柔道耳(レッスルイヤー、カリフラワー耳)の手術の症例写真
- 年代 / 性別
- 30代 / 女性
- 診療科目
- 柔道耳
Before
After(1ヶ月後)
術後の経過
手術前
手術前です。
耳甲介の部分が器質化軟骨となり、外耳道(耳の穴)を塞いでいる状態になっています。
そのため、イヤホンをすることもできなくなっています。
手術で耳形成することになりました。
手術直後
手術直後です。
耳の表側の皮膚を切開し、外耳道を塞いでいる器質化軟骨を除去しました。
その部分に血液が溜まらないように、ソフラチュールで表側と裏側を枕固定しています。
この固定は1週間後に外します。
1週間後
1週間後です。
枕固定を外し、抜糸もしました。
1ヶ月後
1ヶ月後です。
まだ傷跡の赤みがありますが、これは時間の経過と共にもっと目立たなくなっていきます。
外耳道は形成され、イヤホンをすることもできるようになりました。
この症例と同じ診療科目の
症例写真はこちら
この症例の診療科目
ページはこちら
この施術を見た方は、以下の施術も見ています
※ 施術方法や施術の流れに関しましては、患者様ごとにあわせて執り行いますので、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※ 当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
施術方法は200種類以上
どんなお悩みでも
ご相談ください
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。
担当医:高須幹弥 医師
切除した器質化軟骨です。
診察させていただいたところ、カリフラワー耳の状態になっており、特に耳の穴の周りの外耳が激しく、耳の大部分が塞がっている状態でした。
イヤホンを入れることもできず、日常生活にも不便だということで、手術させていただくことになりました。
手術は、局所麻酔下に、外耳の表側の皮膚をフラップ状に切開して起こし、外耳道を塞いでいる器質化軟骨をメスで切開した後、ハサミで除去しました。
手術後は、器質化軟骨を除去したスペースに血液が溜まらないように、ソフラチュールでの枕固定による圧迫を1週間行いました。
手術後は外耳の余分なボリュームがなくなり、スッキリした形の耳になりました。
また、外耳道が形成されたため、普通にイヤホンをすることができるようにもなりました。
柔道、レスリング、相撲などの格闘技、ラグビーなどの激しいスポーツをすると、耳を強くぶつけたり擦れたりすることにより軟骨の周りに血液が溜まることがあります。
その溜まった血液を放置すると、器質化軟骨になり、このようなレッスルイヤー(柔道耳、カリフラワー耳)になってしまいます。
競技を引退した後にこのような耳の形成手術を希望される方はよくいらっしゃいます。