顔の施術について
小鼻(鼻翼)縮小をした後は、シリコンプロテーゼや鼻尖縮小などの手術がやりにくくなるのか?
鼻の手術希望の患者様のカウンセリングをしていると時々、「小鼻縮小(鼻翼縮小)手術をして、鼻の穴が小さくなると、鼻シリコンプロテーゼ、耳介軟骨移植、鼻尖形成(鼻尖縮小)などの手術がやりにくくなるって他院の先生が言っていたんですが本当ですか?」などのご質問をいただきます。
私の答えは、「小鼻縮小(鼻翼縮小)で、よほど鼻の穴が小さくなっていなければ、私に関しては、他の鼻の手術が極端にやりにくくなることはないのでご安心ください」です。
小鼻縮小(鼻翼縮小)は、広がった小鼻を切除して小さくする手術なので、術後は鼻の穴が小さくなります。一方、鼻シリコンプロテーゼ、耳介軟骨移植、鼻尖縮小(クローズ法)、ハンプ切除、骨切り幅寄せ手術などは、鼻の穴の中から行う手術です。
確かに、あまりにも鼻の穴が小さくなっていると、鼻の穴の中から行う手術が多少やりにくくなることはあります。ただし、そのようなことは非常に稀で、通常、小鼻縮小(鼻翼縮小)を行う場合、小指が入って鼻がほじれるくらいの大きさは残すので、鼻の穴の中から行う手術がやりにくくなることはありません。
しかし、不自然なくらい極端に鼻の穴が小さくされてしまっている患者様に関しては、鼻の穴の中から行う手術がやりにくくなることはあります。それでも、私に関しては、鼻の穴の中から行う手術ができなくなることはないし、それによって、仕上がりに差がでることもないので、ご安心ください。
症例のご紹介
鼻のシリコンプロテーゼと小鼻(鼻翼)縮小手術を同時に行った症例写真
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Before
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After(6ヶ月後)
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Before
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After(6ヶ月後)
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Before
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After(6ヶ月後)
平成11年 |
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平成11年 ~平成13年 |
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平成13年 |
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担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代女性の患者様で、鼻を高くして鼻筋を通したいというご要望で来院されました。
また、小鼻が横に広がっているのも悩みということでした。
診察させていただいたところ、鼻根部から鼻背にかけてやや低く、鼻筋があまり通っていない鼻をしていました。
小鼻はやや外側に広がっている状態でした。
患者様のご要望は、「不自然な鼻になるのは嫌で、自然な範囲内で整った鼻にして鼻筋を通したい」ということでしたので、自然な範囲内でシリコンプロテーゼと鼻翼(小鼻)縮小手術をすることになりました。
シリコンプロテーゼは、鼻根部の一番低い部分が約3.5mm高くなるように、I型プロテーゼを眉間の下の部分から鼻背にかけて入れました。
小鼻縮小は、鼻の穴の中から小鼻の外側の途中にかけて、約5mmの幅で皮膚と皮下組織を切除し、縫合しました。
手術後は、ほどよく鼻が高くなって鼻筋が通りました。小鼻もほどよく小さくなり、自然な範囲内で整った鼻になりました。
隆鼻術(シリコンプロテーゼ)
【全院】
鼻翼縮小(小鼻縮小)
【全院】
隆鼻術(シリコンプロテーゼ)
鼻翼縮小(小鼻縮小)