Vビームの症例写真　血管腫を治療

皮膚の赤みはなかなか改善が難しく、仕方がないと諦めている方も多いようですが、Vビームは赤い色素だけに反応するため、赤みの原因となっている余分な毛細血管や色素を除去し、肌の色を整えることが可能です。
この患者様の症例は額に生まれつき血管腫があり、それをVビームによって改善しています。小さなお子さんの場合、血管腫が悪性であることはごくまれですが、中には悪性のものもあります。その場合、レーザー光を照射することで悪化してしまうおそれがあるので、必ず血管腫が悪性かどうかの検査を行ってから照射をします。

唇に血管腫（血管のできもの）ができていた患者様の症例です。
血管腫のように赤い色素で構成された皮膚の症状には、Vビームが適しています。Vビームは赤い色素にのみに吸収されるレーザー光を当てる治療です。赤い色素だけに反応することで、赤みの原因となっている余分な毛細血管や色素が除去され、他の皮膚と色調を揃えることができます。この患者様のような血管腫やケロイドといった盛り上がった部分でも改善が見込めます。

地元の皮膚科さんで、外用薬を塗っていてますが、化膿したニキビも散在しています。
化膿しているひどい箇所は、面圧処置といって、ニキビの膿を出す処置をします。
処置をした方が、早くニキビが治ります。
そして、フォトフェイシャルのM22のアクネモードを照射します。
アクネモードは、ブルーの光が出て、ニキビの細菌の殺菌効果があります。
冷たいジェルを塗ってから、照射します。
その後、面圧処置をした、化膿していたニキビの箇所に、Vビームというレーザーを照射します。
Vビームは、血管内のヘモグロビンをターゲットとしますので、ニキビの赤みを早く治す効果があります。
ニキビ跡の赤みの範囲が広い場合には、フォトフェイシャルM22の赤み治療モードを照射する場合もあります。
当日と、翌日は照射した部分に赤みが出ますが、翌々日くらいには、赤みもひいて、キレイになります。
この治療を１ヶ月毎に3回くらいすると、かなりキレイになりますが、新しいニキビができないように、コントロールする必要がありますので、薬の内服や外用薬も必要です。
ニキビは、跡になってしまうので、早めに治療して、ある程度の年齢になって、ニキビができなくなるまで、コントロールしながら、うまく付き合っていく事が大切です。
お肌が硬くて、毛穴にニキビや皮脂が沢山詰まっているようなタイプの方には、ピーリングをしたり、毛穴の汚れを取ってから、レーザー治療をオススメしています。

頬の赤みや赤ら顔、赤く炎症したニキビ、赤みのあるニキビ跡や赤あざ、さらには赤く盛り上がったケロイド・・・こうした赤みのある症状に効果を発揮するのが、『Vビーム』。
赤い色素のみに吸収されるレーザー光を当てる治療です。（595nmで赤血球のヘモグロビンに反応します。）

赤い色素だけに反応することで、赤みの原因となっている余分な毛細血管や色素が除去され、他の皮膚と色調を揃えることができます。
治療は、気になる部分にVビームを照射するだけ。冷たいガスが出ますので、麻酔の必要もなく、わずか5～15分程度で終了します。1回の施術でも赤みが薄くなったのを実感できますが、通常3回以上行うのがおすすめです。

Vビームでの施術がおすすめの症状は、単純性血管腫、いちご状血管腫、毛細血管拡張症、ニキビ、酒皶などです。

こちらの患者様には、眉間のサーモンパッチ（毛細血管の拡張による紅斑です）にVビームを当てました。

このVビーム、他にも頬の赤みや、小鼻横のみみずのような毛細血管の拡張にも対応しています。
赤ら顔に悩んでいる方はぜひお試しください。

ケガによる傷跡で、赤みも盛り上がりも強かったタイプです。1ヶ月おきに2回Vビームを照射し、同時にステロイドの注射を行うと、2回の治療でも違いがはっきり現れてきます。
ケガの傷跡は時間が経てばある程度は落ち着いてきますが、早く目立たなくしたいならVビームをご検討ください。また人によっては赤みや盛り上がりがそのまま残ってしまうこともありますが、何年も経った傷跡でもVビームやステロイド注射によってかなり目立たなくしていくことができますよ。