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年代 / 性別
20代 / 女性
診療科目
鼻の下を短く(上口唇短縮手術、上口唇リフト、リップリフト、人中短縮術)
症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,Before,ba_hanashita001_b01.jpg

Before

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,After(6ヶ月後),ba_hanashita001_b01.jpg

After(6ヶ月後)

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Before

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After(6ヶ月後)

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Before

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After(6ヶ月後)

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Before

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After(6ヶ月後)

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Before

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After(6ヶ月後)

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Before

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After(6ヶ月後)

20代女性の患者様で、鼻の下が長いのを改善したいというご要望でした。
診察させていただいたところ、日本人女性の平均的な鼻の下の長さに比べるとやや長めではありました。
鼻の下が長くなる原因としては、
①骨格的に上顎の縦の長さが長い
②骨格的に上顎が前方に出ている(突出している)
③骨格的に上顎の縦の長さが長く、前方にも出ている(①と②の両方)
④鼻の下の白唇(唇の肌色の部分)から赤唇(唇の赤色の部分)が縦に長い(軟部組織的な問題)
などがありますが、ほとんどの人はこれら全てが複合的に重なっていることが多いです。
この患者様の場合も、やや上顎が骨格的に縦に長く、やや前方に突出しており、軟部組織的に物理的に鼻の下が長いという状態でした。
このような人に対して、根本的に治して、鼻から口にかけて黄金比率のバランスにする場合、Lefort(ルフォー)Ⅰ型骨切り手術で上顎の骨を中抜きしてプレートで固定し、それで変化した上顎の咬合面(噛み合わせ)に合わせるようにSSRO(下顎枝矢状分割)で下顎の骨も骨切りし、長時間顎間固定をする必要があります。
しかし、その手術だけを行うと、相対的に上唇の軟部組織が余るため、骨切り手術をして6ヶ月以上経過して完全に腫れがひいてから上口唇リフトをすることになります。
実際、現実的に美容目的でそこまで大掛かりな手術をすることは通常ありません。
この患者様もそこまでの大掛かりな手術をする気はなく、上口唇リフト(リップリフト、人中短縮手術)を希望されていたので、上口唇リフトをすることになりました。
なるべく傷跡が目立たないように、鼻翼基から鼻の穴の中、鼻柱基部を通る切開線で行い、最大幅約4mmで皮膚を切除し、一部余分な口輪筋を含めて切除して、丁寧に縫合しました。
手術後は、手術前に比べて確実に鼻の下が短くなりました。
また、上唇が頭側に引っ張られることにより、上唇の赤い部分が見える面積が広がりました。
手術前に目立っていた人中(鼻の下の窪んでいる溝の部分のこと)も、鼻の下が短くなったことにより目立たなくなりました。

術後の経過

■術後の経過:正面

手術前

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,手術前,mainpic_hanashita001a.jpg
高須幹弥医師からのコメント

手術前です。
やや鼻の下が長めです。
患者様のご希望で、上口唇リフト(人中短縮手術、リップリフト)をして、鼻の下を短くすることになりました。

手術直後

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,手術直後,mainpic_hanashita001b.jpg
高須幹弥医師からのコメント

手術直後の状態です。
正面から見てなるべく傷跡が目立たないように、両側の鼻の穴の中に切開線が入り込むようにし、真ん中は鼻柱基部を、両サイドの端は鼻翼基部を通るようにしています。

6日後

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,6日後,mainpic_hanashita001c.jpg
高須幹弥医師からのコメント

6日後です。
抜糸をしました。
大きな腫れは大部分引いていますが、まだわずかな腫れは残っています。
内出血は出ませんでした。

3週間後

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,3週間後,mainpic_hanashita001d.jpg
高須幹弥医師からのコメント

3週間後です。
大きな腫れは引いています。

6ヶ月後

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,6ヶ月後,mainpic_hanashita001e.jpg
高須幹弥医師からのコメント

6ヶ月後です。
ほぼ完全に腫れは引き、完成です。
手術前に比べ鼻の下が短くなっているのがよくわかります。
この患者様の場合、正面から見ると、傷跡はほとんどわかりません。

■術後の経過:下から

手術前の下から見た状態(あおり)

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,手術前の下から見た状態(あおり),mainpic_hanashita001f.jpg
高須幹弥医師からのコメント

手術前の下から見た状態(あおり)です。
下から見ると、より鼻の下が長いのが強調されます。
最大幅約4mmで皮膚切除することになりました。

手術直後の下から見た状態

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,手術直後の下から見た状態,mainpic_hanashita001g.jpg
高須幹弥医師からのコメント

手術直後の下から見た状態です。
正面から見た状態では大部分の傷跡は見えていましたが、下から見た状態であれば傷跡の前兆を確認することができます。
手術後になるべく傷跡が目立たなくなるように、筋層(口輪筋などの筋肉)同士の縫合(中縫い)と真皮縫合(真皮同士の中縫い)を行っています。
中縫いは全て無色透明の5-0PDSで行っています。
皮膚縫合(表縫い)は7-0のナイロン糸で行いました。

6日後の下から見た状態

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,6日後の下から見た状態,mainpic_hanashita001h.jpg
高須幹弥医師からのコメント

6日後の下から見た状態です。
抜糸直後なので、まだ傷跡の赤みがあります。
傷跡の赤みは時間の経過と共に引いていくため、もっと目立たなくなっていきます。

3週間後

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,3週間後,mainpic_hanashita001i.jpg
高須幹弥医師からのコメント

3週間後です。
まだわずかに傷跡の赤みや盛り上がり、食い込みなどがありますが、時間の経過と共にもっと目立たなくなっていきます。

6ヶ月後の下から見た状態

症例写真,上口唇リフト(人中短縮、リップリフト)で長い鼻の下を短くした症例写真,6ヶ月後の下から見た状態,mainpic_hanashita001j.jpg
高須幹弥医師からのコメント

6ヶ月後の下から見た状態です。
傷跡の赤みや盛り上がり、食い込みなどはかなり目立たなくはなりました。
下から見るとさすがに傷跡があるのはわかりますが、比較的目立たず、人によっては許容できり範囲内だと思います。
この手術はこのような傷跡は必ず残る手術であるので、傷跡を過剰に気にされる神経質な性格の患者様の場合は、敢えてこの手術は選択せず、鼻柱への耳介軟骨移植などで相対的に鼻の下を短く見せるのも選択肢の一つです。
耳介軟骨移植であれば表に傷跡が残ることはないからです。

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鼻の下を短く(上口唇短縮手術、上口唇リフト、リップリフト、人中短縮術)

鼻の下が長く伸びているなと感じるのは加齢のサインです。
年齢を重ねるにしたがって、赤い唇は薄くなり、鼻の下から唇にかけての皮膚部(白唇部)は長く、前方に丸く盛り上がるように見えるようになります。
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こんな場合に有効なのが人中短縮です。
上口唇リフトやリップリフト、人中短縮術とも呼ばれる方法です。鼻の下の余分な皮膚を切除して縫合し、鼻の下を短くする施術です。
抜糸後は、傷は見えますがほとんど気にならない程度です。

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リスク・副作用・合併症

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リスク・副作用・合併症

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人中短縮は、鼻柱基部から鼻の穴の中を通る切開を行い、5mmくらいの幅で余分な皮膚を切除し、筋肉の縫合処理、皮膚の縫合を行いました。
術後は鼻の穴の横幅が狭くなって、鼻の下も短くなり、バランスが良くなりました。

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