顔の施術について
鼻中隔延長術の修正手術は6ヶ月待たずにすぐ行ったほうが良い場合もある?
高須クリニックには、他院で鼻中隔延長手術を行い、結果に満足していなくて、修正手術目的で来院される方がよくいらっしゃいます。
その方達の多くは、
「外人のような鼻になってしまい、自分に合っていないから、元に戻したい」
「鼻の通りが悪くなり、鼻づまりが酷くなって息がしずらいから元に戻したい」
「魔女みたいな意地悪そうな鼻になってしまい、家族や友達に『この鼻似合ってないよ』『整形まるわかりの鼻だね』『前の鼻のほうが良かった』と言われ、ノイローゼ状態になり、元に戻したい」
「安易な気持ちで鼻中隔延長手術を受けてしまったが、後でネットで色々調べてみると、将来鼻が曲がるとか、鼻先の軟骨が浮き出て不自然になるなどのリスクが高いことを知り、不安になって、元に戻したくなったから」
などの理由です。
その患者様達が手術をしたクリニックに修正手術をしてほしいことを伝えると、「6ヶ月待たないと修正手術することはできません」とか、「まだ腫れていて完成ではないので、まずは6ヶ月お待ちください」と言われることがあります。切る手術はどんな手術も、瘢痕が柔らかく完全に腫れが引いて完成にはだいたい6ヶ月かかるので、修正手術をするのは6ヶ月待つのが原則です。
しかし、鼻中隔延長手術に関しては、6ヶ月待たずに、なるべく早く修正手術をしたほうが良い場合があります。鼻先が出すぎたor下に下がり過ぎたのが嫌で、鼻先の軟骨を少しだけ削る修正手術などの場合は、6ヶ月待ってから行っても良いです(その場合、6ヶ月待たなくても修正手術することはできます)。
「手術したことを後悔し元に戻したい」「将来ずっと鼻づまりになるのが嫌なので元に戻したい」「将来鼻が曲がったりするのが嫌なので元に戻したい」などの理由の場合はなるべく早く(できれば手術後2~3週間以内)手術するほうが良いです。
鼻中隔延長手術は、耳介軟骨、肋軟骨などの自家組織や、凍結豚軟骨、死体軟骨などを使用するため、シリコンプロテーゼなどと異なり、手術後に元々ある自分の組織と癒着を起こします。癒着を起こすと、元々ある周囲の組織と固くくっついてしまうため、移植した組織を綺麗に取り出し、元通りに修復することができなくなってしまいます。手術後2~3週間以内であれば、まだそれほど強い癒着は起きていないため、移植した軟骨を綺麗に取り出すことができます。
また、その場合、同時にゴアテックスやシリコンプロテーゼを取り出すこともできるし、私に関しては、自分に合ったシリコンプロテーゼに入れ替えたり、ヒアルロン酸を注射したり、鼻先に耳介軟骨移植をすることをすることもあります。
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