実際の施術をドクターが解説
この解説動画、写真解説では手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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耳介軟骨移植は、耳の軟骨の一部を切り取って鼻先に移植して縫い合わせる手術です。
鼻先が上に向いた「ブタ鼻」や、鼻先が曲がった「わし鼻」、鼻先が厚く丸い「だんご鼻」など、鼻先を高く、スマートに整えたい方に向いています。
形や厚みなど細かなデザインの調整ができ、自分の体の一部を使うので、見た目も、触り心地もごく自然。
効果が半永久的に続くのも特徴です。
耳介軟骨移植は、耳の穴の中や耳の裏側から軟骨を採取し、鼻の穴の中を3~4mmほど切って鼻先などに挿入します。
軟骨を移植する量や場所を細かく調整できるため、鼻先を高くする以外にも、鼻のバランスを整える、鼻の穴を目立たたなくする場合に向いています。
鼻の中から切開するので傷跡はほとんど目立たず、とても自然な仕上がりが期待できます。
また、術後の変形やアレルギー反応といった心配もありません。
自分の軟骨を使うため、効果が半永久的です。
鼻先を高くするL型プロテーゼの場合、将来的に皮膚を突き破って飛び出るリスクがありますが、その心配がありません。
患者様の鼻の形に合わせて、大きさ、厚さ、形が自由に調整できます。
術後にギブスやテーピングの固定も必要ありません。
極端に鼻先の高さを出すことはできません。
軟骨の量や大きさ、移植場所によりますが、最大でも3mm程度となります。
無理して入れすぎると、横に広がって団子鼻になる、軟骨の輪郭が浮き出て不自然になることがあります。
その人に合った軟骨の移植量や、軟骨を移植できる量の限界は、カウンセリング時に的確に診察して説明させていただきます。
耳介軟骨移植に使用する軟骨は、
のどちらかから、少量採取します。
耳の穴の中の入り口の部分を皮膚切開し、軟骨を採取します。
耳の真ん中の窪んでいる部分から採取する場合は、耳の裏側を皮膚切開し、軟骨を採取します。
採取後は耳甲介の軟骨を採った部分に血液が溜まらないように、軟膏ガーゼを約1週間詰め、表面をガーゼで覆います。
いずれの方法も局所麻酔が効いているので、手術中は全く痛みを感じませんが、約1週間後に抜糸が必要です。
また、耳の形が変形したり、聴力に影響が出るといったことはありません。
軟骨は鼻先や鼻柱に移植しますが、移植するデザインや部位、方向によって、仕上がりが異なります。
斜め上方向、前方、斜め下方向の3種類があります。
元の鼻にもよりますが、耳介軟骨移植では最大で3mm程度鼻先を出すことができます。
斜め上方向に軟骨を移植します。
アップノーズ気味の鼻先になります。
鼻先の高さがほしい人には、前方に軟骨を移植することが最も効果的です。
鼻先が潰れているのを改善したいという人にも向いています。
斜め下方向に軟骨を移植します。
正面から見て鼻の穴が目立つのが嫌だという人に行うと、鼻の穴が目立たなくなったようになることが多いです。
耳介軟骨移植を鼻柱が奥に引っ込んでバランスの悪い鼻に行うと、バランスの整った鼻になります。
元の鼻にもよりますが、耳介軟骨移植では最大で2~3mm程度鼻柱を出すことができます。
一般的には、小鼻(鼻翼)の付け根の位置と、鼻柱の付け根の位置が同じ高さにあるとバランスが良いといわれています。
小鼻の付け根の位置より鼻柱の付け根の位置が奥に引っ込んでいる人には、なるべく同じ高さになるようにすることが多いです。
鼻柱に耳介軟骨移植をすれば、手術前に比べて、確実に鼻柱の位置が下に下がるため、鼻の下が長い人に行うと、相対的に鼻の下が短くすることができます。
耳介軟骨移植を左右の鼻の穴の間の辺り(鼻柱基部)が奥に引っ込んでいてバランスの悪い鼻・口元に行うと、バランスの整った鼻・口元になります。
耳介軟骨移植で、左右の鼻の穴の間の辺りを持ち上げることにより、ほうれい線の凹みや影、ゴボ口・出っ歯の印象が緩和され、立体的で上品な印象になります。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
※ドクターによってはコンピュータシミュレーションを行わない場合もございます。
耳介軟骨移植は、移植する軟骨の量や場所によって自由にデザインができるため、患者様の希望をかなえやすい手術です。
高須クリニックでは、治療経験が豊富でデザインセンスの高い形成外科医がカウンセリングから担当。
手術の前にじっくりとカウンセリングを行い、一人ひとりの鼻の形や顔のバランスに合わせて仕上がり具合をコンピュータでシミュレーション。仕上がりを施術前にイメージすることができます。
※ドクターによってはコンピュータシミュレーションを行わない場合もございます。
軟骨の採取から移植までの手術では、極細の針による注射で局所麻酔をしてから行うので、術中の痛みは少なくて済みます。 また術後に包帯やテープなどを使用して保護する必要がなく、手術直後でも他人に気づかれる心配はありません。
軟骨を採取する耳の部分は、耳の穴の中の入り口や、耳の裏側の皮膚を切開するため、目立つことなく、ほとんど気になりません。
鼻先への移植も鼻の穴の中を3~4mmほど切開して軟骨を挿入するので、傷跡はほとんど目立ちません。
¥385,000(税込) |
【全院】
※銀座高須クリニック 木、金曜日限定 部分モニターキャンペーン。
※ドクターの指名はできません。
※各施術毎月3名限定になります。
※予約の状況によって受付できない場合があります。
※HP、SNS等掲載の部分モニターになります。術後の経過写真を撮るために、何回か通院していただく必要があります。
※患者様の状態やご希望によっては、モニター希望にそえない場合もあります。
※モニターが可能かどうかの最終判断は、診察の上で決定させていただきます。
※他の割引との併用はできません。
※ポイントの利用不可、ポイント付与対象外。
耳介軟骨移植耳の軟骨を移植して鼻先高くしたり形を整える手術
¥385,000(税込) |
【全院】
耳介軟骨移植
個人差はありますが、腫れが3日~7日程度続きます。
当院では、手術後や注射後などの腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」や、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しており、希望される方に処方させていただきます。
鼻先や鼻柱がちょっと膨らんだように腫れるため、マスクをすれば、手術翌日から出勤や登校していただくことができます。
当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。
施術時間 | 30~60分程度 |
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術後の通院 | 1回 |
術後の腫れ | 強い腫れは約3~7日(個人差あり) |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
リスクについては、あくまで起こり得る可能性があるすべての内容について表記しています。実際にはすべてが起こらないようしっかりと対策し、細心の注意を払って手術を行っています。
腫れのピークは手術当日~手術翌日で、その後は時間と共に引いていきます。
1~2週間経過すれば、大部分の腫れは引き、完全に腫れが引いて完成するのは、個人差がありますが、だいたい3~6ヶ月かかります。
※術後の腫れの強さ、腫れが引くまでの期間の長さは個人差があります。
鼻の耳介軟骨移植手術をする際、手術部位の皮膚や粘膜を消毒し、無菌操作下に行います。
しかし、どれだけ厳重に無菌管理下に一連の手術を行っても、手術中感染を起こす可能性は0ではありません。
万一感染した場合、手術後数日以内に鼻の耳介軟骨を移植した部分が赤く腫れて痛みが出てくることがあります。
その場合は、抗生剤の投与等、最善の処置をさせていただきます。
鼻先の耳介軟骨移植希望の患者様のカウンセリングをしていると、「できる限りおもいっきり鼻先を出してください」と御要望いただくことがあります。
そのような患者様には、なるべく御希望にそえるように手術させていただくのですが、軟骨を移植すればするだけきれいに鼻先が出るわけではありません。無理して大量に移植してしまうと、きれいに鼻先が出るのではなく、横に広がって団子鼻になってしまうことがあります。また、鼻先の皮膚の薄い人に無理して大量に移植してしまうと、軟骨の輪郭が浮き出て不自然になってしまうことがあります。
誰でも、その人に合った軟骨の移植量や、軟骨を移植できる量の限界というものがあるので、カウンセリングの際に的確に診察して説明させていただきます。
耳介軟骨移植のリスク、副作用に、仕上がりの左右差が生じる可能性というものがあります。
そもそも、人間の顔は必ず左右非対称にできています。
鼻も必ず非対称にできています。
土台の骨格には必ず非対称、歪み、曲がりがあり、それにより、鼻筋も曲がり、鼻先は左右のどちらかに向いており、小鼻の形、小鼻の付け根の位置、鼻の穴の大きさ、鼻の穴の形、鼻柱の形、鼻中隔なども必ず左右差があります。
そのため、仮に、完璧に左右対称にデザインし、完璧に左右対称の手術を行ったとしても、元の鼻の土台の非対称があるため、必ずわずかな非対称、曲がりは生じてしまうことになります。
また、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、完璧に左右対称に仕上げることは現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく左右差が出ないようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、必ずわずかな非対称や曲がりは生じることになり、コンピューターグラフィックスのような完全なシンメトリーにすることは不可能です。
鼻の耳介軟骨移植のリスク、副作用に、仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性というものがあります。
鼻の耳介軟骨移植を希望される患者様の中には、鼻先や鼻柱の高さ、形、出る方向などのデザインを非常に細かく要望される方がいらっしゃいます。
中には、憧れの芸能人などの顔の写真を見せて、「この人と同じような形の鼻にしたい」などのようにおっしゃり、他人と全く同じ鼻にしようと希望される方もいらっしゃいます。
しかし、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、何でも自由自在に形を変えることは現実的、物理的に不可能です。
また、鼻や鼻周囲の構造は、人によって千差万別であり、鼻のついている位置、鼻の骨や軟骨の構造、額の形、額の出具合、眉間の形、額の出具合、口元の形、口元の出具合、鼻の皮膚の厚み、鼻先の脂肪のつき具合、鼻翼の形、大きさなど、必ず解剖学的な個人差があります。
土台が違うのに、表面的に耳介軟骨移植で鼻先や鼻柱を出しても、他人と全く同じ鼻を作ることは、やはり現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく患者様の希望の形に近づくようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、患者様が非常に細かいデザインを要望される場合、完璧にその通りに仕上げるのは不可能である場合が多いです。
耳介軟骨移植でちょっと知っておきたいマメ知識をお届けしています
軟骨の移植量は、その方が目指す鼻の理想形によって変わってきます。そして、鼻は顔の中でも特に立体的なパーツなので、正面だけでなく横から見たときの形も重要。当院では、移植量を微妙に調整し、どこから見ても美しい鼻を作り上げます。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。