義歯・入れ歯の症例写真　オールセラミッククラウン（e-max）も施行

「歯の色と歯並びを短期間で少ない治療回数で治したい。」
「人から見える部分はできるだけ白く、きれいにしたい。」
というご要望をいただいたので、テトラサイクリン歯の色および歯並びをオールセラミッククラウン（e-max）にて改善した症例です。
・治療回数：4回
・治療本数：20本

テトラサイクリン歯とよばれる色素の沈着と歯並びを気にして来院されました。
大きく笑う時以外はほとんど下の前歯は見えないので、上の前歯の並び・および色を改善するため、321123の6本のオールセラミッククラウン（e-max）にて治療。

■テトラサイクリン（歯）とは？

テトラサイクリンとは抗生物質（抗生剤）の名称で、この抗生剤は、歯の象牙質に沈着する特性があります。
歯が形成される頃に服用すると、歯の変色（色素の沈着）を起こし、除去することは容易ではありません。
薬の種類によって変色する色合いも異なり、紫外線にあたると濃くなる特性もあるため、最初、あまり歯に着色がなくても、加齢とともに色が濃くなってくることがあります。
このような歯のことをテトラサイクリン歯とよびますが、これはもちろん病気ではありませんし、見た目以外に特別問題があるわけではありませんが、前歯部は光の加減でかなり目立つために、意外に多くの方が 悩んでいらっしゃいます。

上顎前歯の2本が大きく前に出ており、口も閉じづらいとのこと。
オールセラミッククラウン（e-max）6本にて治療した症例。
上の前歯がキレイに中に入ったため、術前よりも口が閉じやすくなりました。

左右の2番が先天的欠損のため前歯部全体的に大きくすき間が開いています。
右上3番から左上3番の6本のオールセラミッククラウン（e-max）にて治療した症例です。

他院で修復した右上一番の色をきれいにしたいのと、右上1番・左側１番の2本が共に出っ張っているのを治したいとのこと。
左右の1番2本のオールセラミッククラウン（e-max）にて色も改善され、2本ともキレイに中に入りました。