ボディの施術について
シリコンバッグプロテーゼによる豊胸手術をした後、授乳することはできるのか?母乳は出るのか?
シリコンバッグプロテーゼによる豊胸手術希望の患者のカウンセリングをしているとよく、「豊胸手術をした後、普通に授乳することはできますか?」「シリコンバッグプロテーゼが入っていても、普通に母乳は出ますか?」とご質問いただきます。
私の答えは、「高須クリニックの豊胸手術は、手術後に普通に授乳することができるので心配ありません」です。
高須クリニックの豊胸手術は、乳腺下法で行う場合も、大胸筋下法で行う場合も、乳腺組織を一切傷つけずにシリコンバッグプロテーゼを挿入します。乳腺下法の場合は、乳腺のすぐ下ではなく、乳腺の後ろの脂肪層の下の筋膜と大胸筋の固有筋膜の間を剥離してシリコンバッグプロテーゼを入れるため、乳腺とシリコンバッグプロテーゼが直接接触することはありません。
大胸筋下法の場合は、乳腺の下の大胸筋の下を剥離してシリコンバッグプロテーゼを入れるため、こちらの方法も、乳腺とシリコンバッグプロテーゼが直接接触することはありません。
どちらの方法も、手術後にシリコンバッグプロテーゼを入れた周囲に薄いコラーゲン線維の形成するため、その被膜が乳腺との間のバリアーの役割をし、シリコンバッグプロテーゼと母乳が接触することもありません。また、高須クリニックで使用しているコヒーシブシリコンバッグプロテーゼは、表面のシリコンの膜が丈夫なバリア構造をしている上に、中身のシリコンは形状記憶型のコヒーシブタイプであるため、シリコンの膜が破損したり、中身が漏れ出して流れるということはまずありません。
授乳中は誰でもバストが大きく張るため、シリコンバッグプロテーゼが入っている人はプロテーゼのボリュームの分、ちょっと余分に張ることになりますが、特別大きな問題はありません。授乳後は、誰でもバストがしぼんで小さくなり、シワシワになって垂れてしまいますが、シリコンバッグプロテーゼが入っている人は、プロテーゼのボリュームがあるため、小さくなったり、シワシワになって垂れるのを予防してくれます。
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