顔の施術について
目の上が窪んでいるいわゆる「窪み目」の人に、二重まぶた埋没法や切開法をすることは可能なのか?
二重まぶた埋没法、ミニ切開法(小切開法、部分切開法)、全切開法希望の患者様のカウンセリングをしていると、稀に極度に目の上が窪んでいる患者様に遭遇します。
極度に目の上が窪んでいると、二重まぶたの手術ができないことがあります。
そもそも二重まぶたというのは、目を開けたときに、まぶたの皮膚が二重のラインで折れ曲がり、折れ曲がったラインの上の皮膚が被さることにより形成されます。
極度に目の上が窪んでいると、目を開けても、上まぶたの皮膚がどこも折れ曲がりません。
元々二重だった人でも、極度に痩せたり、加齢によって目の上が窪むと、二重のラインの上に被さるボリュームがなくなるため、皮膚が被さらず、二重ではなくなってしまうことがあります(ガイコツのような窪んだ目になってしまいます)。
そのため、極度に目の上が窪んでいる人に、二重まぶた埋没やミニ切開法、全切開法をして、二重のラインを形成しても、目を開けたときに、二重のラインの上に被さるボリュームがないため、二重まぶたになりません。
そのような人には、ヒアルロン酸を注入して、目の上の窪みにボリュームを足すと、二重まぶたになりますが、その場合、ヒアルロン酸は2年くらいで大部分がなくなってしまうので、二重まぶたを維持するためには、定期的にヒアルロン酸を入れ続ける必要があります。
また、極度に目の上が窪んでおらず、夕方になると、まぶたのむくみが引いて、目の上が強く窪むタイプの人もいます。
そのような人に、二重まぶた埋没法や切開法をすると、二重まぶたにはなりますが、夕方になると、目の上が窪んで、二重のラインが浅くなったり、二重ではなくなってしまうことがあります(次の日の朝には二重に戻ります)。
また、そのような人は、痩せたり、加齢によって更に目の上が窪むと、二重まぶたではなくなってしまうこともあります(ヒアルロン酸を注入するとまた二重になります)。
〈目の上が窪んでいる人の中には眼瞼下垂の人もいます〉
目の上が窪む原因には、
- 遺伝的なもの
- 骨格的なもの
- 痩せて、目の上の脂肪が萎縮した場合
- 老化により、目の上の脂肪が萎縮した場合
などがありますが、眼瞼下垂により、目の上が窪むこともあります。
眼瞼下垂になると、まぶたの開きが悪くなり、目と眉の間隔が広くなり、まぶたを開けようとして、無意識に眉を上げようとするので、更に目と眉の距離が広がります。
それが原因で目の上が窪むことがあり、その場合、眼瞼下垂手術をすると、窪みが解消し、二重まぶたになることがあります。
ただし、目の上の窪みというのは、1つの原因だけではなく、複数の原因が重なっていることが多いので、窪んでいる原因が眼瞼下垂だけではなく、脂肪のボリュームが足りないこともあれば、二重まぶたにするために、ヒアルロン酸注射も必要になることもあります。
症例のご紹介
目頭切開せずに二重まぶたミニ切開法で幅の狭い平行型二重を作った症例写真
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Before
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After(6ヶ月後)
担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、二重まぶた手術希望で来院されました。
診察させていただいたところ、ほぼ完全な一重まぶたで、まぶたの皮膚が被さり、細い目をしていました。
幅が広い二重や不自然な二重は嫌という御要望だったので、目を開けた状態でわずかに二重の幅が見えるようなデザインで手術することになりました。
元に戻ってしまう二重は嫌ということだったので、埋没法ではなく、ミニ切開法で手術することになりました。
皮膚切除はせず、眼窩内脂肪やROOFも切除しませんでした。
術後は目を開けた状態でわずかに二重の幅が見える狭い平行型二重になりました。
この方は、元々蒙古襞の張りが弱いため、目頭切開をして蒙古襞の張りを大きく解除しなくても、狭い二重を作るだけで平行型二重になりました。
この方のように、狭い二重を作るだけで平行型二重になる人は、どちらかというと珍しいです。
ほとんどの人は、平行型二重を作るには、蒙古襞を乗り越えて幅の広い二重を作るか、狭い二重を作ると同時に大きく目頭切開をして、蒙古襞の張りを解除する必要があります。
二重まぶた・ミニ切開法(部分切開)
片目 | ¥148,500(税込) |
---|---|
両目 | ¥275,000(税込) |
高須幹弥医師の場合 片目 | ¥192,500(税込) |
高須幹弥医師の場合 両目 | ¥385,000(税込) |
【全院】
症例のご紹介
二重まぶた全切開法で平行型と末広型の中間くらいの二重を作った症例写真の術前術後画像
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Before
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After(メイクなし)(4ヶ月後)
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After(メイクあり)(4ヶ月後)
担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、二重まぶた手術希望で来院されました。
診察させていただいたところ、ほぼ完全な一重まぶたで、二重のラインがないため、まぶたの皮膚が黒目に被さり、細い目をしてらっしゃいました。
患者様のご要望は、
「目を開けた状態で、ちゃんと二重の幅が見えて、奥二重のようになるのは嫌」
「内側(目頭側)に二重のラインが入り込むのは嫌」
「元に戻るのは嫌なので、埋没法ではなく、切開法でしたい」
ということでしたので、目を開けた状態で二重の幅が見えて、二重のラインがやや蒙古襞を乗り越えて、目頭側に入り込まないように重瞼棒でデザインし、二重まぶた全切開法に準じて手術しました。
最小限の眼輪筋、瞼板前結合組織を切除し、内部処理を行うことにより二重のラインを作成しました。
皮膚やROOFは切除しませんでした。
術後は、二重のラインが蒙古襞のやや上を乗り越えるようにデザインしたため、完全な末広型の二重にはならず、末広型と平行型の中間のような二重になりました。
また、目を開けた状態で、奥二重のようにならず、ちゃんと目頭側から目尻側まで二重のラインの見える二重になりました。
二重まぶた・全切開法
片目 | ¥148,500(税込) |
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両目 | ¥275,000(税込) |
高須幹弥医師の場合 片目 | ¥192,500(税込) |
高須幹弥医師の場合 両目 | ¥385,000(税込) |
【全院】
二重まぶた・全切開法
- まぶたの強い腫れ(術後/個人差があります)
- 内出血(術後)
- 仕上がりの左右差(片目ずつ手術をする場合)
- 不自然な二重(無理に二重の幅を広げた場合)
- 仕上がりのわずかな左右差(完璧なシンメトリーは不可)
- 仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある
- 二重のラインの癒着がとれる可能性
- 手術後の血腫
※施術後(After)のメイクあり写真について
女性の目もとの施術はメイクをすることを前提に行うことが多くなっております。
そのため、当院ではこれから施術を受けていただく方への参考として、メイクをしていない施術前後(Before/After)の写真のほか、 施術後(After)のメイクをしている写真も掲載しております。
平成11年 |
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平成11年 ~平成13年 |
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※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。
担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代の女性患者様で、普段アイプチをしており、そのせいでまぶたの皮膚が被れ、皮膚が厚ぼったくなり、まぶたのシワが増えてしまっていました。
まぶたが被れている人は、まぶたを掻く癖があることが多い上、皮膚が厚ぼったくなっていたため、埋没法ではいつか戻ってしまう可能性が高く、ミニ切開法をご提案したのですが、ダウンタイムが取れないなどの理由で、埋没法をすることになりました。
普段のアイプチは、目を閉じて約6mmのところで二重を作っていたので、埋没法も同じところで行いました。
元々蒙古襞の形に左右差があったため、右が微妙な平行型になり、左は末広型になりました。
埋没法は、普段アイプチをしているところで行うと、比較的戻りにくいです。
逆に広げてしまうと、戻りやすいのであまりお勧めではないです。
二重まぶた・埋没法
【全院】
二重まぶた・埋没法(二針固定)
【全院】
二重まぶた・埋没法
※施術後(After)のメイクあり写真について
女性の目もとの施術はメイクをすることを前提に行うことが多くなっております。
そのため、当院ではこれから施術を受けていただく方への参考として、メイクをしていない施術前後(Before/After)の写真のほか、 施術後(After)のメイクをしている写真も掲載しております。