イタリアンリフト吸収糸を使った頬のたるみ治療キャプチャ(写真)解説
~高須幹弥の術式の場合~

イタリアンリフト吸収糸を使った頬のたるみ治療をします。

デザイン前の状態です。

デザインです。

左右の頬に3本ずつ計6本の吸収糸を挿入します。
たるんでいる部分を中心に、曲線を描くようにたわませて挿入するデザインです。
こめかみの部分の髪の毛の生え際より頭髪内から糸を専用の針で刺入します。

治療で使用する糸です。

真ん中を中心に、左右対照に逆方向に棘の毛羽立ちがあります。
この棘の毛羽立ちは、一方行はたるんでいる組織にかかり、もう一方行はこめかみの部分の側頭筋膜にかかります。
両側の棘の毛羽立ちがかかることによりリフトアップ効果があります。
この糸は人体の組織の中に入ると、約8~10ヶ月くらいかけて吸収されていき、自己コラーゲン線維に置き換わります。※現在は、1〜2年くらいかけて吸収される糸を使用しております。
その自己コラーゲン線維はある程度そこに残り、今後、頬がたるむのを予防してくれます。

吸収糸を入れる専用の針です。

この針は二重になっていて、筒状になっている外筒(外針)の中に内筒が入っています。
外筒の中に吸収糸を入れ、内筒で押し出して糸を留置する仕組みになっています。

手術開始です。

最初にこめかみの針を刺入する部分から局所麻酔注射をします。
事前に麻酔クリームを塗ってあるので、麻酔の注射はそれほど痛みを感じません。

長いカテラン針を用いて局所麻酔注射するので、何回もたくさん針を刺す必要がなく、広範囲に麻酔することができます。

 

局所麻酔注射が終わったら、吸収糸を入れます。

こめかみの生え際の有髪部から専用の針を刺入します。

左手で頬やフェイスラインのたるんでいる組織を持ち上げた状態で糸を留置し、針を抜きます。

すると、リフトアップされた状態で糸の棘の毛羽立ちがたるんでいる組織と側頭筋膜にかかり、保持されます。
この操作を片側につき3回、両側で計6回行います。

左右の頬に3本ずつ計6本糸を挿入留置し、手術終了です。

直後は局所麻酔注射などの影響で腫れていますが、数時間程度で目立つ腫れは引いてしまいます。

今回解説した施術の動画一覧

施術料金

糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療

1本 ¥110,000(税込)
6本 ¥660,000(税込)

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糸リフト(イタリアンリフト)吸収糸を使った頬のたるみ治療

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