実際の施術をドクターが解説
この解説動画、写真解説では手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
笑ったときに歯茎が大きくのぞいてしまうのが、『ガミースマイル』。どんなにキレイな顔立ちや歯並びでも、歯茎が目立ってしまっては、気になってなかなか思い切り笑うことができません。
ガミースマイルの治療で一般的なのは、耳介軟骨を移植する手術とボツリヌストキシン注射の2つ。
手術の場合、耳の後ろの軟骨(耳介軟骨)を切り取り、鼻と上唇の境目に挿入することで解決できます。手術は鼻の穴の内側から行うので、外から傷が見える心配はなし。耳介軟骨は1年ほどで再生するので、傷跡も気になりません。
尚、手術をしたくない人には、ボツリヌストキシン注射で治療する方法もあります。
手術の場合は、極細の針による注射で局所麻酔をしてから行うので、術中の痛みは少なくて済みます。特殊は細い糸で縫合するため、傷跡が目立たず、仕上がりはとても自然。術後の腫れや痛みもわずかで、手術当日からシャワーやメイクもOKです。
耳介軟骨を切除後の傷跡。耳介軟骨は耳の穴の中や後ろから採取するため、傷跡は目立ちません
¥385,000(税込) |
高須幹弥医師の場合 ¥550,000(税込) |
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
施術1ヶ月半後の経過、腫れ、痛み、傷跡(鼻の中、耳介軟骨を採取した部分)についてお話します。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
ガミースマイルを治す手術(耳介軟骨移植)の詳しい術式について解説させていただきます。
ガミースマイルは、笑ったときに歯茎が大きく露出してしまう状態のことをいいます。
普通の状態。
笑ってもあまり歯茎がでない。
ガミースマイルの人。
笑うと歯茎が大きく露出する。
改善するためには、ボツリヌストキシン注射と手術による方法があります。
ボツリヌストキシン注射は、腫れが少なく、ダウンタイムがないというメリットがありますが、効果は6ヶ月程度でなくなってしまいます。
手術の場合は効果が半永久的であるため、半永久的な効果をご希望の方には手術することをご提案しています。
以下にガミースマイル手術(耳介軟骨移植)の詳しい術式について詳しく解説させていただきます。
耳介軟骨を移植する上口唇の部分と、耳介軟骨を採る部分に局所麻酔注射をします。
麻酔クリームを塗ってから極細の注射針で麻酔するので、痛みはわずかです。
耳介軟骨を移植する上口唇の部分に局所麻酔注射をする。
耳介軟骨を採る部分に局所麻酔注射をする。
麻酔クリームを塗ってから極細の注射針で麻酔するので、痛みはわずか。
移植するための耳介軟骨を採取します。
ガミースマイル修正手術を耳介軟骨移植で行う場合、比較的大きな軟骨が必要になるため、耳甲介(耳の真ん中の窪んでいる部分)から軟骨を採取することになります。
耳の裏側を皮膚切開し、軟骨を採取します。
耳甲介(耳の真ん中の窪んでいる部分(赤枠内の部分))から軟骨を採取する
耳の裏側の皮膚を切開し、
板状の軟骨をくり貫いて採取する。
フレームワークを残して軟骨を採取するので、耳の形が変形したりすることはない。
耳介の軟骨を採取するだけなので、聴力に影響がでることはもちろんない。
傷跡は細い糸で縫合し、耳甲介の軟骨を採った部分に血液が溜まらないように、軟膏ガーゼを約1週間詰め、表面をガーゼで覆います。
耳甲介の軟骨を採った部分に血液が溜まらないように、軟膏ガーゼを丸めて、枕固定する。
ガーゼで耳を覆い、保護する。
右の鼻の穴の中を切開し、鼻の下から上唇まで、耳介軟骨を挿入、移植するためのポケットを作るため、皮下剥離します。
右の鼻の穴の中を切開し、
鼻の下から上唇まで、耳介軟骨を挿入、移植するためのポケットを作るため、皮下剥離する。
剥離して作成したポケットに耳甲介軟骨を挿入、留置します。
右の鼻の穴の中の切開した傷から、耳甲介軟骨を挿入する。
鼻柱基部から上口唇にかけて耳甲介軟骨が入る。
すると、耳甲介軟骨がつっかい棒になり、笑ったときに歯茎が見えにくくなる。
鼻の穴の中の傷は細いナイロン糸で縫合します。
傷跡も縫合糸も鼻の穴の中なので、外からはほとんど見えず、目立ちません。
縫合した糸は約1週間後に抜糸します。
耳の軟骨ガーゼも1週間後に除去し、表面のガーゼも全て取り去り、抜糸もします。
傷跡は耳の裏なので目立たないし、ほとんど気になりません。
耳の後ろの傷跡はほとんど目立たない。
耳の形が変形することはないし、聴力に影響が出ることもない。
術後。
普段笑っていないときの顔は手術前と変わらない。
笑ったときの上唇の上がりが少なくなり、歯茎が見えにくくなる。
笑ったときの表情がひきつったり不自然になることはない。
耳介軟骨移植の際の軟骨採取について解説させていただきます。
ガミースマイル修正手術を耳介軟骨移植で行う場合、比較的大きな軟骨が必要になるため、耳甲介(耳の真ん中の窪んでいる部分)から軟骨を採取することになります。
その場合は、耳の裏側を皮膚切開し、軟骨を採取します。
耳甲介(耳の真ん中の窪んでいる部分(赤枠内の部分))から軟骨を採取する
耳の裏側の皮膚を切開し、軟骨を採取します
傷跡は細い糸で縫合し、耳甲介の軟骨を採った部分に血液が溜まらないように、軟膏ガーゼを約1週間詰め、表面をガーゼで覆います。
ガーゼで耳を覆い、保護する
1週間後には軟骨ガーゼも表面のガーゼも全て取り去り、抜糸もします。
傷跡は耳の裏なので目立たないし、ほとんど気になりません。
耳の形が変形することはないし、聴力に影響が出ることはないので、心配ありません。
ガミースマイル 手術による治療
20代女性の患者様で、ガミースマイルを改善したいというご要望でした。
診察させていただいたところ、骨格的にやや上顎が縦に長く、且つ、前方に突出しており、それによって笑ったときに歯茎がかなり見えるようになっていました。
患者様は、LefortⅠ骨切りなどの大掛かりな手術は希望しておらず、また、ボトックス注射などの一時的な効果の治療も望んでいなかったため、耳介軟骨移植でガミースマイル修正手術をすることになりました。
手術は、片側の耳甲介軟骨を採取し、鼻の穴の中の切開から上口唇に移植しました。
手術後は、笑っても歯茎の見える面積がかなり小さくなり、ガミースマイルは改善しました。
ガミースマイル手術料金
¥385,000(税込) / 高須幹弥医師の場合 ¥550,000(税込)【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】「理想の口もと」に向けて、手術を担当する医師がじっくりとカウンセリングを行います。
カウンセリングでは、術後の状態、表情や歯茎の見え具合など、ご希望をうかがいます。
また、手術の流れや術後のアフターケアなどについても詳細に説明しますので、わからないことがあれば、何でもご質問ください。
現在、内服しているお薬がある場合はこちらも確認ください。
手術前に中止すべき抗凝固薬、抗血小板薬、
薬を中止すべき手術について
手術前に、手術を行う部分に麻酔クリームを塗ります。
麻酔クリームは、化粧品のクリームに似た感触の麻酔薬です。局所麻酔を行う際の、注射器の針を刺す痛みをほとんどなくします。
手術内容や患者様の体質などによって、塗布する範囲や量を調整します。
カウンセリングでヒアリングしたご希望の術後の状態、表情や歯茎の見え具合(デザイン)を担当する医師と確認します。確認し、納得いただけましたら手術の準備を開始します。
手術中に痛みを感じることがないように局所麻酔をします。
麻酔は注射で行いますが、事前に麻酔クリームを塗ってあるため注射針による痛みはごくわずかです。
麻酔がかかったら手術を開始します。
手術では、耳の後ろの軟骨を切り取り、鼻と歯茎の境目に挿入します。手術にかかる時間は、60分程度です。
麻酔をかけているので手術の痛みは感じません。
手術後は、ガーゼや絆創膏などを貼る必要はありません。
手術の後は、5~10分ほど手術部分をアイスノンで冷やします。冷やすことで手術をした部分の腫れを最小限に抑えられます。
そのまま歩いてお帰りいただけます。アイシング後も少し腫れているので、気になる方にはマスクをお渡しします。マスクをすれば外から腫れはまったくわかりません。
手術の1週間後に再び来院いただき、手術で縫合した部分の抜糸を行います。抜糸はほとんど痛くありません。
施術時間 | 60分程度 |
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術後の通院 | 1回 |
術後の腫れ | 強い腫れは約7日(個人差あり) |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | 局所麻酔 |
シャワー | 創部を激しくぬらさなければ、当日より可能 |
洗髪 | 創部を激しくぬらさなければ、当日より可能 |
メイク | 直後より可能 |
ガミースマイル修正手術(耳介軟骨移植) | ボツリヌストキシン注射(ガミースマイル修正)注射 | |
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持続効果 | 永久的 | 約半年(個人差あり) *繰り返し施術することで持続期間が長くなっていく |
腫れ | 5日程度強い腫れ | わずか |
向いている方 | 永久的な効果を望んでいる | メスを入れる治療はしたくない |
思いっきり笑ったときには、誰でも歯茎が見えるもの。けれど、ほんの少し口を開いただけで見えてしまうと、どうしても歯茎の印象が強くなり、顔全体の美しさまで損なってしまいます。永久的な効果を望むなら、耳介軟骨移植による手術をご検討ください。メスを入れたくないという方は、ボツリヌストキシン注射(ガミースマイル修正)を検討してみてください。効果に限りはありますが、繰り返し打つことで効果期間が長くなっていきます。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。