顔の施術について
二重まぶた埋没法で、永久に二重がとれないことはあるのか?(埋没法のとれる確率について)
二重まぶたのカウンセリングのときによく、「埋没法をして永久に二重がとれないことはありますか?」と質問されます。私の答えは、「まぶたの薄い人が目を閉じた状態で6mm以下の狭い二重を作った場合は約50%の人が10年以上とれません」です。
高須クリニックで毎日診療をしていると、当院は35年の歴史があるので、埋没法をして10年以上経っている方と接することはよくあります。その中で10年以上二重がとれていない方に遭遇することはあるのですが、そういった方はほとんどの方がまぶたが薄くて、6mm以下の狭い二重を作った方です。
基本的に埋没法は、まぶたの厚い人、二重の幅を広くする場合に元に戻り易いです。埋没法でなるべくとれないようにしたいのならば、二重の幅はできるだけ狭くするほうが良いです。まぶたの厚い人や幅広い二重を希望する人で、絶対に二重がとれたくない場合は、ミニ切開法あるいは全切開法をお勧めします。
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- まぶたに脂肪がつき腫れぼったい
- 目を開ける力が弱い
- まぶたの皮膚が厚い
- アトピーや花粉症などでよく目をこする
- 幅広い二重を望んでいる(二重ラインが目を閉じた状態でまつ毛から7ミリ以上)
当院の埋没法は、私個人の統計では、全体的にみると、2年以内にとれてしまう方は5~10%くらいです。ただし、この5~10%という数字は、まぶたの厚い人や幅の広い二重を作った場合も含まれるので、まぶたの薄い人や狭い二重を作る場合に関してはもっととれる確率は低くなります。
よく他院の広告で、「当院の埋没法は98%の人が3年以上とれません」などとうたっているところがありますが、まぶたの薄い人や幅の狭い二重を作る場合に限定すれば、それくらいの数字になるかもしれませんが、通常はそんなにとれにくい埋没法は医学的にありえません。
ましてや、「当院の埋没法は絶対にとれません」などとうたっているのは問題外ですので、注意が必要です。
平成11年 |
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平成11年 ~平成13年 |
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担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代の女性患者様で、普段アイプチをしており、そのせいでまぶたの皮膚が被れ、皮膚が厚ぼったくなり、まぶたのシワが増えてしまっていました。
まぶたが被れている人は、まぶたを掻く癖があることが多い上、皮膚が厚ぼったくなっていたため、埋没法ではいつか戻ってしまう可能性が高く、ミニ切開法をご提案したのですが、ダウンタイムが取れないなどの理由で、埋没法をすることになりました。
普段のアイプチは、目を閉じて約6mmのところで二重を作っていたので、埋没法も同じところで行いました。
元々蒙古襞の形に左右差があったため、右が微妙な平行型になり、左は末広型になりました。
埋没法は、普段アイプチをしているところで行うと、比較的戻りにくいです。
逆に広げてしまうと、戻りやすいのであまりお勧めではないです。
二重まぶた・埋没法
【全院】
二重まぶた・埋没法(二針固定)
【全院】
二重まぶた・埋没法
※施術後(After)のメイクあり写真について
女性の目もとの施術はメイクをすることを前提に行うことが多くなっております。
そのため、当院ではこれから施術を受けていただく方への参考として、メイクをしていない施術前後(Before/After)の写真のほか、 施術後(After)のメイクをしている写真も掲載しております。