ジョールファット除去

ジョールファットとは、口角の外側にある脂肪。加齢で垂れ下がってくると口元のたるみやゆるみを招き、マリオネットラインを深くしていきます。また、フェイスラインがいびつになってくずれ、頬のたるみが極端に目立つブルドック顔になってしまうこともあります。
このジョールファットを除去すると口角が上がってフェイスラインもすっきりし、さらには将来的なたるみ予防にも効果的です。
施術では、極細のカニューレを耳たぶの付け根など傷跡が目立たない部分から挿入して、余分なジョールファットを吸引。30~60分程度の施術で、フェイスラインがV字を描いてシャープになるのがわかる施術です。

【ジョールファット除去のメリット】

  1. 顎が細くなってフェイスラインがすっきりする小顔効果。
  2. 頬のたるみやマリオネットラインが目立たなくなるエイジングケア効果。
  3. たるみの原因を取り除くことでブルドック顔などの予防効果。
  4. 耳たぶの付け根からの吸引と溶ける糸による縫合で傷跡は目立たない。

こんなお悩みをお持ちの方へ

  1. 口角周りの脂肪をしっかり取りたい
  2. 口元のたるみをなくしたい
  3. マリオネットラインが気になる
  4. ブルドック顔になりたくない
  5. 半永久的な効果を望んでいる

施術料金

ジョールファット除去

¥330,000(税込)

【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】

ドクターがジョールファット除去を解説

高須 幹弥 医師 高須 幹弥 医師

高須幹弥医師が、ジョールファット除去の特徴をやさしく解説します。

ジョールファット除去は、正面からは見えにくい耳たぶの付け根を小さく切開し、極細のカニューレを挿入して脂肪を吸引します。

脂肪の吸引量は少ないと変化を感じにくく、とり過ぎると不自然になるので、その方のもともとの脂肪の量や顔立ちに合わせて、細かく調整していきます。

切開は耳たぶの付け根で行い、極細のカニューレが挿入できる最小限の大きさです。このため、傷跡もほとんど目立ちません。

手術中は局所麻酔が効いているため、全く痛みは感じませんが、術後に吸引部分の周辺が5日程度の腫れが出ます(個人差あり)。

ジョールファットは加齢とともに垂れ下がり、頬から口元にかけてのたるみを招き、マリオネットラインを深くしたり、ブルドック顔の原因になってしまう脂肪です。すでにたるみが気になっている方はエイジングケアに。若い方の場合は、たるみやしわ予防としても効果的です。
また脂肪細胞そのものを除去するため、吸引した箇所は非常に脂肪がつきにくくなるので、リバウンドの心配はほとんどないと思っていいでしょう。

術中も術後も快適に

施術は、極細の針による注射で局所麻酔をしてから行うので、術中の痛みは少なくて済みます。脂肪吸引のプロがゆっくり丁寧に吸引していくから、仕上がりはとても自然。術後の腫れや痛みもわずかで、手術当日からシャワーもOKです。

美的センスの高さで、満足いただける仕上がりを

十分な量の脂肪が吸引できないと期待したほどのサイズダウンができず、反対に吸引し過ぎると皮膚が筋肉に張り付いて不自然に。高須クリニックには、美的センスに優れた医師が勢ぞろい。その方の脂肪のつき方に合わせて吸引量を微妙に調整し、ご満足いただける仕上がりを心がけています。ジョールファット以外の部分の脂肪吸引については、以下のページをご覧ください。

顔の脂肪吸引のポイント、テクニックについて(高須幹弥の場合)

顔の脂肪吸引のポイント、テクニックについて(高須幹弥の場合)

脂肪吸引というのは、ただ闇雲にたくさん脂肪をとればいいだけの手術ではなく、一連の流れにおいて、様々なポイント、テクニックがあります。

以下に、私が注意して行っているポイント、テクニックについて詳しく解説させていただきます。

デザイン

脂肪吸引の手術をするとき、吸引する皮下脂肪の範囲をデザインします。
手術中に消えないように、太い油性マジックでデザインします。

また、脂肪吸引する範囲をデザインする際、皮下脂肪のボリュームが多い部位を中心に、山の等高線を描くようにデザインします。

こうすることにより、手術中に、どの部位をたくさん脂肪を吸引し、どの部位を控えめに吸引すべきなのがわかり、より美しいプロポーションに仕上げることができるからです。

脂肪吸引は、「いかに大量に脂肪を吸引するか」ではなく、「いかに綺麗なプロポーションに仕上げるか」が重要なポイントになります。

ただ単に闇雲にたくさん脂肪を吸引するだけのお粗末な脂肪吸引をしてしまうと、プロポーションの悪いフェイスラインになってしまったり、皮下脂肪をとりすぎることにより、げっそり頬が痩せこけた顔になったり、皮膚の表面が凸凹になったり、段差ができたり、変に窪んだりしてしまいます。

麻酔

脂肪吸引の麻酔は、チュームセントテクニックを併用した局所麻酔で行う場合と、全身麻酔で行う場合があります。

顔の脂肪吸引の場合は局所麻酔で十分行うことが可能ですが、患者様が眠った状態で手術を受けたいと希望された場合は全身麻酔で行います。

全身麻酔で用いる麻酔器とモニター

全身麻酔で行えば、手術中、患者様の意識はなく、眠っている状態になります。
そのため、手術中の痛みは全く感じません。

全身麻酔で手術を行う際は、麻酔の専門医が全身麻酔を担当し、美容外科医が手術を担当します。

それぞれの医師が自分の仕事を担当し、分業することにより、自分の仕事に専任できるため、クオリティーの高い仕事をすることができます。

他院では、美容外科医が一人で全身麻酔と手術を行ったりするところもありますが、一人の医者が麻酔と手術の両方を同時に担当すると、どちらも中途半端になって、クオリティーが低くなってしまうし、手術に夢中になって、麻酔が疎かになってしまうことがあります。

高須クリニックで全身麻酔の手術を行う場合は、必ず麻酔科の専門医が麻酔を行い、美容外科医が手術を行うようにし、クオリティーの高い麻酔と手術を提供するようにしています。

チュームセントテクニック

高須クリニックの脂肪吸引は、原則として、チュームセントテクニックを用いたウェットメソッドで行っています。

チュームセントテクニックは、チュームセント液を皮下脂肪層に注入して充満させ、脂肪を軟らかくしてから脂肪吸引をします。

チュームセント液は、薄めた局所麻酔(リドカイン)、血管収縮剤(エピネフリン)、PH緩衝液(メイロン)、生理食塩水を混合したものです。

血管収縮剤により脂肪組織の中の血管が収縮し、チュームセント液の充満によって脂肪組織が膨らむことにより、更に血管が収縮します。

そのため、チュームセントを用いたウェットメソッド脂肪吸引は、従来のドライメソッドの脂肪吸引と比較すると、手術中の出血がほとんどなく、よりたくさんの脂肪を吸引することができます。

また、手術後の腫れや内出血も少なく、痛みも少ないというメリットがあります。

Point:吸引カニューレ

私に関しては、顔の脂肪吸引をするときは、カニューレは直径1.6~2.0mmの細いものを使用することが多いです。
ボディ専用の脂肪吸引カニューレは、3mm、4mm、5mm、6mmなどのものもありますが私に関しては、顔の脂肪吸引はいつも最も細いものを使用しています。
細いカニューレのほうが、時間はかかりますが、より細かく丁寧に皮下脂肪をすることができ、取りむらが生じたり、皮膚の表面が凸凹することなく、スムースに吸引することができるからです。
また、細いカニューレを用いるほうが、吸引口が小さくなるため、傷跡も短くてすみ、より目立たなくなります。

とりすぎない

脂肪吸引は、無理して皮下脂肪を取りすぎてしまうと、皮膚の表面が凸凹になりやすいので、そうならないように、細かく丁寧に満遍なく脂肪を吸引することが大切です。

脂肪吸引全般にいえることなのですが、どこの部位の脂肪吸引も皮下脂肪を取りすぎないことが重要です。

無理して皮下脂肪を取り過ぎてしまうと、皮膚と筋膜が直接癒着し、皮下脂肪が全くないゴツゴツした軟らかさのない感触の身体になってしまいます。

また、部分的に皮膚と筋膜が癒着し、表面が凸凹になったり、脂肪を吸引した部位としていない部位の境目が段差になったりしてしまいます。

そのようにして生じてしまった凸凹や段差は、場合によっては元に戻したり修正したりできなくなってしまうこともあります。

そのため、高須クリニックの脂肪吸引は、無理して皮下脂肪を取りすぎることなく、皮膚と筋膜の間に、薄く一層皮下脂肪を残すようにしています。

皮膚、皮下脂肪、筋肉の断面図

無理して必要以上に脂肪吸引してしまうと、

とりむらができて段差が生じたり、部分的に皮膚と筋肉が癒着して、皮膚の表面が凸凹になったり、完全に皮下脂肪がなくなって、皮膚と筋膜が癒着し、皮下脂肪が全くない硬い質感のゴツゴツした表面になってしまう。

女性の場合こうなると、皮膚表面の柔らかさ、丸みがなくなってしまい、致命的になってしまう。

程よい量の皮下脂肪を適量吸引し、適度に皮下脂肪の層を一層残し、自然な見た目、感触に仕上げることが大切である。

高須のこだわり

  • 質の良い注射針のみを使用

  • 手術後、注射後などの腫れを引かせる漢方薬「治打撲一方」について

  • 内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」

術前・術後の注意事項・アフターケア

施術時間30~60分程度
術後の通院なし~1回
術後の腫れ約5日(個人差あり)
カウンセリング当日の治療予約に空きがあれば可能
入院の必要性なし
麻酔局所麻酔
シャワー当日より可能
洗髪当日より可能
  • 脂肪吸引後の運動についての注意点

  • 脂肪吸引後のシャワーや入浴についての注意点

リスク・副作用・合併症について

  • 脂肪の取りすぎについて

  • 術後の内出血について

  • 仕上がりにわずかな左右差が生じる可能性について

  • 仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性について

ジョールファット除去のダウンタイム

個人差はありますが、腫れが5日程度続きます。
当院では、手術後や注射後などの腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」や、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しており、希望される方に処方させていただきます。
ジョールファットの脂肪を吸引した口角周りがちょっと膨らんだように腫れるため、マスクをすれば、手術翌日から出勤や登校していただくことができます。

【小顔・顔痩せ施術】比較一覧

1Day Yes!小顔術 ジョールファット除去 小顔専用脂肪溶解注射
メソシェイプフェイス
小顔専用高濃度脂肪溶解
メソカクテル
施術
内容
・極細針を使用して脂肪を吸引。同じ針穴から、溶ける糸を挿入して皮膚のタルミを引き上げる。
・施術は局所麻酔または笑気麻酔で行われ、切開せず注射器のみで脂肪を抽出する。
・カニューレという特殊な管を挿入して脂肪を吸引。
施術は局所麻酔で行われ、カニューレ挿入のために切開する。
・1回の施術でより多くの脂肪を取りたい場合に向いている。
・顔専用の脂肪溶解注射で、脂肪の燃焼と老廃物の排出を促す。
・注射はクリーム麻酔のあとに行われる。
・平均施術回数は3~4回。大量に脂肪がついている場合は6回以上行うこともある。
費用 あご下スマートプラン
(あご下&エラ下脂肪吸引+糸2本)
¥440,000(税込)
両頬
¥330,000(税込)
両頬1回 ¥66,000(税込)
施術時間 約30~40分 約30~60分 約5分
メイク 直後より可能。 術後約1週間後に行う抜糸が終われば可能。 針穴からの出血がなければ直後から可能。
術後の
ダウンタイム
ほとんどなく、フェイスバンドの必要もない。 強い腫れは1週間程度。 直後に多少の腫れはあるが、大きな腫れは翌日にはほとんど引いている。
効果を実感
できるまでの
期間
ほとんど腫れないため、直後から実感。 1~2週間程度で腫れが引いてくると実感できるようになってくる。 1~2週間程度で脂肪や浮腫みが排出され、実感できるようになってくる。

※大阪院は笑気麻酔は取り扱いしておりません。

よくあるご質問

どこを切開しますか?

耳たぶの付け根を切開し、そこから極細のカニューレを挿入して脂肪を吸引します。両口横を行いますので、切開ヶ所も両耳たぶの付け根の2ヶ所になります。正面からは見えにくい場所をカニューレが挿入できる最小限の大きさで切開しますので、傷跡はほとんど目立ちません。

リバウンドはしますか?

脂肪がつきやすいかつきにくいかは、脂肪細胞の数が大きく関係します。脂肪吸引は脂肪細胞そのものを除去するため、一度吸引した箇所は非常に脂肪がつきにくい状態になります。このため通常の食事量であれば、まずリバウンドすることはありません。身体全体が大幅に太った場合でも、脂肪吸引箇所の太り具合は緩やかなものとなります。

傷跡は残りますか?

正面からは見えにくい耳たぶの付け根に脂肪を吸引するカニューレが挿入できる最小限の大きさで切開します。このため、傷跡はほとんど目立ちません。施術直後は麻酔による影響で腫れが出るため、傷跡よりも腫れが気になってしまうかもしれませんが、メイクやマスクなどで隠せば問題ないかと思います。そして、時間経過とともに徐々に目立たなくなっていきます。

脂肪をとると皮膚がたるむのではと心配です。

当院の脂肪吸引は、高度な技術を駆使して行う施術のため、吸引した後の皮膚もたるみにくく、仕上がりのムラや凸凹が非常に少ないのが特徴です。しかし、脂肪を取り過ぎるとたるみは出やすくなるので、その方に合わせた適切な量の脂肪を吸引しています。稀に元々の皮膚がたるみやすいという方もいらっしゃいますが、その場合は皮膚の引き締め術を行うこともできます。

ジョールファットは除去することで問題ありませんか?

除去することで問題が起こるという報告のない脂肪です。そのままにしておくとたるみをひどくする脂肪なので除去される方が増えており、ジョールファット除去は最近とても人気の施術になっています。

バッカルファット除去やメーラーファット除去とジョールファット除去はどう違うのですか?

いずれも顔の脂肪を取り除く施術です。メーラーファット除去はジョールファット除去と同じ脂肪吸引の一種ですが、吸引する脂肪の位置が異なります。メーラーは頬の比較的高い位置、頬骨周辺の脂肪吸引なので、主にほうれい線の改善に効果的です。ジョールは頬の下方・口角の横の脂肪を除去するため、口元に出やすいマリオネットラインやブルドック顔の改善に効果的です。バッカルファットは頬の中央の深い部分にある脂肪で、ジョールファットと同様にブルドック顔の大きな原因になりますが、施術方法が大きく異なり、口の内側を切開してバッカルファットを引き出します。

施術方法は200種類以上

どんなお悩みでも
ご相談ください

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

お問い合わせ

高須クリニックお客様コールセンター

フリーダイヤル

0120-5587-10 0120-5587-35

電話受付時間:9:00〜21:00
診療時間:10:00〜19:00

SNS
オフィシャルアカウント

  • 【高須クリニック】LINE公式アカウント
  • Youtube
  • Instagram
  • X(旧Twitter)
  • ブログ

全国の高須クリニックの
医院一覧