CO2レーザー炭酸ガスレーザー
ずっと気になっていたほくろ・イボ・
あざを
メスを使わずきれいにオフ
メイクでは隠しきれず、鏡を見るたび「これさえなければ」と気になっているほくろ・イボ・あざ。通常小さなものはCO2レーザー炭酸ガスレーザーできれいに除去できます。施術は10分程度、痛みも少ない治療です。腫れが少なく、抜糸の必要もないので、術後すぐから普段と変わらない生活を送れるというメリットがあります。
ただ取るだけでなく、美しい仕上がりを
レーザー治療では、皮膚へのダメージを最小限に抑え、傷跡をできるだけ小さくします。このため、3~6ヶ月後にはほとんど目立たないほどに。また、切除縫縮手術の場合も極細の糸で丁寧に縫い合わせるので、仕上がりはとても自然です。
こんなお悩みをお持ちの方へ
- ①細かなほくろやイボが気になる
- ②大きなほくろやイボで悩んでいる
- ③色の濃いあざをなんとかしたい
- ④メスを使いたくない
施術料金
CO2レーザー炭酸ガスレーザー
ほくろ直径1mm未満 | ¥2,200~¥5,500(税込) |
---|---|
ほくろ1mm×1mm | ¥5,500(税込) |
ほくろ2mm×2mm | ¥11,000(税込) |
ほくろ5mm×5mm | ¥44,000(税込) |
イボ直径1mm未満 | ¥2,200~¥5,500(税込) |
イボ直径1mm以上2mm未満 | ¥5,500~¥11,000(税込) |
あざ(レーザー)1cm×1cm | ¥11,000(税込) |
【全院】
■施術風景、解説動画
施術する部位、レーザーと切除を選ぶポイントなどを、動画で解説します。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
症例のご紹介
首の後ろの巨大な黒子を1回でCO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去した症例写真
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Before
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After(6ヶ月後)
担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、首の後ろにある大きな黒子をとりたくて来院されました。
直径約10mmの盛り上がった黒子でした。
このような大きな黒子は、切除縫縮手術をして1本の傷にするか、CO2レーザー炭酸ガスレーザーで焼いてくりぬくか、2種類の治療法があります。
切除縫縮手術の場合は、黒子の直径の約4倍の長さの細い傷が首の横ジワに沿って残ります(この黒子の場合だと約4cmの傷になる)。
CO2レーザー炭酸ガスレーザーの場合は、黒子の面積と同じか、それより一回り小さい面積の瘢痕が残ります。
また、切除縫縮手術の場合は約1週間後に抜糸に来ていただく必要がありますが、CO2レーザー炭酸ガスレーザーの場合は特別なことがなければ術後に通院していただく必要はありません。
この患者様はCO2レーザーでの治療を選択されました。
術後6ヶ月の時点では肉が盛り上がってほぼ平らになり、赤みも引いてかなり目立たなくなりました。
CO2レーザー炭酸ガスレーザー
ほくろ直径1mm未満 | ¥2,200~¥5,500(税込) |
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ほくろ1mm×1mm | ¥5,500(税込) |
ほくろ2mm×2mm | ¥11,000(税込) |
ほくろ5mm×5mm | ¥44,000(税込) |
イボ直径1mm未満 | ¥2,200~¥5,500(税込) |
イボ直径1mm以上2mm未満 | ¥5,500~¥11,000(税込) |
あざ(レーザー)1cm×1cm | ¥11,000(税込) |
【全院】
CO2レーザー炭酸ガスレーザー
施術の流れを写真で解説
背中の黒子をCO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去キャプチャ(写真)解説 ~高須幹弥の術式の場合~
背中の黒子を2つ、CO2レーザー炭酸ガスレーザーでとってもらうことになりました。
背中の盛り上がってる大きな黒子は、背中を掻くときなどに引っかかるし、何かと刺激を受けて大きくなりやすいので、気になるものです。
まずは消毒します。
次に局所麻酔注射をします。
事前に麻酔クリームを塗ってあり、極細の注射針で注射するので、痛みはそれほど強くありません。
CO2レーザー炭酸ガスレーザーを照射します。
レーザーの熱で黒子の組織を焼灼分解していきます。
少し煙が出て、焦げ臭かったりします。
ある程度焼灼除去できたら、お焦げを消毒綿球で擦りとります。
お焦げをとって綺麗にしました。
まだ少し黒子の組織が残っていて、一部黒いところがあるので、続けてCO2レーザー炭酸ガスレーザーを照射します。
残っている黒子の組織にCO2レーザー炭酸ガスレーザーを照射します。
完全に黒子の組織が除去されました。
治療直後は生傷になっていて少し窪んでいますが、数日~数週間で肉が盛り上がってきて、窪みは目立たなくなっていきます。
もう一つの黒子も同じようにとってもらいました。
施術の流れを写真で解説
顔の黒子をCO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去キャプチャ(写真)解説 ~高須幹弥の術式の場合~
左の頬にある黒子をCO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去します。
最初に消毒綿球で皮膚を消毒します。
消毒が終わりました。
私に関しては、頬の黒子はほとんどのものはCO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去します。
メスで切除して縫合し、シワに沿った1本の傷跡にする方法もありますが、頬などは皮膚や軟部組織が軟らかく、凹凸やたるみもある部位であるため、切除縫合手術をすると、ドッグイヤー(※)ができたり、傷跡の中央が窪んで変形を残しやすいです。
ドッグイヤーなどの変形が生じないようにするには傷跡を長くする必要があるため、結果として非常に長い傷跡を顔に残すことになってしまいます。
そのため、私に関しては、一部のものを除き、大部分の顔の黒子はCO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去します。
因みに、切除縫合手術よりもCO2レーザー炭酸ガスレーザーのほうが一般的に料金が安く、治療後に抜糸に来ていただく必要もありません。
※ドッグイヤー
縫合した傷跡の両サイドが盛り上がって犬の耳のようになること。
CO2レーザー炭酸ガスレーザー照射前に局所麻酔注射をします。
時前に麻酔クリームを塗ってあり、極細の注射針で注射するので、痛みはそれほどありません。
一瞬チクッとする軽い痛みがある程度です。
局所麻酔注射が終わりました。
麻酔を打った部位は、局所麻酔液に入っている血管収縮剤のため、皮膚が白くなっています。
血管収縮剤に入れておくと、治療中ほとんど出血せず、治療後の腫れもほとんどでません。
局所麻酔がよく効いたらCO2レーザー炭酸ガスレーザーを照射します。
レーザーの熱エネルギーで黒子の細胞、組織が分解焼灼されていきます。
もちろん麻酔が効いているので、レーザー照射中の痛みは全く感じません。
レーザー照射した部分を消毒綿で綺麗にします。
まだ黒子の細胞が残っていれば追加照射します。
一部黒子の細胞が残っていたので、残っている部分を追加でレーザー照射します。
焼灼分解された部分を消毒綿球で綺麗にふきとります。
完全に黒子の細胞と組織が焼灼分解され、除去されました。
治療直後はこのように黒子を除去した部分が窪んでいますが、数週間くらいかけて下から肉が盛り上がってきて平らに近づいてきます。
その人の体質、肌質にもよりますが、小さな黒子だと、ほとんど傷跡がわからなくなるくらい綺麗に治ることもあります。
大きめの黒子だと、小さなクレーター跡になって治癒したり、小さな瘢痕になって治癒することもありますが、それでも黒子の黒い色や盛り上がりはなくなるため、治療を行う価値は高いです。
また、取ってしまいたいと思っている黒子は、なるべく早く除去してしまうのが良いことが多いです。
特に顔や背中などの黒子は場所的に刺激を受けやすいため、年月と共にだんだん大きくなったり盛り上がってきたりします。
大きくなってから治療して除去すると大きな跡が残ってしまうことがありますが、小さいうちに除去すれば小さな跡しか残らないし、ほとんど跡がわからなくなることもあります。
施術の流れ
当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。
高須のこだわり
質の良い注射針のみを使用
高須 幹弥 医師
当院の手術の際の局所麻酔注射、ヒアルロン酸注射、ボツリヌストキシン注射の際の注射針には、国産のテルモ針、エンジェルニードルなど、質の良いものだけを使用しています。
一般的に、注射針は、より細く、より切れの良いほうが痛みが少なくなっています。当院で使用している注射針は、細さと切れ味を追及した質の良い注射針。針を刺す際の痛みが少なく、少しでも患者様の苦痛を少なくするために最善の努力をしています。
高須クリニックの注射針の特徴
①針の細さ
注射をするときの痛みは、一般的に、細い注射針ほうが少なく、太い注射針のほうが痛みが強くなります。それは、皮膚や粘膜に注射する際、注射針で皮膚や粘膜の表面に小さな穴を空け、針先が中に入っていくからです。当然、細い針のほうが表面を傷つけるダメージが少なく、痛みが少なくなります。
しかしながら、注射する部位によっては、あまりに細すぎる注射針を使用すると、針が皮膚の硬さに負けてしまい、刺さらない場合も。当院では様々なG(ゲージ)※の注射針を取り揃えており、皮膚の硬さに負けない硬さの注射針で、細いものでは30~34G(ゲージ)※のものをご用意しています。
注射する部位によって使用する針を替え、少しでも患者様の痛みが少なくなるように努力しています。
※G(ゲージ):注射針の太さの単位。 数字が大きいほど細くなります。
②針の外径に対して内径が大きい
当院では、針の外径に対して内径の大きい注射針を使用。
麻酔液やヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどを注射する際、薬液は注射針の内腔を通過して注入されます。外径に対して内径が大きい注射針のほうが、薬液が内腔を通過する時の圧力に対する外径の太さが細いため、その分、細い針を使用することができます。結果的に患者様の痛みが少なくなります。
③針の切れ味が鋭い
当院では切れ味の鋭い注射針を使用。
切れ味が鋭い注射針は、皮膚や粘膜を貫く際、抵抗が少なくスムーズに針が入っていくため、痛みが少なくなります。④様々な長さの注射針を取り揃えている
一般的に、薬液を注入する際、浅い層に注入する場合は短い注射針を用い、深い層に注入する際は長い注射針を用います。
当院でも同じように、皮膚の狭い範囲に注入する際には短い注射針を用い、広い範囲に注入する際には長い注射針を用いて注射を行っています。特に、広い範囲に注入する場合、短い注射針で行うと、何回も針を刺すことになってしまい、その分、患者様の痛みが強くなります。そのため、広い範囲に注入時には、少しでも痛みを軽減させるために専用の長いカテラン針などを使用しています。
手術後、注射後などの腫れを引かせる漢方薬「治打撲一方」について
高須 幹弥 医師
当院では、手術後や注射後などの腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」を常備しております。
治打撲一方は、元来、その名が示すよう、打撲の治療に用いる内服薬であり、江戸時代中期の医者香川修庵によって考えられた薬です。
患部の血行をよくするとともに、腫れや痛みをやわらげる効果があります。
打撲以外にも、外科手術後の腫れや痛みに対しても一般的に使われており、美容整形の手術や注射などの後にも使用することができます。【治打撲一方の成分】
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。
治打撲一方の構成生薬は下記の7種類です。
・桂皮(ケイヒ): クスノキ科カツラの木の樹皮を乾燥させたもの。薬効は、体を温め、痛みを止め、血行を改善する作用があります。
・川芎(センキュウ): セリ科センキュウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環をよくし、痛みを止める作用があります。
・川骨(センコツ): スイレン科コウホネの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環と水分の循環をよくし、内出血を治す作用があります。
・甘草(カンゾウ): マメ科カンゾウの根を乾燥させたもの。薬効は、消化を整え、痛みを止める作用があります。
・大黄(ダイオウ): タデ科ダイオウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、便通をよくし、血行を改善する作用があります。
・丁子(チョウジ): フトモモ科チョウジノキの蕾。薬効は、腹を温め、痛みを止める作用があります。
・撲樕(ボクソク): ブナ科クヌギの樹皮を乾燥させたもの。薬効は、皮膚の排膿を促す作用があります。桂皮と丁子は発散性の生薬で、患部の熱や痛みを発散して治します。
大黄と樸樕には収斂作用があり、熱や腫れを冷ます効果が期待できます。
そのほか、血液循環をよくする川芎、止血作用の川骨、緩和作用のある甘草などが配合されます。
これらの成分が一緒に働くことで、相乗作用があり、よりよい効果を発揮します。用法
通常、朝昼夕の3回、1包2.5gずつ、食前又は食間に経口服用します(1日3包内服するということです)。
主に手術後の腫れの強い間に内服します(手術後3日~2週間程度のことが多いです)。
手術、注射などの治療後に服用を希望される方に処方させていただきます。料金
1包 : ¥110(税込)【全院】
内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」
高須 幹弥 医師
高須クリニックでは、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しています。
主成分は、ラクトフェリンをナノ脂質(リポソーム)に封入したもので、皮膚に浸透しやすく、お肌に優しいクリームです。
ラクトフェリンとは、母乳・涙・汗・唾液などの分泌液に含まれる鉄結合性の糖タンパク質です。
内出血は、赤血球中のヘモグロビンに含まれる鉄の色が大きな素ですが、ラクトフェリンは鉄と結合して排出する作用(鉄キレート作用)が非常に強く、内出血の色を早く消す効果があります。
また、ラクトフェリンには抗炎症作用や、抗菌作用、抗酸化作用もあり、メタロプロテアーゼ(細胞外マトリックスを分解する酵素)に対するキレート作用もあります。
サイトカインの過剰な産生を抑制し、炎症部位における白血球の過剰な動員および活性化を阻害する状態になり、内出血の回復に効果が期待されます。
当院では、ヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注射による治療の際、極細の注射針を使用し、細心の注意をはらい、治療しているため、内出血は起こりにくいのですが、体質などの理由により、稀に起こってしまうことはあります。
目元の手術やエイジングケア手術などでも内出血が生じてしまうことはあります。
内出血が生じてしまうと、通常、治まるまでに1週間程度かかり、長い場合は2週間程度かかってしまうこともあります。
その場合、ケラスキンクリームを用いることにより、早く内出血を引かせることができます。使用方法
1日2回、患部の皮膚に塗布し、指で優しくマッサージします。
1回につき約0.15ml使用しますが、部位によって適宜増減し、調整します。
薬を塗布し、皮膚に吸収された後、メイクをしていただくことができます。
手術後の縫合してある傷の部分にケラスキンを塗布することも可能です(抜糸する前の糸がついている傷に塗布することが可能ですが、糸がついている状態の傷にメイクすることは勧めていません)。料金
5ml : ¥2,200(税込)【全院】
術前・術後の注意事項・アフターケア
施術時間 | 10分程度 |
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術後の通院 | なし |
術後の腫れ | 極わずか |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | クリーム麻酔と局所麻酔併用 |
術後の洗顔について
黒子をCO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去した後の洗顔は、治療当日から可能です。治療直後は、黒子のあった部位は少し窪んでいて、ジュクジュクした生傷の状態になっています。特に最初の1週間くらいは、黒子のあった部位はあまり擦らないように洗ってください。
治療当日から洗顔フォーム、洗顔料、石鹸を使って洗顔していただいてかまいませんが、しばらく黒子のあった部位は窪んでいるので、洗い終わった後、窪んでいるところに洗顔料などが溜まって残らないように、しっかりすすいでください。術後のメイク・お化粧について
黒子をCO2レーザー炭酸ガスレーザーで除去した直後は、黒子のあった部位は窪んでいて、ジュクジュクした生傷の状態になっています。元の黒子の大きさ、深さにもよりますが、3~7日くらいするとジュクジュクしていたところにかさぶたができて、乾いた状態になります。乾いた状態になれば黒子のあった部位にファンデーションを塗ったり、メイクしていただいても大丈夫です。
メイクした後、洗顔する際は、黒子のあった部位にファンデーション等が残らないようにしっかりとすすいで洗い流してください。かさぶたが張るまでのジュクジュクしている間に、どうしてもメイクしたい場合は、黒子のあった部位を避けてメイクしていただいても大丈夫です。
黒子のあった部位もメイクしたい場合は、黒子あった部位に専用のテープを貼って、その上からメイクすることができます。
リスク・副作用・合併症について
黒子の再発の可能性について
CO2レーザー炭酸ガスレーザーによる黒子除去治療のリスク、副作用に、黒子の再発の可能性というものがあります。
黒子除去治療は、メスで切除縫縮する方法とCO2レーザー炭酸ガスレーザーで分解焼灼する方法があります。
切除縫縮する場合は、確実に黒子を切除してしまえば、まず再発することはないのですが、CO2レーザー炭酸ガスレーザーで治療する場合はごく稀に再発することがあります。
正確にいえば、再発するのではなく、黒子の取り残しがあり、それが後から小さく現れるのです。
何故、取り残しが生じてしまうのかというと、それには理由があります。
CO2レーザー炭酸ガスレーザーによる黒子除去治療というのは、黒子を根っこまで焼いてしまう治療で、治療直後は黒子の大きさだけポッコリと穴があいており、数週間~数ヶ月かけて穴が縮んで平らになってゆき、目立たなくなっていくものです。
小さな穴だと、数ヶ月でほとんど跡形もなく消えてしまうのですが、大きな穴をつくってしまうと、数ヶ月経って治癒しても元々あった黒子の面積よりも一回り小さい水疱瘡の後の様なクレーター痕が残ります。
もちろん、小さいクレーター痕が残っても、元々あった黒子よりも目立たない跡になるし、黒子というのは年々大きくなっていくものなので、治療することによって大きくなる心配がなくなるので治療する価値があるのです。
大きな穴をレーザーであけてしまえば取り残しはないのですが、逆に痕が目立ってしまうのです。
そのため、なるべく痕が目立たないように小さな穴で治療するのですが、そうすると1/10くらいの確率でわずかな取り残しがあり、その場合は数ヶ月経って小さく黒くポツっと再発するのです。
再発してしまった場合は、黒くポツっとしたところだけをCO2レーザー炭酸ガスレーザーで焼くだけで済みます。
高須クリニックでは、万が一再発してしまった場合、1年以内は診察料のみで再治療させていただきます。
黒子のCO2レーザー炭酸ガスレーザー治療で再発してしまうのは、少しでもきれいに治してあげたいという気持ちの現れなので、もし再発してしまったら、申し訳ございませんが再治療にお越しください。
傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性について
黒子のCO2レーザーのリスク、副作用に、傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性というものがあります。
黒子のCO2レーザーは、黒子のある部分の皮膚に局所麻酔注射を行った後、CO2レーザーを照射し、黒子を焼灼、分解、除去する治療です。
治療をした部位の皮膚は、直後は窪んでいますが、数日~数週間かけて肉が盛り上がっていき、傷跡自体も収縮していきます。
体質などにもよりますが、元の黒子が小さい場合は、最終的にほとんど跡形もなくなって目立たなくなることもあります。
元の黒子が大きい場合は、最終的にニキビや水疱瘡の痕のように、クレーター状に窪んだ跡が残ることもあります。
また、治療をして3ヶ月くらいの間は傷跡が赤くなったり、盛り上がったりして、多少目立つこともあり、その傷の状態のことを肥厚性瘢痕といいます。
個人差がありますが、通常、手術後3ヶ月くらいがピークで肥厚性瘢痕になり、赤みや盛り上がりが生じることが多く(これも個人差があり、体質によってはほとんど肥厚性瘢痕にならない人もいます)、その後は3ヶ月から1年くらいかけて赤みや盛り上がりが引いていき、白く目立たない傷跡になっていきます。
ただし、稀に、肥厚性瘢痕の赤みや盛り上がりが引くのにもっと時間のかかる体質の人もいらっしゃいます。
また、ケロイド体質の人は、肥厚性瘢痕よりも盛り上がるケロイドになることもあります。
肥厚性瘢痕の赤みや盛り上がりがなかなか引かない場合やケロイドになった場合は、傷跡の盛り上がりを早く引かせるステロイドホルモンを傷跡に直接注射する治療などをさせていただくことがあります。
また、肥厚性瘢痕やケロイドは、身体の部位によってできやすい場所とできにくい場所があり、比較的できにくい場所は顔、できやすい場所は胸、肩、膝や肘などの関節の周りです。
窪みが残る可能性について
黒子のCO2レーザー治療のリスク、副作用に、治療後に窪みが残る可能性ということがあります。
黒子をCO2レーザーで治療する場合、黒子の周囲に局所麻酔注射を行い、CO2レーザーを照射して黒子を焼灼、分解します。
その際、黒子の細胞を残らず焼灼しないと、残った黒子の細胞から黒子が再発するため、黒子の細胞を残さずに焼灼する必要があります。
すると、根っこの深い黒子を焼灼すると、治療直後に、皮膚にぽっかり深い穴が空くことになります。
治療後は、肉芽が盛り上がったり、傷跡が収縮することにより、深い穴は小さくなることが多いのですが、元の黒子の面積が大きく、根っこも深い場合は、ニキビのクレーター跡や水疱瘡の跡のような窪みが残ることがあります。
どれくらいの跡が残るのかは、患者様の体質、肌質、黒子の面積、黒子の根っこの深さなどによるのですが、一般的に黒子の面積が大きくて根っこが深いほど跡が残りやすいです。
ただし、全ての場合の黒子のCO2レーザー治療において窪みが残るわけではなく、小さい黒子を治療する場合は、ほとんど跡形もなく綺麗に治ることもあります。
また、多少窪みが残ったとしても、早めに黒子をCO2レーザーで除去しておいたほうが良い場合もあります。
根っこが深い黒子は盛り上がりのある黒子であることが多いです。
盛り上がっている黒子は色々な刺激を受けやすく、黒子は刺激を受けると大きくなる性質があるからです。
大きくなってから治療するよりも小さいうちに治療しておいたほうが小さな綺麗で済むため、自分が取りたいと思っている黒子は、たとえ多少の跡が残っても早い内に治療しておいたほうが良いことがあります。
ドクターズボイス
ほくろには悪性と良性のものがあるので、医師が診察してから取るのがよいでしょう。美容整形の医師は仕上がりの美しさにとてもこだわるので、傷跡をできるだけ残さずに除去できます。
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