顔の施術について
鼻のシリコンプロテーゼ入れ替え(交換)手術について。術後の腫れ、経過、ダウンタイムなど
高須クリニックにはよく、他院で入れた鼻のシリコンプロテーゼを入れ替えたい、交換したいという方がいらっしゃいます。
- 形が気に入っていないから入れ替えしたい
- 低すぎるので、もっと高いシリコンプロテーゼに入れ替えたい
- 高すぎるので、もっと低いシリコンプロテーゼに入れ替えたい
- 細すぎるプロテーゼが入っていて、見た目が不自然なので、自然に見えるようにもう少し太くて横幅のあるプロテーゼに入れ替えてほしい
- 骨膜下ではなく皮下にプロテーゼを入れられてしまったので、プロテーゼが固定されていなく、触るとグラグラ動くので、ちゃんと骨膜下に入れ直してほしい
- L型プロテーゼが入っており、鼻先の皮膚が薄くなり、突き破って出てきそうだから、I型プロテーゼに入れ替えorI型プロテーゼ入れ替え+鼻先の耳介軟骨移植がしたい
- L型プロテーゼを入れたことによって、鼻先が上がって見えるので、I型プロテーゼに入れ替えorI型プロテーゼ入れ替え+鼻先の耳介軟骨移植がしたい
鼻のプロテーゼ入れ替え手術希望の患者様のカウンセリングをしているとよく、「入れ替えの手術は腫れますか?」「プロテーゼを入れたときより腫れますか?」「ダウンタイムはどれくらいみたらいいですか?」などのご質問をいただきます。
私の答えは、「鼻のシリコンプロテーゼの入れ替え手術は、通常の鼻にシリコンプロテーゼを入れるだけの手術に比べ、手術後の腫れは少なく、ダウンタイムも短いことが多いです」です。
通常の鼻にシリコンプロテーゼを入れる手術は、局所麻酔注射をした後、片方の鼻の穴の中を切開して、鼻骨の手前までは皮下で剥離し、鼻骨の骨膜下を剥離し、骨膜下のポケットにプロテーゼを入れます。そのため、剥離する分だけ組織を切り開くことになるため、多少出血し、術後は腫れることになります。しかし、鼻のシリコンプロテーゼ入れ替え手術は、既に剥離してある範囲を剥離するため、出血量が少なく、通常のプロテーゼを入れるだけの手術に比べ、術後の腫れが少なく、ダウンタウンが短いことが多いです。特に、正しく骨膜下にプロテーゼが入っている場合の入れ替え手術に関しては、剥離する面積も非常に少なくてすみ、2~3日程度で大きな腫れはほとんど引いてしまうことが多いです。
症例のご紹介
他院で入れたL型プロテーゼをI型プロテーゼに入れ替えて修正した症例写真
Before
After(2ヶ月後)
Before
After(2ヶ月後)
Before
After(2ヶ月後)
平成11年 |
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平成11年 ~平成13年 |
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平成13年 |
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平成14年 |
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平成15年 |
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平成17年 |
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平成19年 |
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担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、他院で鼻にLのシリコンプロテーゼを入れていましたが、左に曲がっており、修正目的で来院されました。
高さは変えないで、自然な形にしてほしいという御要望でした。
プロテーゼはかなり細いものが皮下に入っていたため、ぐらぐらしている上に、輪郭が浮き出て、余計に不自然に見えていました。
手術は、プロテーゼを抜くのと同時にI型プロテーゼを骨膜下に真っ直ぐ入れました。
使用したI型プロテーゼは入っていたL型プロテーゼとほぼ同じ高さのもの(約4mm)で、自然に仕上がるように、入っていたものよりやや太めのものを用いました。
術後は真っ直ぐな鼻筋になり、不自然さがなくなりました。
曲がって入っているプロテーゼを抜くのと同時に真っ直ぐに入れ直す手術は難易度が高いですが、私に関しては、患者様が望んだ場合はやることがあります。
鼻のシリコンプロテーゼ抜き(除去)
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
隆鼻術(シリコンプロテーゼ)
【全院】
鼻のシリコンプロテーゼ抜き(除去)
隆鼻術(シリコンプロテーゼ)