ヒアルロン酸Vシェイプリフト治療の症例のご紹介です。
Vシェイプリフトとは、患者様の気になる部分や症状を中心に、顔全体のバランスをみながら治療していくカスタマイズ治療です。
気になる部分の改善はもちろん、総合的にナチュラルに、そしてより良い印象になるように治療していきます。
今回の患者様はマスクの中の口周りよりも、マスクから出る部分を優先的にエイジングケアしたいとのご要望があり、上顔面~中顔面あたりのこめかみ、目の下から両頬、鼻翼基部(ほうれい線の根本)にヒアルロン酸6本6ccを注入していきました。
頬の外側上部から中心部にかけては、緩んだリガメントを補強するように注入して、皮膚の支えをつくります。
(※リガメントというのは、皮膚や筋肉、脂肪、骨などをつなぐ支柱の役割を持っている線維状の束になった接着組織のことです。)
こめかみから目元にかけて、影の要素が減り、ピンとハリ感がでました。
目の下のクマが目立ちにくくなり、元気な印象になりました。
横から見ても、こめかみにハリが出て、目の下のクマの段差やほうれい線の根本が薄くなりました。
こめかみへの注入のメリットは、周りにはまずバレないぐらい少しハリを出すだけで輪郭が整い、目元の印象が明るく優しげになります。
この注入ポイントは、片側0.3cc以上注入すると目が開けやすくなるような、目元がすっきり軽くなるような効果もでる部位なのです。
ヒアルロン酸は顔がパンパンになるというマイナスイメージが世の中ではまだまだ強いですが顔全体のナチュラルエイジングケアに使用するヒアルロン酸注射は、目安の使用本数が年齢の1/10本といわれています。
5本5cc=小さじ1杯分です。
骨格にあわせて多すぎず少なすぎずの適量のヒアルロン酸注入の治療は、とても良い治療です。
最近お肌にハリがないとお悩みの方やナチュラルにエイジングケアしたい方は、ぜひ一度カウンセリングに来てください。お待ちしております。
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担当医:小川真里奈 医師
Vシェイプリフトはヒアルロン酸注射によってお顔のたるみをリフトアップさせる処置です。
たるみやしわができるようになると、たるんできた部位が気になると思います。
例えば法令線が深くなった、口元が膨らんで見える、頬がこけてきた、などです。
表面上の変化に目が行きやすくなりますが、そのたるみやしわは、単に皮膚がたるんでいるのではなく、骨、靭帯を含めた顔全体の立体的な構造の変化により起こります。
Vシェイプリフトは、単にしわの下にヒアルロン酸を注入して持ち上げるのではなく、解剖学的な根拠に基づき効果的な部位、深さに適量のヒアルロン酸を注入し、自然で立体的なリフトアップをさせる治療です。
こちらの患者様は法令線を気にされて来院されました。
フェイスラインや頬が全体に下垂し、たるみのある印象になってしまっています。
ヒアルロン酸を5本、頬、鼻翼基部、法令線、上下口唇に注入しました。
フェイスラインの改善、頬のハリ感、口角を上げる効果により美しくなりました。
ヒアルロン酸は経過により吸収される製剤なので、時間経過とともに変化します。
定期的に受診いただき、必要な個所に適宜追加することでエイジングケア効果も得られます。
気になった方はカウンセリングにぜひお越しください。