顔の施術について
ミニ切開(部分切開)二重手術は全切開に比べて傷が目立つというのは間違い!
よく、二重まぶた手術希望の患者様のカウンセリングのときに、「ミニ切開(部分切開)だと、傷が短いから、そこだけ傷が窪んで目立つから全切開の方がいいとよその美容外科の先生に言われたんですが、本当ですか?」と質問されます。私の答えは、「正しいミニ切開をすれば、全切開よりも傷は目立ちません」です。ミニ切開も全切開も、厚いまぶたの皮膚を内部処理して薄くして、永久に取れない二重のラインを作ります。
■「ミニ切開」「全切開」施術後の傷跡
「ミニ切開」施術後の傷跡 |
「全切開」施術後の傷跡 |
まぶたの構造
まぶたというのは、睫毛側は薄くて、眉毛側にいくにしたがって厚くなります。そのため、仮に、まぶたの非常に厚い人に対して、幅の広い二重を作る場合に、ミニ切開を5~10mmの短い切開でやってしまうと、間違いなく傷の部分だけ窪んでしまい、内部処理が不十分なため、二重が浅くなったり、取れてしまうことがあります。そのような方のミニ切開は15~20mm切開する必要があります。そうすれば、そこだけ窪んで不自然になることはないし、内部処理も充分に行うことができるので、二重が浅くなったり、取れてしまうことはありません。ちなみに、全切開というのはまぶたの端から端まで切開するので、30~35mm切開することになります。全切開よりミニ切開の方が傷が短いため、腫れが少なく、術後の回復が早いです。
ミニ切開というのは、患者様のまぶたの厚みや作る二重の幅に合わせて、なるべく短い切開で永久に取れない二重を作る手術です。
まぶたの薄い人に対して、狭い二重を作る場合は、10mm程度の短い切開でも、充分に内部処理もできるし、元のまぶたが薄いため、そこだけ窪むこともありません。まぶたが厚ければ厚いほど、作る二重の幅が広ければ広いほど、充分な内部処理をする必要があるということと、傷が短いとそこだけ窪んでしまうという理由で、傷を長くする必要があります。そのため、患者様のまぶたの厚みや作る二重の幅に合わせて、切開の長さを調整すれば、全切開の傷よりも短くてすむし、目立たないわけです。
高須クリニックでは、20mmまでの切開はミニ切開として行っているのですが、まぶたが厚い方で、たくさん脂肪を切除することを希望され、非常に幅の広い二重も希望されている場合は、ミニ切開では充分な内部処理や脂肪切除ができないため、全切開をお勧めさせていただくこともあります。
当院では、その方にあった最適な方法を選択させていただきますので、ご安心ください。
症例のご紹介
二重まぶた全切開法で平行型と末広型の中間くらいの二重を作った症例写真の術前術後画像
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Before
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After(メイクなし)(4ヶ月後)
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After(メイクあり)(4ヶ月後)
担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、二重まぶた手術希望で来院されました。
診察させていただいたところ、ほぼ完全な一重まぶたで、二重のラインがないため、まぶたの皮膚が黒目に被さり、細い目をしてらっしゃいました。
患者様のご要望は、
「目を開けた状態で、ちゃんと二重の幅が見えて、奥二重のようになるのは嫌」
「内側(目頭側)に二重のラインが入り込むのは嫌」
「元に戻るのは嫌なので、埋没法ではなく、切開法でしたい」
ということでしたので、目を開けた状態で二重の幅が見えて、二重のラインがやや蒙古襞を乗り越えて、目頭側に入り込まないように重瞼棒でデザインし、二重まぶた全切開法に準じて手術しました。
最小限の眼輪筋、瞼板前結合組織を切除し、内部処理を行うことにより二重のラインを作成しました。
皮膚やROOFは切除しませんでした。
術後は、二重のラインが蒙古襞のやや上を乗り越えるようにデザインしたため、完全な末広型の二重にはならず、末広型と平行型の中間のような二重になりました。
また、目を開けた状態で、奥二重のようにならず、ちゃんと目頭側から目尻側まで二重のラインの見える二重になりました。
二重まぶた・全切開法
片目 | ¥148,500(税込) |
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両目 | ¥275,000(税込) |
高須幹弥医師の場合 片目 | ¥192,500(税込) |
高須幹弥医師の場合 両目 | ¥385,000(税込) |
【全院】
二重まぶた・全切開法
- まぶたの強い腫れ(術後/個人差があります)
- 内出血(術後)
- 仕上がりの左右差(片目ずつ手術をする場合)
- 不自然な二重(無理に二重の幅を広げた場合)
- 仕上がりのわずかな左右差(完璧なシンメトリーは不可)
- 仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある
- 二重のラインの癒着がとれる可能性
- 手術後の血腫
※施術後(After)のメイクあり写真について
女性の目もとの施術はメイクをすることを前提に行うことが多くなっております。
そのため、当院ではこれから施術を受けていただく方への参考として、メイクをしていない施術前後(Before/After)の写真のほか、 施術後(After)のメイクをしている写真も掲載しております。
平成11年 |
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平成11年 ~平成13年 |
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平成13年 |
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平成17年 |
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※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。
担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、二重まぶた手術希望で来院されました。
診察させていただいたところ、ほぼ完全な一重まぶたで、まぶたの皮膚が被さり、細い目をしていました。
幅が広い二重や不自然な二重は嫌という御要望だったので、目を開けた状態でわずかに二重の幅が見えるようなデザインで手術することになりました。
元に戻ってしまう二重は嫌ということだったので、埋没法ではなく、ミニ切開法で手術することになりました。
皮膚切除はせず、眼窩内脂肪やROOFも切除しませんでした。
術後は目を開けた状態でわずかに二重の幅が見える狭い平行型二重になりました。
この方は、元々蒙古襞の張りが弱いため、目頭切開をして蒙古襞の張りを大きく解除しなくても、狭い二重を作るだけで平行型二重になりました。
この方のように、狭い二重を作るだけで平行型二重になる人は、どちらかというと珍しいです。
ほとんどの人は、平行型二重を作るには、蒙古襞を乗り越えて幅の広い二重を作るか、狭い二重を作ると同時に大きく目頭切開をして、蒙古襞の張りを解除する必要があります。
二重まぶた・ミニ切開法(部分切開)
【全院】
二重まぶた・ミニ切開法(部分切開)