顔の施術について
つり目を治すにはどの整形手術をすれば良いのか?タレ目形成?目頭切開?目尻切開?二重まぶた手術?
最近目のカウンセリングをしているとよく、
「私ってつり目ですか?」
「目尻切開でつり目は治りますか?」
「私、つり目でキツそうにみられるなのがコンプレックスなんですが、タレ目形成(グラマラスライン、下眼瞼下制術)で治せますか?」
「何の整形手術をすればつり目は治せますか?」
などのご質問をいただきます(特に若い女性患者様に多いです)。
私の答えは、「元の目によりますが、つり目でキツい印象を改善させるには、埋没法や切開法などの二重まぶた手術、眼瞼下垂手術、タレ目形成などが有効であることが多いです」です。
まず、一重まぶたや奥二重でまぶたの内側(目頭側)の開きが悪く、目が細くてキツい印象のつり目の人は、埋没法あるいは切開法で二重を作るのが良いです。一重まぶたや奥二重が二重になるだけで、内側(目頭側)のまぶたの開きが良くなって、目が大きくなり、つり目で目が細くキツい印象が改善することが多いです。
内側(目頭側)のまぶたの開きが良くない人は、眼瞼下垂手術で内側の開きを良くすることによって目が大きくなり、つり目でキツい印象を改善することができます。
下まぶたの外側(目尻側)が上がっていることによりつり目でキツい印象の人は、タレ目形成(グラマラスライン、下眼瞼下制術)を行い、下まぶたの外側(目尻側)を下げることにより、つり目でキツい印象を改善することができます。下まぶたの外側(目尻側)が下がることにより、その分、目が大きくなる効果もあります。
ちなみに、目尻切開は多少目の目尻側を上下に大きくする効果はありますが、基本的に目を目尻側に広げる手術であるため、つり目を解消する効果はほとんどありません。目頭切開は、基本的に目を内側に広げる手術であり、つり目を解消させる手術ではありません。人によっては、下方向に突っ張っている蒙古襞が解消され、多少つり目が改善することも稀にあります。
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担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様です。
目が小さいのが悩みで、全体的に目を大きくしたいというご希望でした。
診察したところ、一重まぶたで、まぶたの開きが悪く、蒙古襞が発達しており、目と目の間隔が広く、ややつり目で、目の横幅が狭いという状態でした。
目頭切開、目尻切開、タレ目形成、眼瞼下垂手術を同時に行い、目を一周り大きくすることになりました。
目頭切開はZ法で約2mmずつ内側に広げ、目頭の形が綺麗に尖るようにしました。
目尻切開は内田法に準じたデザインで行い、目尻を最大限外側に広げたところ、約1.5mmずつ広がり、尚且つ、目尻が上下にも広がるようにもしました。
タレ目形成は内部処理を行い、約2mm下まぶたの外側を下げ、皮膚の切除(一番幅のあるところで約3mm)も行いました。
眼瞼下垂手術は平行型二重になるようにデザインして行い、黒目が約8割程度出るように、挙筋腱膜を瞼板に前転固定しました。
眼窩内脂肪は少量切除しましたが、ROOFは切除していません。
上まぶたの皮膚は切除していません。
術後は目が内側、外側、上方、下方に広がり、一周り大きくなりました。
目頭切開
【全院】
目尻切開
【全院】
眼瞼下垂(デカ目整形)
【全院】
垂れ目(パンダ目)形成(グラマラスライン/下眼瞼下制術)
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
目頭切開
目尻切開
眼瞼下垂(デカ目整形)
垂れ目(パンダ目)形成