おでこを丸くするヒアルロン酸注射の症例写真

40代女性の患者様で、平らで張りがないおでこと窪んだこめかみの改善を希望され来院されました。
診察させていただいたところ、額はやや平坦気味で、あまり丸みがありませんでした。
こめかみは骨格的なものと、痩せていること、加齢によるものもあり、やや窪んで、やや老けた印象、窶れた印象がありました。
患者様は、人工骨による骨セメント額形成手術やこめかみへの脂肪注入などの比較的大掛かりな手術は希望しておらず、ヒアルロン酸注射で軽くふっくらさせることを希望されていました。
額、こめかみ専用の長期持続型ヒアルロン酸注射で額とこめかみをふっくらさせることになりました。
額に3本（3cc）注入し、平らな額を丸く出すようにし、両側のこめかみに1本（1cc）を約半分ずつ（約0.5ccずつ）注入しました。
注射後は、程よくおでこがぽっこり丸くなり、愛らしい印象になりました。
また、窪んでいたこめかみがかなり平らに近くなりました。

20代女性の患者様で、額を丸く出したいというご要望でした。
診察させていただいたところ、元々やや丸みのある額ではありましたが、若干平らに近い額でもありました。
額を丸く出す方法は、ヒアルロン酸注射による方法と額骨セメント手術による方法がありますが、患者様はヒアルロン酸注射を希望されていたのでヒアルロン酸注射で行うことになりました。
額専用のヒアルロン酸注射を2本（2cc）額の真ん中あたりの平らな部分に注入しました。
注射後は、程よく額に丸みが出て、可愛らしい印象のおでこになりました。

30代女性の患者様で、眉毛の上の骨が出ている部分の上が窪んでいるのを気にされていました。
診察させていただいたところ、前頭骨（額の骨）の眉毛の上の部分の骨が発達して、前方に出ているため、それによって眉毛の上の部分が窪んでいました。
ここの窪んでいる部分を治すには、ヒアルロン酸を注入するか、人工骨（ハイドロキシアパタイト）をペーストする額形成手術のどちらかになります。
患者様は、手術はしたくなく、手軽にできるヒアルロン酸注射でやってみたいということでしたので、まずはヒアルロン酸を軽く2cc程度注入することになりました。
注入後は、窪んでいた部分が適度に膨らんで平らになり、全体的にぽっこりした丸くて可愛らしいおでこになりました。
このヒアルロン酸注射は2~3年程度で吸収されますが、手軽にやりたい人、様子を見ながら少しずつやりたい人には、人工骨による額形成手術より、こちらのほうが向いています。

以前から、横顔での眉とおでこの段差が気になられていらっしゃった患者さまです。
おでこの皮膚にハリを出すには、ボツリヌストキシン注射、サーマクールやeプラスの照射、ヒアルロン酸注射、イタリアンリフトファインやウルトラVリフトなどがあります。
今回は、「段差をなくす」「丸みを出す」べく、ヒアルロン酸注射による治療を行いました。
おでこの中心部に、自然な感じでハリが出ました。
眉上の段差が目立たなくなりました。
自然な丸みが出て、柔らかなラインになりました。
今回は、ナチュラルな感じで丸みを出しましたが、
注入するヒアルロン酸の量を増やすことで、もっと丸みを出すことも可能です。