただけなので、特に眠たそうな目になっている。 |
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After
(メイクあり) |
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患者様に普段しているメイクをしていただいた。
左目はアイラインを太く引くことにより、まぶたの開きが悪いのを誤魔化してカバーしている。
メイク映えする目になったので、患者様は満足している。 |
症例②
蒙古ひだが強く張っている末広型二重の患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
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Before |
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After
(メイクなし) |
術前。
蒙古ひだが強く張っている末広型二重。
二重自体は自然であるため、二重は弄らず末広型二重のまま目頭切開のみを行うのがよいのかもしれないが、幅広平行型二重を希望された。
目頭切開と二重まぶたミニ切開法を行うことになった。 |
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術後。
幅広平行型二重になった。
二重のラインの下の皮膚はぷっくり膨らんで、まつ毛の生え際が少し隠れている。
二重のラインは目頭側も目尻側も途中でやや途切れ気味である。 |
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After
(目を閉じた状態) |
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切開線の傷跡はやや食い込みが強い。 |
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After
(メイクあり) |
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患者様に普段しているアイメイクをしていただいた。 |
症例③
まぶたの開きがやや悪い奥二重の患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
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Before |
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After
(メイクなし) |
術前。
まぶたの開きがやや悪い奥二重。
幅広平行型二重を希望された。
開きを良くするために、眼瞼下垂手術で行うことになった。 |
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術後。
幅広平行型二重になった。
まぶたの開きは良くなったのだが、二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんでまつ毛の生え際に覆い被さるため、その分まぶたの開きが悪くなってしまっている。 |
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After
(目を閉じた状態) |
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幅が広いため、切開線の傷跡はやや食い込み気味で目立ちやすい。 |
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After
(メイクあり) |
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患者様に普段しているアイメイクをしていただいた。 |
症例④
非常に分厚いまぶたで蒙古ひだも強く張っている患者様の希望で、平行型二重を作った症例写真
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Before |
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After
(メイクなし) |
術前。
非常に分厚いまぶたである。
蒙古ひだも強く張っている。
目と目の間隔はそれほど離れていない。
無難に狭い末広型二重を二重まぶた切開法で作るだけが良いのかもしれないが、平行型二重を希望されたので、目頭切開と二重まぶた全切開法を行うことになった。 |
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術後。
平行型二重になった。
上の方の厚い皮膚が折れ曲がる厚ぼったい二重である。
蒙古ひだの突っ張りを解除したことにより、やや寄り目気味になって、やや外斜視気味になっている。 |
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After
(目を閉じた状態) |
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元々厚いまぶたの上の方の厚い部分の皮膚を切開して癒着させたので、切開線の傷跡は食い込み気味である。 |
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After
(メイクあり) |
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患者様に普段しているアイメイクをしていただいた。 |
症例⑤
まぶたの開きがあまりよくない末広型二重の患者様の希望で、平行型二重を作った症例写真
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Before |
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After
(メイクなし) |
術前。
まぶたの開きがあまりよくない。
はっきりしない末広型の二重のラインがある。
平行型二重を希望されたので、蒙古ひだを乗り上げるように、元の末広型のラインより幅の広い二重のラインを二重まぶた全切開法で作ることになった。
同時に目頭切開も行った。 |
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術後。
平行型二重になった。
二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんでまつ毛の生え際に覆い被さるため、やや眠たそうな印象がある。 |
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After
(目を閉じた状態) |
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切開線の傷跡はやや食い込み気味であるが、元のまぶたの皮膚はそれほど厚くないため、許容範囲内か。 |
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After
(メイクあり) |
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患者様に普段しているアイメイクをしていただいた。
俗に言う、アイラインを引いても奥二重のようにならず、二重だってわかる二重である。 |
症例⑥
非常にキツいツリ目の末広型二重の患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
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Before |
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After
(メイクなし) |
術前。
非常にキツいツリ目である。
狭い末広型二重を二重まぶた全切開法で作るのが無難か?
患者様は幅広めの平行型二重を希望されたので、目頭切開を行って蒙古ひだの突っ張りを少し解除し、二重まぶた全切開法で蒙古ひだを乗り上げる幅広い二重を作ることになった。 |
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術後。
幅広めの平行型二重になった。
二重のラインの下の皮膚がぷっくり膨らんで、まつ毛の生え際に覆い被さっている。 |
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After
(目を閉じた状態) |
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厚いまぶたの上の方の厚い皮膚で切開したため、切開線の傷跡はやや食い込み気味である。 |
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After
(メイクあり) |
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患者様に普段しているアイメイクをしていただいた。
俗に言う、アイラインを引いても奥二重のようにならず、二重だってわかる二重である。
しっかりとメイクをすればそれなりにいいのかもしれない。 |
症例⑦
非常に分厚いまぶたで狭い末広型二重の患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
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Before |
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After
(メイクなし) |
術前。
非常に分厚いまぶたである。
狭い末広型二重であるが、これくらいの二重が一番似合っているであろう。
今のラインのまま全切開して、ROOFと眼窩内脂肪を切除する程度にしておくのが無難か?
患者様は幅広平行型二重を希望されたので、二重まぶた全切開法で作ることになった。 |
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術後。
幅広平行型二重になった。
涙袋にヒアルロン酸注射もしている。
元々分厚いまぶたの上の方の厚い皮膚で二重を作っているので、二重のラインの下の皮膚も分厚い。
まつ毛の生え際は完全に隠れている。 |
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After
(目を閉じた状態) |
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厚いまぶたの上の方の厚い皮膚を切開して癒着させているので、切開線の傷跡は食い込み気味である。 |
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After
(メイクあり) |
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患者様に普段しているアイメイクをしていただいた。
派手なアイメイクをするとそれなりである。 |
症例⑧
まぶたの開きはあまりよくない狭い末広型二重の患者様の希望で、幅広い平行型二重を作った症例写真
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Before |
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After
(メイクなし) |
術前。
まぶたの開きはあまりよくなく、目が窪んでいるのが難点である。
狭い末広型二重である。
このような症例は、眼瞼下垂手術をして、狭い末広型二重を作るのが無難か?
患者様は幅広めの平行型二重を希望されたので、目頭切開と二重まぶた全切開法をすることになった。 |
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術後。
幅広めの平行型二重になった。
まつ毛の生え際は辛うじて見えているが、二重のラインの下の皮膚はぷっくり膨らんでいる。 |
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After
(目を閉じた状態) |
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幅の広い位置で切開して癒着させているので、切開線の傷跡はやや食い込み気味である。 |
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After
(メイクあり) |
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患者様に普段しているアイメイクをしていただいた。
俗に言う、アイラインを引いても奥二重のようにならず、二重だってわかる二重である。 |
施術料金
二重まぶた・全切開法
片目 | ¥148,500(税込) |
両目 | ¥275,000(税込) |
高須幹弥医師の場合 片目 | ¥192,500(税込) |
高須幹弥医師の場合 両目 | ¥385,000(税込) |
脂肪切除をする場合や埋没法の糸を抜去する場合の費用も含まれております。
【全院】
二重まぶた・ミニ切開法(部分切開)
片目 | ¥148,500(税込) |
両目 | ¥275,000(税込) |
高須幹弥医師の場合 片目 | ¥192,500(税込) |
高須幹弥医師の場合 両目 | ¥385,000(税込) |
脂肪切除をする場合や埋没法の糸を抜去する場合の費用も含まれております。
【全院】
目頭切開
片目 | ¥148,500(税込) |
両目 | ¥275,000(税込) |
高須幹弥医師の場合 片目 | ¥192,500(税込) |
高須幹弥医師の場合 両目 | ¥385,000(税込) |
【全院】
この解説で取り上げている施術の料金とリスク・副作用・合併症について
二重まぶた・全切開法
二重まぶた・ミニ切開法(部分切開)
目頭切開