実際の施術をドクターが解説
この解説動画、写真解説では手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
柔道やレスリングなどの格闘技の選手に多い、カリフラワーのように変形してしまった『柔道耳』。激しいトレーニングの過程でつぶれてしまった耳は、格闘家の勲章ともいえます。けれども、人の視線がまず耳へ行ってしまうというストレスで悩んでいるなら、元のように美しく再生できる手術があります。
手術では、変形している耳の前面あるいは後面を数センチほど切開し、軟骨と血腫を除去。片側30~60分程度で終了します。耳の後面を最小限切開するだけなので、傷跡が目立つ心配はありません。
柔道耳を治すといっても、理想の形は人それぞれ。そこで、手術の前にじっくりとカウンセリングで希望をうかがいます。そして、その方の顔立ちとのバランスを考え、正面からも後ろから見ても完成された、イメージ通りの耳に仕上げていきます。
手術は、極細の針による注射で局所麻酔をしてから行うので、術中の痛みは少なくて済みます。耳形成のプロが、傷跡が目立たないよう丁寧に縫合するので、仕上がりはとても自然。術後の腫れや痛みもわずかで、施術当日からシャワーもOKです。 術後一週間は軟膏ガーゼで圧迫し、その後クリニックで抜糸いたします。
軟膏ガーゼで圧迫している様子。術後一週間は軟膏ガーゼで圧迫し、その後クリニックで抜糸いたします。
片側 | ¥275,000~¥550,000(税込) |
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【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
修正手術のデザインを解説します。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
柔道耳(レッスルイヤー、カリフラワー耳)の手術の症例写真
30代女性の患者様で、耳の形成手術を希望して来院されました。
診察させていただいたところ、カリフラワー耳の状態になっており、特に耳の穴の周りの外耳が激しく、耳の大部分が塞がっている状態でした。
イヤホンを入れることもできず、日常生活にも不便だということで、手術させていただくことになりました。
手術は、局所麻酔下に、外耳の表側の皮膚をフラップ状に切開して起こし、外耳道を塞いでいる器質化軟骨をメスで切開した後、ハサミで除去しました。
手術後は、器質化軟骨を除去したスペースに血液が溜まらないように、ソフラチュールでの枕固定による圧迫を1週間行いました。
手術後は外耳の余分なボリュームがなくなり、スッキリした形の耳になりました。
また、外耳道が形成されたため、普通にイヤホンをすることができるようにもなりました。
柔道、レスリング、相撲などの格闘技、ラグビーなどの激しいスポーツをすると、耳を強くぶつけたり擦れたりすることにより軟骨の周りに血液が溜まることがあります。
その溜まった血液を放置すると、器質化軟骨になり、このようなレッスルイヤー(柔道耳、カリフラワー耳)になってしまいます。
競技を引退した後にこのような耳の形成手術を希望される方はよくいらっしゃいます。
柔道耳料金
片側 ¥275,000~¥550,000(税込) 【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】「理想の耳の形」に向けて、手術を担当する医師がじっくりとカウンセリングを行います。
カウンセリングでは、耳の形について、ご希望をうかがいます。
また、手術の流れや術後のアフターケアなどについても詳細に説明しますので、わからないことがあれば、何でもご質問ください。
現在、内服しているお薬がある場合はこちらも確認ください。
手術前に中止すべき抗凝固薬、抗血小板薬、
薬を中止すべき手術について
手術前に、手術を行う部分に麻酔クリームを塗ります。
麻酔クリームは、化粧品のクリームに似た感触の麻酔薬です。局所麻酔を行う際の、注射器の針を刺す痛みをほとんどなくします。
手術内容や患者様の体質などによって、塗布する範囲や量を調整します。
カウンセリングでヒアリングしたご希望の耳の形(デザイン)を担当する医師と確認します。確認し、納得いただけましたら手術の準備を開始します。
手術中に痛みを感じることがないように局所麻酔をします。
麻酔は注射で行いますが、事前に麻酔クリームを塗ってあるため注射針による痛みはごくわずかです。
麻酔がかかったら、手術を開始します。
手術は、変形している耳の前面あるいは後面を数センチほど切開し、軟骨と血腫を除去します。手術にかかる時間は片側30~60分程度です。
麻酔をかけているので手術の痛みは感じません。
手術後は、1週間ほど軟膏ガーゼで圧迫します。
手術の後は、5~10分ほど手術部分をアイスノンで冷やします。冷やすことで手術を行った部分の腫れを最小限に抑えられます。
そのまま歩いてお帰りいただけます。創部がぬれなければ、手術したその日からシャワーも浴びられます。
手術日から約1週間後に再び来院いただき、手術で縫合した部分の抜糸を行います。抜糸はほとんど痛くありません。
施術時間 | 片側30~60分程度 |
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術後の通院 | 1~2回 |
術後の腫れ | 強い腫れは約1週間(個人差あり) |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | 局所麻酔 |
シャワー | 創部がぬれなければ当日より可能 |
分厚くガチガチになってしまった耳を、完全に元に戻すのは、なかなか難しいもの。できるだけあなたの希望に近づけるよう最善の努力を行います。格闘家としての現役を終えたら、カリフラワーのような耳からも卒業を。顔全体の印象も、大きく変わりますよ。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。