顔の施術について
ミニ切開法や全切開法で二重を作った後、再び二重の手術をして幅を変える場合について
ミニ切開法や全切開法で二重を作った後、修正して幅を変えたいという人がときどきいらっしゃいます。
理由としては、
・二重の幅をやや控えめにしたが、欲がでて、もっと幅を広くしたくなった。
・幅の広い二重に憧れていたので、おもいっきり幅を広くしたが、自分には似合わないことがわかったor眠たそうになったor不自然になった。
・他院で切開二重をしたが、予定より幅を狭くされてしまったor広くされてしまった。
などです。
その場合、ほとんどのケースは埋没法ではなく、切開法で行うことになります。切開法で作った二重を埋没法で広げようとすると、一応広げることができることが多いのですが、切開で作ったラインが強いため、そのラインが強く残り、綺麗なラインにならないことが多く、元に戻りやすいです。また、切開法で作ったラインを埋没法で狭くするのは、切開で作ったラインが強くて勝ってしまうため、不可能なことがほとんどです。
切開法で作った二重の幅を狭くする場合は、前回の切開線よりも睫毛側の皮膚を、前回の切開線を含めて切除し、内部処理をして、前回の切開線よりも狭い二重のラインを作成し、皮膚を縫合します。その場合、25~40mmくらいの横幅で皮膚を切除するので、切開の長さは全切開法と同じになります。幅を狭くする修正の手術をする時期は、切開法をしてほぼ100%腫れが引くのが6ヶ月なので、6ヶ月以上経ってからするのが理想です。ただし、腫れが完全に引いていなくても、手術を行うこと自体は可能なので、私に関しては6ヶ月待たずに手術することもあります。しかし、その場合、腫れている状態で手術することになるので、術後の状態が予想しずらいし、実は修正手術しなくても、腫れが引けば幅が狭くなって、理想の幅になることだってあります。私の場合、患者様が強く希望されれば、術後1ヶ月くらいで修正手術することもあるのですが、できるだけ期間をおいてから手術する方が、より理想の二重になります。
また、前回の手術のときに皮膚を切除されていなければ、かなり幅を狭くすることができますが、たくさん皮膚を切除されてしまっていると、更に皮膚を切除することによって、目が閉じづらくなってしまうので、限界があることがあります。尚、この手術の手術時間や術後の腫れは、通常の全切開法とほぼ同じです。
切開法で作った二重の幅を広げる場合は、通常、前回の切開線の上で切開し、前回の切開線の二重の癒着を外し、新しい切開線のところで内部処理を行い、新しく二重のラインを作ることになります。その場合、まぶたの厚みなどに応じて、ミニ切開法に準じて短い切開で行ったり、全切開法に準じて長い切開で行います。この手術も、二重の幅を狭くする手術と同様、6ヶ月経ってから手術するのが理想ですが、どうしても待てない方には、私の場合、6ヶ月待たずに手術することもあります。 しかし、この手術は前回の切開線の上に切開して癒着を外す操作をするので、前回の切開の傷がある程度治ってからでないとできないため、私の場合、最低でも3ヶ月経ってから手術するようにしています。この手術もまた、手術時間や術後の腫れは、ミニ切開法あるいは全切開法とほぼ同じです。
切開法で作った二重の幅を広げるのは、この方法以外に、まぶたのたるみを持ち上げることによって広げる方法があります。その場合、たるみの状態や患者様の都合に合わせて、眉の下でたるみをとる眉下リフト、眉の上でたるみを取るブローリフト、額リフト(額のしわ取り手術)、こめかみリフト、ポニーテールリフト(小切開こめかみリフト)、サーマクールFLXRF高周波エネルギーシステム、ウルセラシステム焦点式(ハイフ)超音波システムなどを行います。
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- ■切開法で作った二重の幅を狭くする場合:
前回の切開線よりも睫毛側の皮膚を、前回の切開線を含めて切除する。
- ■切開法で作った二重の幅を広げる場合:
(1)前回の切開線の上で切開する方法
前回の切開線の二重の癒着を外し、新しい切開線のところで内部処理を行い、新しく二重のラインを作る。
まぶたの厚みなどに応じて、ミニ切開法に準じて短い切開で行ったり、全切開法に準じて長い切開で実施。
- (2)まぶたのたるみを持ち上げることによって幅を広げる方法
眉下リフト、ブローリフト、額リフト(額のしわ取り手術)、こめかみリフト、
ポニーテールリフト(小切開こめかみリフト)、サーマクールFLXRF高周波エネルギーシステム、ウルセラシステム焦点式(ハイフ)超音波システム
- ※埋没法は、綺麗なラインにならないことが多く、元に戻りやすいためおすすめしていません
- ■切開法で作った二重の幅を狭くする場合:
平成11年 |
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平成11年 ~平成13年 |
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