帝王切開の傷跡
赤く太く盛り上がっている
諦めていたお腹の傷跡もきれいに
出産後の痛みも傷跡も大きな『帝王切開』。赤ちゃんと出会えた喜びはかけがえのないものですが、育児に慣れてくるとお腹にできた帝王切開の傷跡が気になってくる方も多いのではないでしょうか。
赤く盛り上がったような傷跡も、美しい仕上がりを目指す美容医療の傷跡修正術で徐々に目立たなくしていくことができます。
帝王切開の傷跡について
帝王切開の傷跡には、縦の方と横の方がいらっしゃいます。
もし、縦か横かを選べるなら、横に切る方がやがてお腹のしわに馴染んで傷跡は目立ちにくくなります。横の傷跡ならショーツの中に隠れるので、ビキニの水着を着ることだってできます。
けれども帝王切開は縦に切る場合が多く、緊急帝王切開では選ぶこともなかなかできません。
切開した傷は、どうしても開こうとするテンションがかかるため、しっかり縫う過程で太い線となって盛り上がってしまうことがあります。こうした太く赤い線も、通常は時間の経過ともにピンクへと変わり、やがて白い瘢痕となって目立たなくなっていきます。
ケロイドとは?
皮膚が盛り上がって赤くただれたようになってしまった状態です。怪我や手術などの傷跡、火傷、ニキビなどをきっかけに、炎症が持続してコラーゲンが過剰に産生することで起こります。
帝王切開の傷跡修正では、「注射」と「レーザー」を組み合わせることで他の皮膚と変わらない状態へと導いていきます。
治療方法1
盛り上がりをなめらかにする注射:「ケナコルト」
・ケロイドの原因になっているコラーゲンの過剰産生と炎症を抑えるのがケナコルト。
・赤く盛り上がっている傷跡に直接注射する。
・効果が出てくるのは、数日から数週間後。
・盛り上がりの程度にもよるが、通常、1ヶ月程度の間隔で数回の治療を行う。
治療方法2
赤みを和らげるレーザー:「Vビーム」
赤みを和らげるレーザー:「赤味除去色素レーザー」
・赤みのあるニキビ跡や赤あざなど、赤みのある症状に効果を発揮するのがVビーム赤味除去色素レーザー。
・赤い色のみに反応し、赤みの原因になっている余分な毛細血管や色素を除去する。
・気になる部分に照射するだけで、痛みも少なく5~15分程度で治療完了。
・照射後、数日で効果を感じてくる。
・1回でも効果を実感できるが、3回以上行うと他の皮膚と変わらないようになっていくことが多い。
・盛り上がりがほとんどない場合は、Vビーム赤味除去色素レーザーのみで治療する。
赤く盛り上がっている傷跡は、最初にケナコルト注射で皮膚をフラットにしてからVビーム赤味除去色素レーザーを行うのが効率よくきれいにできる方法です。
術中も術後も快適に
ケナコルトの治療は盛り上がった傷跡に沿って何度か注射を繰り返すため痛みを伴います。Vビーム赤味除去色素レーザーはほとんど痛みのないレーザーですが、熱エネルギーを照射するため多少の熱さを感じます。こうした刺激を軽減するため事前にクリームによる麻酔をします。術中の刺激が和らぐため、術後の腫れや痛みも少なくて済みます。
一人ひとりに合わせて、
最適ショット(Vビーム赤味除去色素レーザー)
帝王切開の傷跡と一口にいっても、大きさや色味などの状態は人それぞれ。色素が集中している部分に、まんべんなくVビーム赤味除去色素レーザーを照射すればいいというものではありません。高須クリニックでは、一人ひとりの状態に合わせて、照射出力や照射位置、ショット回数を調整。効果が実感できる、丁寧な施術を行います。
こんなお悩みをお持ちの方へ
- ①盛り上がった傷跡がいつまでも残っている
- ②赤い線が目立っていて気になる
- ③1年以上経っても傷跡が薄くならずゆううつ
- ④水着になったり温泉や銭湯に行くときに気をつかう
施術料金
ケナコルト注射
1回 | ¥55,000(税込) |
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※傷跡、ケロイドは¥11,000(税込)
【全院】
Vビーム赤味除去色素レーザー
1回(500円玉大) | ¥33,000(税込) |
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【銀座高須クリニック、名古屋、栄】
リスク・副作用・合併症について
ケナコルト注射
Vビーム赤味除去色素レーザー
実際の施術をドクターが解説
高須英津子医師が治療法について解説させていただきます。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
施術の流れ
当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。
術前・術後の注意事項・アフターケア(ケナコルト注射)
施術時間 | 約5~10分 |
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術後の通院 | なし |
術後の腫れ | ほとんどなし |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | クリーム麻酔 |
術前・術後の注意事項・アフターケア(Vビーム赤味除去色素レーザー)
施術時間 | 約5~15分 |
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術後の通院 | なし |
術後の腫れ | ほてった感じに赤くなることあり(個人差あり) 冷却してから帰宅 |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | クリーム麻酔 |
リスク・副作用・合併症について
注射部位の組織の萎縮や皮膚の毛細血管拡張・ケロイド周辺のくぼみ
ケナコルトは局所への注射であるため、全身への副作用が生じることはほとんどありません。
まれに注射部位の組織の萎縮や皮膚の毛細血管拡張・ケロイド周辺のくぼみがあります。生理不順
ケナコルト注射のリスク、副作用、合併症に、ごくまれに生理不順になる場合があります。
皮膚の発赤などについて
Vビーム赤味除去色素レーザーのリスク、副作用、合併症に、照射後の皮膚の発赤、ほてりがあります。
全ての人に生じるわけではありませんが、肌が弱い人や敏感肌の人に強いエネルギーで照射した場合に肌が赤くなり、ほてった感じになります。
その場合、照射後に保冷剤で肌を冷やしていただくと数分~数十分程度でほとんど赤みやほてりは引いてしまいます。
また、肌が強い人に関しては、ほとんど赤みやほてりが出ない場合もあります。
ドクターズボイス
帝王切開の傷跡は改善するのが難しく、仕方がないと諦めている方も多いようです。普段は人目につかないので気にしていない場合も、やっぱりなんとかしたいという気持ちが高まるときもあるでしょう。ケナコルト注射とVビーム赤味除去色素レーザーを適切に施術すれば、他の肌と馴染んで目立たなくなります。縦に入った太く盛り上がった赤い線もかなり改善できるので、ぜひ一度、カウンセリングを受けてみてください。
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