顔の施術について
二重まぶた埋没法をして、元に戻ってしまう場合は、どのように戻っていくのか?
二重まぶた埋没法は人によってはいつか元に戻ってしまうことがあり、特にまぶたの厚い人、二重の幅を広くした場合、目をよく擦る人などに戻り易いです。
元に戻る場合、どのように戻るのかというと、ある日突然戻ってしまうこともありますが、ほとんどの場合はだんだん幅が狭くなっていき、最初くっきりとしていたラインがゆっくりと浅くなって元に戻るケースです。
埋没法というのは、細い糸をまぶたの中に埋め込み、二重を作りたいラインの皮膚と瞼板(まぶたの先端にある軟骨)を結びつけて固定し二重を作る方法です。糸が緩んで皮膚と瞼板の固定が外れてしまうと二重も戻ってしまうことになります。
ある日突然戻ってしまう場合というのは、例えば、ドッジボールが目に思いっきり当たったり、喧嘩やボクシングなどで目を殴られれば、その衝撃で糸がプツっと切れて戻ってしまうことがあります(非常に稀なことです)。
あとは、質の悪い弱い糸を使用したために糸が切れてしまったり、手術の技術的な問題で、糸の結び方が緩かったり、すぐにほどけてしまうような結び方をしていれば、突然戻ってしまうことがあり得ます(高須クリニックではまずあり得ません)。
一方、元に戻ってしまう人のほとんどは、作った二重の幅がだんだん狭くなって、ゆっくりとラインが浅くなって戻っていきます。
まぶたというのは、下の方は脂肪が少なくて薄く、上の方は脂肪が多くて厚い構造になっています。そのため、幅を広く作った場合は、まぶたの上の方の脂肪が多くて厚いところで糸を結んで固定することになります。その場合、厚い脂肪も含めて糸で皮膚と瞼板を巻き付けている状態になるので、間に入っている邪魔な脂肪によって糸が緩み易い上に、脂肪の圧力で固定した糸がまぶたの下の方へ追いやられて二重の幅が狭くなってしまうのです。この現象は、まぶたの厚い人や二重の幅を広くした場合に起こり易く、どれだけ強固に埋没法で固定しても、こうなってしまう人は何回やってもなってしまいます。
何回も埋没法を繰り返すのはまぶたの負担になって良くないので、2~3回埋没をしても駄目な場合は、ミニ切開法あるいは全切開法をして、余分な脂肪を除去し、永久に取れない二重を作ることをお勧めします。
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- まぶたに脂肪がつき腫れぼったい
- 目を開ける力が弱い
- まぶたの皮膚が厚い
- アトピーや花粉症などでよく目をこする
- 幅広い二重を望んでいる(二重ラインが目を閉じた状態でまつ毛から7ミリ以上)
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担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
20代の女性患者様で、普段アイプチをしており、そのせいでまぶたの皮膚が被れ、皮膚が厚ぼったくなり、まぶたのシワが増えてしまっていました。
まぶたが被れている人は、まぶたを掻く癖があることが多い上、皮膚が厚ぼったくなっていたため、埋没法ではいつか戻ってしまう可能性が高く、ミニ切開法をご提案したのですが、ダウンタイムが取れないなどの理由で、埋没法をすることになりました。
普段のアイプチは、目を閉じて約6mmのところで二重を作っていたので、埋没法も同じところで行いました。
元々蒙古襞の形に左右差があったため、右が微妙な平行型になり、左は末広型になりました。
埋没法は、普段アイプチをしているところで行うと、比較的戻りにくいです。
逆に広げてしまうと、戻りやすいのであまりお勧めではないです。
二重まぶた・埋没法
【全院】
二重まぶた・埋没法(二針固定)
【全院】
二重まぶた・埋没法
※施術後(After)のメイクあり写真について
女性の目もとの施術はメイクをすることを前提に行うことが多くなっております。
そのため、当院ではこれから施術を受けていただく方への参考として、メイクをしていない施術前後(Before/After)の写真のほか、 施術後(After)のメイクをしている写真も掲載しております。