教えて、幹弥先生!
やたら他院の悪口を言う美容整形外科医ってどうなんですかね?高須クリニック高須幹弥が動画で解説
やたら他院の悪口を言う美容整形外科医ってどうなんですかね?
患者様からの質問に高須幹弥がお答えします。
- やたら他院の悪口を言う美容整形外科医ってどうなんですかね?高須クリニック高須幹弥が動画で解説
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A-ブログ読者、20代、女性の方からのご質問です。
幹弥先生はい。
A-私は以前に他院の大手クリニックで眼瞼下垂手術と目頭切開手術を受けたのですが、失敗されてしまい、結果に満足していないので先日別のクリニックに修正のカウンセリングを受けにいきました。そしたらそこの先生は、「これはひどい手術だなあ。完全に失敗だよ。あそこのクリニックは素人集団で、本当に手術が下手くそなんだよ。こんな症例がたくさんうちに回ってきて、私はいつもその修正ばかりしているんだよ」と、こちらが聞いていること聞いていないことまで、他院の悪口をペラペラしゃべっていました。自分の手術に自信があるからこんなに他院の悪口を言うんですかね? この医者に任せても大丈夫ですかね? 先生はこの医者をどう思いますか。というご質問です。
幹弥先生はい、分かりました。分かんないだけど、詳細は。あんまり他院の悪口をベラベラしゃべる医者って僕はあんまり好きじゃないし、あんまりいい医者じゃない可能性が高いですね。最初よその美容外科で眼瞼下垂と目頭切開して、で、また別の所に修正のカウンセリングに行ったわけですよね。じゃあ仮に僕だったら、どこどこがどうしたいんですかっていう話、どこがどう気に入らないんですか。という質問をして、じゃあここをこうすればいいんですねって。じゃあこういう手術をすればこうなりますね。今の状態はこういう状態だから、修正すればここまではもっていけますねって。今の状態を正確に診断して説明して、じゃあそれを改善するにはどういう方法があるかっていうことを理論で説明しますね。それだけでいいと思うんですよね。修正の相談でも。
必要以上に善意の悪口を言う必要はないですよね。それを言って何の得になるんだっていう話になるからね。なので、多分その先生が必要以上に他院の悪口を言ったのは、その先生はすごい下手なんだよっていうのを強調して、僕はうまいんだよって自分はすごいんだよっていうことを言いたかったと思うんだけど、別にそんなこと言う必要ないもんね。
A-そうですね。
幹弥先生やっぱり僕も学会行ったりとかお食事会とかしてね、いろんな他院の先生とお話しする機会あるんだけどやっぱりね、結構他院の先生みんな、他のクリニックの医者の悪口を言うっていうのはよくあるんだ。
A-そうですか。
幹弥先生「大手のチェーン店のクリニックでね、失敗症例ばっかり回ってきていつも修正ばかりしてるんだよ。どこどこクリニックのなんたらって医者は本当下手くそでさ、そいつの症例がよく回ってきて本当下手だよな」ってよくそういう話しするんですわ。他院の誰々下手だとか、どこどこクリニックは下手だとか。そんなに他院の悪口言わなくていいと思うんだけどね。結局自分はうまいんだよって、よその失敗の修正して回復させてるから自分はうまいんだ、偉いんだよっていうのをアピールしたいだけだと思うんだよね。その飲み会とか学会のフロアとかでしゃべってるときもね。
で、僕はいろんな先生を観察してると、本当に名医で上手な先生で人間的にも優れてる人って絶対他院の悪口言わないんだよね。「どこどこクリニックの修正多いですね」とかサラッと話すことはあるんだけど、「修正して大変なんだよ」とかそういうちょっと自慢気にしゃべったりとか絶対しないんだ。立派な先生っていうのは。で、どっちかっていうと他院の悪口言ったり修正して大変なんだよってちょっと自慢気にしゃべる人ってあんま上手じゃない人とか成長段階の青二才の先生が多いんだよね。結局まあ自慢したいんだよね。
で、ある程度の領域まで来ると、よその悪口言ってもしょうがないなと。やっぱり外科医なんだから成長段階であんまりうまくいかないってことはあるよねと。数やっていろいろ勉強して成長すればうまくなるんだよねっていうのが分かってるからね。自分もその段階を踏んでるから。だから僕もそういう先生とかずっと見てきて。20代の頃から。やっぱり悪口とか言うべきじゃないなと。修正の患者さんが来たら状態を診断して説明して、できることできないことを説明するだけでいいんだなって僕は思いますね。だからその質問された方の行ったクリニックも上手じゃない先生の可能性が高いです。
ただ、中にはただ口が悪いだけで腕のいい先生っていうのもたまにいるんだ。だから絶対その先生が腕が悪くて、他院の悪口ばっかり言うだけの先生かは分からないですね。口が悪いだけで実は腕もいいっていう可能性も低いけれどありますね。ただ、全般的に見ると他院の悪口をいっぱい言う先生っていうのはあんまり人間的に良くなかったり、手術の腕も良くなかったりすることはあります。
A-はい。
幹弥先生ということで、僕も絶対その美容外科医の集まりとかお食事会とか診察室でも他院の悪口は絶対言わないようにしてますね。どこどこクリニックの何々先生は下手くそだとかそういうことも言わないようにしてますね。
というのはね、僕も美容外科になりたての20代の頃はね、実は他院の悪口とかサラッということはありましたね。A-そうなんですね。
幹弥先生やっぱりね、自分が知ってる先生とか知ってるクリニックとかでうまくいってなくてその人が修正目的で僕の所来て、修正してうまくいくとすごい患者さんからも感謝されるわけですよね。どこどこでは失敗されたけど先生にやってもらって良かったって言うとうれしいんですよね。やっぱりそういうのは自慢したくなるっていうのはありますよね。どこどこの失敗症例やってうまくやったよって。で、そう言うってことは僕はその前の医者よりうまいんだよっていうことが言いたいんだよね間接的に。で、自分も20代の頃とか30代の前半、32~33歳ぐらいまではそういうこと言ってるときがありましたね。だから、誰でも美容外科医とか形成外科医っていうのは成長段階でそういうこと言うときってね。
A-結構あるという。
幹弥先生あると思うんだ。で、ある程度熟練になって、人間的にももうしっかりしてて、全体が見えてくると他院の悪口って言わなくなると思うんだよね。だから僕個人の意見ではやっぱり他院の悪口をやたら言う人って手術もあんまり上手じゃなくて、熟練でもないし、まだ人間的にも成熟してないんじゃないかなって僕は思います。
なので、その患者さんも、そこの先生は避けたほうがいいかも分かんない。取りあえず他のクリニックもいろいろ回ってカウンセリングして話聞いてみてもいいと思います。そんな感じです。以上です。
A-そのように他院の批判をするような先生でしたら、手術受けるかどうかは慎重に選ばれたほうがいいということですね。
幹弥先生と思いますけどね。本当に口が悪いだけで名医っていうのもたまにいるんだけど、やっぱり約8割9割くらいはあんまりいいお医者さんじゃないと思う。で、本当にいいお医者さんは他院の悪口言わないですね。心が広くなってますから。
A-はい。
幹弥先生ということで僕も他院の悪口を絶対言わないようにしてます。やっぱり人の悪口言うのって聞くほうもあんまり気分よくないよね。
A-そうですね。結構不安になりますしね。
幹弥先生そう。人の悪口言うってことは実は私の悪口もよそで言われてるんじゃないかなって思うこともあるし、結局自分に自信がなくて、自分はすごいんだってのをアピールしたくて誰々は自分より下なんだっていうのを言ってるように感じるからね。
A-はい。
幹弥先生はい。そんなところです。
A-幹弥先生、本日もありがとうございました。
幹弥先生はい、ありがとうございました。
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