ミニリフト+脂肪吸引+あごヒアルロン酸の患者様の1年後の経過です。
フェイスラインがスッキリしました。
フェイスリフトは、経験の浅い医師が行った場合、3ヶ月もしないうちに写真でわかるような変化は失われ、後戻りしてしまう場合があります。
そのためか、直後や1ヶ月、3ヶ月後までの経過写真しか載せられていない場合が多いです。
こちらの患者様のアフター写真は1年後のものを掲載しています。
切開リフトを長持ちさせるには色々なコツがあります。
切開リフトの効果を長持ちさせる秘訣が、一つの要素ではないことがあまり理解されていないように思います。
どうも術式が一番効果に関係があると思われているのですが、そのようなことはありません。その他にも大事な要素が多くあります。
一番大事なのは個人に合わせたオーダーメイドの治療が必要なことを執刀医が理解してオペできるかです。
今流行りのディーププレイン法も、それをすれば長持ちするわけではなくて、逆に長続きしない原因になることまであるのです。
例えば、痩せたおばあさん。ひふが薄く、脂肪も少ない。こんな患者さんのスマスはとても薄いものです。
何も考えずにディーププレーンで薄いスマスを挙上すると十分な強度が失われて、千切れてしまったり、そもそもそれほどスマスを切り取れない可能性が高くなります。
また、逆に脂肪が多く、フェイスラインの脂肪が多い方の場合は、そのままスマスを挙上すると、脂肪が多すぎて重りになり折角挙上したスマスもすぐ戻ってしまいます。
そのため、脂肪吸引を組み合わせるのですが、フェイスラインを脂肪吸引するとスマスの強度が低下して、リフトアップの効果が落ちてしまいます。
2回目以降のフェイスリフトの場合も実は色々と工夫が必要になるのです。(カウンセリングでお尋ねください。)
患者さんの状態に適したスマスの挙上の方法以外にも、デザイン、皮膚の切除量、リドレーピングという作業、さらにはアフターフォローまで、やり方がよくないと後戻りの原因となります。
個人的にはこのリドレープの作業の仕方によってかなり持続力が変わると思っています。
では切開リフトで良い結果を得るために、どうやってクリニック選びをしたら良いでしょうか?
高須クリニックのように数十年続いているクリニックで施術を受けるというのはいい選択肢だと思います。
なぜならば、どのような手術をすると長持ちせず、どのような手術をすると何年も結果を保てるかのデータベースが数十年分あり、長持ちする方法を選択して提供できるからなのです。
切開リフトはぜひ高須クリニックでご相談ください。
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担当医:平野正之 医師
個人的な印象ですが、ハイフや糸を繰り返しされている方は皮下組織が固くなり、同年代の方とくらべてたるみが少ないように感じます。
それでもまだ満足できないというならミニフェイスリフトの登場です。
ミニフェイスリフトは耳前の切開で引き上げるフェイスリフトです。
傷口は小さくてもしっかり剥離してリガメントを処理をすることで、たるみが比較的少ない症例では効果を上げることができます。
フルフェイスリフトのデメリットとして、耳の裏の傷が目立ちやすいという問題があります。
耳の裏まで切開をのばすのは、顎下、首の皮膚のたるみをとるためです。
そのため比較的若年層の30~40代で顎下の皮膚のたるみが少ない場合、脂肪吸引をして引き締めるのみで改善できることもあると考えています。
患者様のビフォーアフター写真を見ていただくと、もともとたるみの多い方ではないですが口元のたるみがひきしまったのがわかると思います。