顔の施術について
眉下リフト(上眼瞼リフト)の傷痕は目立つのか?
目元の手術希望の患者様のカウンセリングをしているとよく、「眉下切開での上まぶたたるみ取りは傷痕が目立つってネットに書き込みがあったんですが、本当ですか?」「よそのクリニックにカウンセリングに行ったら、そこの先生はやたらと眉下切開を勧めてきて、傷痕はほとんど目立たないって言うんですが、本当ですか?」などとご質問いただきます。
私の答えは、「患者様によって、傷痕がほとんどわからなくなる人もいれば、傷痕が目立つ人もいます」です。
眉下リフト(上眼瞼リフト)は、眉の下のラインで、眉毛の生え際ぎりぎりで皮膚を切除して上まぶたのたるみを取る手術です。目の印象をあまり変えることなくたるみを取って、すっきりさせることができ、被さりを取ることにより目を大きくしたり、若々しい目にすることができます。
また、二重まぶたの人に行うと、目の印象をあまり変えることなく、僅かに二重の幅を広げたり、たるみを取ることができます。
傷痕がほとんどわからなくなる人は、眉毛が濃く、外側までしっかり生えている人と、眉のアートメイクを入れている人です。
逆に傷痕が目立つ人は、眉毛が薄い人や、眉毛が眉頭の部分しかなく、眉尻まで生えていない人です。
眉下リフト(上眼瞼リフト)は、外側のたるみを取るために、眉尻の一番外側くらいまで切開する必要があるので、眉毛が薄い人や、眉尻まで生えていない人は傷痕があらわになり、目立ちやすい傾向にあります。
眉が濃い人は、傷痕が眉の真下にくるため、上手な医者が丁寧に縫合すると、ほとんど傷痕はわからなくなります。眉のアートメイクが入っている人は、アートメイクの下縁で切開するため、この場合も上手な医者が丁寧に縫合すると、ほとんど傷痕はわからなくなります。
高須クリニックでは、カウンセリング時に、傷痕が目立ちやすいかどうかを見極め、その方にあった方法をご提案するので、ご安心ください。
- 目の形を変えずにたるみだけを取ることが可能
- 眉の下で切開し、たるみを引き上げ余分な皮膚や脂肪を切除して縫い合わせることで若々しい目にすることが可能
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担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
50代女性の患者様で、上まぶたのたるみを気にして来院されました。
診察させていただいたところ、もともと二重のラインはあるのですが、加齢により上まぶたの皮膚が被さったため、目を開けた状態で二重のラインが隠れてしまっている状態でした。
上まぶたの皮膚のたるみを取る方法は、二重のラインで被さりを取る方法、眉毛で皮膚を切除する方法、コメカミや額をリフトする方法などがあります。
患者様はあまり大きく目の印象を変えず、目を開けた状態で、もともとある二重のラインが見えるようにしてほしいというご要望でしたので、眉下リフト(上眼瞼リフト)をすることになりました。
眉毛の下のラインにそって、最大約16mmの幅で皮膚を切除し、丁寧に傷を縫合しました。
術後は目の前に大きく被さっていた皮膚が上に上がり、もともとあった二重のラインが見えるようになりました。
また、皮膚が被さらなくなったことにより、目を楽に開けれるようになったため、術前に上がっていた眉が下がり、眉から目までの距離が短くなりました。
大きく目の印象を変えることなく、自然でハリのある目もとになりました。
眉下リフト(上眼瞼リフト)
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眉下リフト(上眼瞼リフト)