顔の施術について
腫れぼったいまぶたの方に幅広平行二重をつくると不自然になる?
最近の10~20代の女性の二重まぶた手術希望の方は、50%強の方が幅広平行の二重を希望されます。
その理由は、今、人気のあるギャル系ファッション雑誌(VIVI、JELLY、popteen、小悪魔agehaなど)のモデルさんのほとんどが幅広平行二重だからです。
ちなみにそれらの雑誌のモデルさん達の二重は、アイプチやアイテープによるものなのか、整形によるものなのかは診察させていただかないと分かりません。
よく患者様で、「このモデルの二重は絶対整形だ!」と言い切る方がいらっしゃいますが、そんなことはプロの美容外科医の僕でも雑誌の写真を見ただけでは分かりません。
スッピンの状態で、じっくりと診察させていただければ、整形によるものかどうか分かりますが、上手な医者がキレイに手術してあれば、スッピンでも素人には分からないでしょう。
それらのモデルさん達に共通して言えるのは、皆、まぶたの皮膚が薄いということです。
通常、まぶたはまつ毛に近い方が薄く、眉毛に近い方が厚いです。
よって、幅の広い二重にするということは、眉毛に近い方の厚い皮膚が折れ曲がって二重になるので、まぶたの皮膚が薄い人だと自然な幅広の二重になりますが、まぶたの厚い人だと厚ぼったい不自然な幅広二重になってしまうのです。
ミニ切開法や全切開法の場合は、同時に脂肪をとることができるので、ある程度はまぶたを薄くすることはできますが、それでも限界があり、もともとまぶたの薄い人ほど薄くすることはできないのです。
非常に分厚い一重まぶたの方が、popteenのモデルの様なすっきりとした薄いまぶたの幅広平行型の二重にするということは物理的に不可能なのです。
そのため、幅広平行二重希望の方で、薄いまぶたの方は希望通りの二重にさせていただくことが多いですが、厚いまぶたの方は、希望より少し幅の狭い平行型二重あるいは末広型二重をおすすめさせていただくことが多いです。
そのほうが、その人にとって一番自然で似合っている二重になるので、結果としてかわいくなってhappyになることが多いのです。
また、幅広平行型の二重は、埋没法では永久に保つことができる可能性は低いため、永久的な効果を希望される方は、ミニ切開法あるいは全切開法をお勧めであることが多いです。
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