日本人に多いこめかみのくぼみ。こめかみがくぼんでいると、老け込んで見えたり、いつも疲れているような印象を与えてしまいます。また、頬骨の飛び出しや張ったエラなどの骨格の短所も余計に目立ってしまいます。くぼんだこめかみをふっくらとさせるだけで、顔全体の印象をがらりと変えることができるのです。
最も手軽な方法は、ヒアルロン酸注入。施術時間はたった30~60分程度。約1年間十分な効果が持続し、約2~3年かけて徐々に体内に吸収されます。
半永久的な効果を望むなら、こめかみの生え際から数cm程後方の部分を約2cm切開し、筋肉と骨の間にプロテーゼを挿入する方法があります。
どちらもこめかみのくぼみを自然に改善し、疲れを感じさせない美しい顔立ちにチェンジします。

ヒアルロン酸を注入する場合

プロテーゼを挿入する場合

高密度のみを使用

肌への効果の高さを考え、純度の高い高密度のヒアルロン酸を厳選。美しい仕上がりが、長期間持続します。高須クリニックでは、中国製のヒアルロン酸は一切使用していません。

より自然で美しいこめかみを完成させるために、細やかに調整

高須クリニックでは、質の良いプロテーゼを使用。そして、一人ひとりのこめかみの形に合わせてプロテーゼを数ミリ単位で調整し、自然なフィット感と仕上がり感を実現しています。

こんなお悩みをお持ちの方へ

  1. こめかみをふっくらさせたい
  2. 美しい顔立ちになりたい
  3. 疲れて見られることが多い
※こめかみ形成(ヒアルロン酸注入)施術風景

施術料金

こめかみ形成(ふっくらさせる)

ヒアルロン酸注入 1本 ¥110,000(税込)

【全院】

プロテーゼ挿入 ¥385,000(税込)

【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】

※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。

症例のご紹介

窪んだこめかみへのヒアルロン酸注入

  • Before

  • After

  • Before

  • After

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

こめかみが深く落ちくぼんでいます。齢を取ると誰でもこめかみはくぼんでいくのですが、骨格や肉のつき方によってくぼみやすい人とくぼみにくい人がいます。この方はくぼみやすいタイプの方で、痩せているので余計にくぼみが深くなります。こめかみのくぼみは遺伝的要素が大きく、この様な方は親や兄弟、子供もくぼんでいることが多いです。こめかみがくぼんでいると、なんとなく老けてみられたり、やつれてみられたりします。
この方はくぼみが深かったので、ヒアルロン酸を3本ずつ(3ccずつ)注入しました。くぼみがもう少し浅い方だったら1~2本で十分なことが多いです。くぼみを完全に平らにしなくても、深いくぼみを少し浅くするだけでも十分印象は変わりますので1~2本くらい注入する方も多いです。ヒアルロン酸注入は痛みはごくわずかですし、腫れはほとんどでません。高須クリニックのヒアルロン酸は長期持続タイプのものを使用しているので、2~3年程度で吸収されていきます。こめかみのくぼみが目立たなくなると、若くみられたり、元気にみられたりしますね。ヒアルロン酸以外にこめかみを膨らませる方法は、シリコンプロテーゼを入れる方法と脂肪吸引した脂肪を注入する方法がありますが、どちらも多少の腫れとダウンタイムを要しますので、現在はヒアルロン酸でされる方が多いです。

こめかみ形成(ふっくらさせる)

ヒアルロン酸注入 1本 ¥110,000(税込)

【全院】

プロテーゼ挿入 ¥385,000(税込)

【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】

シワ取りヒアルロン酸注射

1本(1CC) ¥110,000(税込)
※通常2~6本使用します。

【全院】

手の甲ヒアルロン酸注射

1回 ¥330,000(税込)

【全院】

施術の流れ

当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。

ヒアルロン酸注入の場合

プロテーゼ挿入の場合

高須のこだわり

  • 質の良い注射針のみを使用

    高須 幹弥 医師
    高須 幹弥 医師

    当院の手術の際の局所麻酔注射、ヒアルロン酸注射、ボツリヌストキシン注射の際の注射針には、国産のテルモ針、エンジェルニードルなど、質の良いものだけを使用しています。

    一般的に、注射針は、より細く、より切れの良いほうが痛みが少なくなっています。当院で使用している注射針は、細さと切れ味を追及した質の良い注射針。針を刺す際の痛みが少なく、少しでも患者様の苦痛を少なくするために最善の努力をしています。

    高須クリニックの注射針の特徴
    ①針の細さ

    注射をするときの痛みは、一般的に、細い注射針ほうが少なく、太い注射針のほうが痛みが強くなります。それは、皮膚や粘膜に注射する際、注射針で皮膚や粘膜の表面に小さな穴を空け、針先が中に入っていくからです。当然、細い針のほうが表面を傷つけるダメージが少なく、痛みが少なくなります。

    しかしながら、注射する部位によっては、あまりに細すぎる注射針を使用すると、針が皮膚の硬さに負けてしまい、刺さらない場合も。当院では様々なG(ゲージ)※の注射針を取り揃えており、皮膚の硬さに負けない硬さの注射針で、細いものでは30~34G(ゲージ)※のものをご用意しています。

    注射する部位によって使用する針を替え、少しでも患者様の痛みが少なくなるように努力しています。

    ※G(ゲージ):注射針の太さの単位。 数字が大きいほど細くなります。

    ②針の外径に対して内径が大きい

    当院では、針の外径に対して内径の大きい注射針を使用。
    麻酔液やヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどを注射する際、薬液は注射針の内腔を通過して注入されます。

    外径に対して内径が大きい注射針のほうが、薬液が内腔を通過する時の圧力に対する外径の太さが細いため、その分、細い針を使用することができます。結果的に患者様の痛みが少なくなります。

    一般的な注射針。内腔が小さい。外径に対して内径が大きい注射針。内腔が大きいため、その分外径が小さくなり、刺すときの痛みが少なくなる。
    ③針の切れ味が鋭い

    当院では切れ味の鋭い注射針を使用。
    切れ味が鋭い注射針は、皮膚や粘膜を貫く際、抵抗が少なくスムーズに針が入っていくため、痛みが少なくなります。

    ④様々な長さの注射針を取り揃えている

    一般的に、薬液を注入する際、浅い層に注入する場合は短い注射針を用い、深い層に注入する際は長い注射針を用います。
    当院でも同じように、皮膚の狭い範囲に注入する際には短い注射針を用い、広い範囲に注入する際には長い注射針を用いて注射を行っています。

    特に、広い範囲に注入する場合、短い注射針で行うと、何回も針を刺すことになってしまい、その分、患者様の痛みが強くなります。そのため、広い範囲に注入時には、少しでも痛みを軽減させるために専用の長いカテラン針などを使用しています。

  • 手術後、注射後などの腫れを引かせる漢方薬「治打撲一方」について

    高須 幹弥 医師
    高須 幹弥 医師

    当院では、手術後や注射後などの腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」を常備しております。
    治打撲一方は、元来、その名が示すよう、打撲の治療に用いる内服薬であり、江戸時代中期の医者香川修庵によって考えられた薬です。
    患部の血行をよくするとともに、腫れや痛みをやわらげる効果があります。
    打撲以外にも、外科手術後の腫れや痛みに対しても一般的に使われており、美容整形の手術や注射などの後にも使用することができます。

    【治打撲一方の成分】

    漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。

    治打撲一方の構成生薬は下記の7種類です。

    ・桂皮(ケイヒ): クスノキ科カツラの木の樹皮を乾燥させたもの。薬効は、体を温め、痛みを止め、血行を改善する作用があります。

    ・川芎(センキュウ): セリ科センキュウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環をよくし、痛みを止める作用があります。

    ・川骨(センコツ): スイレン科コウホネの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環と水分の循環をよくし、内出血を治す作用があります。

    ・甘草(カンゾウ): マメ科カンゾウの根を乾燥させたもの。薬効は、消化を整え、痛みを止める作用があります。

    ・大黄(ダイオウ): タデ科ダイオウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、便通をよくし、血行を改善する作用があります。

    ・丁子(チョウジ): フトモモ科チョウジノキの蕾。薬効は、腹を温め、痛みを止める作用があります。

    ・撲樕(ボクソク): ブナ科クヌギの樹皮を乾燥させたもの。薬効は、皮膚の排膿を促す作用があります。

    桂皮と丁子は発散性の生薬で、患部の熱や痛みを発散して治します。
    大黄と樸樕には収斂作用があり、熱や腫れを冷ます効果が期待できます。
    そのほか、血液循環をよくする川芎、止血作用の川骨、緩和作用のある甘草などが配合されます。
    これらの成分が一緒に働くことで、相乗作用があり、よりよい効果を発揮します。

    用法

    通常、朝昼夕の3回、1包2.5gずつ、食前又は食間に経口服用します(1日3包内服するということです)。
    主に手術後の腫れの強い間に内服します(手術後3日~2週間程度のことが多いです)。
    手術、注射などの治療後に服用を希望される方に処方させていただきます。

    料金

    1包 : ¥110(税込)【全院】

  • 内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」

    高須 幹弥 医師
    高須 幹弥 医師

    高須クリニックでは、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しています。

    主成分は、ラクトフェリンをナノ脂質(リポソーム)に封入したもので、皮膚に浸透しやすく、お肌に優しいクリームです。
    ラクトフェリンとは、母乳・涙・汗・唾液などの分泌液に含まれる鉄結合性の糖タンパク質です。
    内出血は、赤血球中のヘモグロビンに含まれる鉄の色が大きな素ですが、ラクトフェリンは鉄と結合して排出する作用(鉄キレート作用)が非常に強く、内出血の色を早く消す効果があります。

    また、ラクトフェリンには抗炎症作用や、抗菌作用、抗酸化作用もあり、メタロプロテアーゼ(細胞外マトリックスを分解する酵素)に対するキレート作用もあります。
    サイトカインの過剰な産生を抑制し、炎症部位における白血球の過剰な動員および活性化を阻害する状態になり、内出血の回復に効果が期待されます。
    当院では、ヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注射による治療の際、極細の注射針を使用し、細心の注意をはらい、治療しているため、内出血は起こりにくいのですが、体質などの理由により、稀に起こってしまうことはあります。

    目元の手術やエイジングケア手術などでも内出血が生じてしまうことはあります。
    内出血が生じてしまうと、通常、治まるまでに1週間程度かかり、長い場合は2週間程度かかってしまうこともあります。
    その場合、ケラスキンクリームを用いることにより、早く内出血を引かせることができます。

    使用方法

    1日2回、患部の皮膚に塗布し、指で優しくマッサージします。
    1回につき約0.15ml使用しますが、部位によって適宜増減し、調整します。
    薬を塗布し、皮膚に吸収された後、メイクをしていただくことができます。
    手術後の縫合してある傷の部分にケラスキンを塗布することも可能です(抜糸する前の糸がついている傷に塗布することが可能ですが、糸がついている状態の傷にメイクすることは勧めていません)。

    料金

    5ml : ¥2,200(税込)【全院】

術前・術後の注意事項・アフターケア

ヒアルロン酸注入の場合

施術時間10分
術後の通院なし
術後の腫れごくわずか(個人差あり)
カウンセリング当日の治療予約に空きがあれば可能
入院の必要性なし
麻酔クリーム麻酔
シャワー当日より可能
洗髪当日より可能
メイク直後より可能

プロテーゼ挿入の場合

施術時間30~60分程度
術後の通院1回
術後の腫れ約5日(個人差あり)
カウンセリング当日の治療予約に空きがあれば可能
入院の必要性なし
麻酔局所麻酔
シャワー当日より可能
メイク直後より可能
  • 術後の洗顔、メイク、入浴について ※ヒアルロン酸注入の場合

    注射の後は、当日からメイク、洗顔してもらっても大丈夫です。極細の注射針で行うため、直後でも腫れはわずかです。注射した後は、お帰りいただくまでの間しばらく、氷嚢(アイスノン)で冷していただきます。5~10分程度冷やしていただき、針穴から出血していなければ、メイクをして帰っていただいても大丈夫です。
    もちろん、洗顔もしていただいて大丈夫です。
    入浴に関しては、注射した当日は、身体が温まって血流が良くなることによって、腫れが出やすい状態にあるため、軽めのシャワー程度にしておくのが無難です。どうしても注射した当日に湯船に浸かりたい場合は、ぬるま湯に短時間(5分以内くらい)の入浴くらいに済ませるのが無難です。
    同じ理由で、注射した当日のサウナ浴、岩盤浴も避けるのが良いです。注射した翌日には、普段通りの入浴をしても大丈夫です。サウナ浴、岩盤浴なども翌日から可能です。

  • 術後のエステ・自宅で行う顔のマッサージの注意点 ※ヒアルロン酸注入の場合

    注射の後は、当日からメイク、洗顔してもらっても大丈夫です。極細の注射針で行うため、直後でも腫れはわずかです。注射した後は、お帰りいただくまでの間しばらく、氷嚢(アイスノン)で冷していただきます。5~10分程度冷やしていただき、針穴から出血していなければ、メイクをして帰っていただいても大丈夫です。
    もちろん、洗顔もしていただいて大丈夫です。
    入浴に関しては、注射した当日は、身体が温まって血流が良くなることによって、腫れが出やすい状態にあるため、軽めのシャワー程度にしておくのが無難です。どうしても注射した当日に湯船に浸かりたい場合は、ぬるま湯に短時間(5分以内くらい)の入浴くらいに済ませるのが無難です。
    同じ理由で、注射した当日のサウナ浴、岩盤浴も避けるのが良いです。注射した翌日には、普段通りの入浴をしても大丈夫です。サウナ浴、岩盤浴なども翌日から可能です。

リスク・副作用・合併症について

  • 内出血について ※ヒアルロン酸注入の場合

    ヒアルロン酸などの注射による治療をする際に、最も高い頻度で生じるリスクは、注射後の内出血です。
    注射後の内出血は全ての人に生じるわけではありません。
    むしろ内出血を生じない人のほうが多く、内出血が生じてしまうのはだいたい10人に1人くらいの割合です。
    内出血が生じる原因のほとんどは、注射針が偶発的に細い血管に当たってしまうことです。
    私達医師は注射する際、なるべく針が血管に当たらないように注意深く丁寧にさせていただいておりますが、どれだけ慎重に注射しても、10分の1程度の確率で内出血は生じてしまいます。
    程度の軽い内出血であれば、1週間くらいでほとんど消えていますが、運悪く強い内出血が出てしまうと、消えるまで2週間程度かかることがあります。
    しかし、注射による治療の後は治療当日からメイクをすることができるので、内出血が出てしまってもファンデーションやコンシーラーで隠すことができます。
    また、なるべく内出血を生じないようにするためには、私達医師が丁寧に治療することはもちろん、注射した当日は熱いお風呂に長時間浸ったり、サウナに入らないこと、激しい運動はしないこと、お酒を飲みすぎないこと、注射した部位を必要以上に弄らないことなどが大切です。

  • 仕上がりにわずかな左右差が生じる可能性について

    こめかみシリコンプロテーゼのリスク、副作用に、仕上がりにわずかな左右差が生じる可能性というものがあります。

    そもそも、人間の顔は必ず左右非対称にできています。

    こめかみ、フェイスラインも必ず非対称にできています。

    土台の骨格には必ず非対称、歪み、曲がりがあり、それにより、頭蓋骨や頬骨の形、位置、高さ、こめかみの筋肉の発達具合、脂肪のボリュームやつき具合などに多少の左右差があります。

    そのため、仮に、完璧に左右対称に手術を行ったとしても、元の土台の非対称があるため、必ずわずかな非対称は生じてしまうことになります。

    また、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。

    コンピューターで絵を描くように、完璧に左右対称に仕上げることは現実的、物理的に不可能です。

    我々高須クリニックのドクターは、なるべく左右差が出ないようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、必ずわずかな非対称は生じることになり、コンピューターグラフィックスのような完全なシンメトリーにすることは不可能です。

  • 感染(シリコンプロテーゼ挿入)

    こめかみのシリコンプロテーゼのリスク、副作用に、手術中の感染があります。

    当院では、こめかみのシリコンプロテーゼ手術をする際、手術部位の皮膚を消毒し、無菌操作下に行います。

    また、使用するシリコンプロテーゼも滅菌処理されたものを使用しております。

    厳重な無菌管理下に手術を行えば、手術中感染を起こす可能性は極めて低いです。

    しかし、どれだけ厳重に無菌管理下に一連の手術を行っても、手術中感染を起こす可能性は0ではありません。

    こめかみのシリコンプロテーゼ手術をして手術中感染する場合、手術後数日以内に注入部位が赤く腫れて痛みが出てくることが多いです。

    万が一感染症を起こした場合、一旦、シリコンプロテーゼを除去し、抗生剤の投与等、最善の処置をさせていただきます。

    感染症状が治まれば、再びシリコンプロテーゼを入れることは可能です。

  • 血管の閉塞による血流不全、皮膚壊死

    ヒアルロン酸注射のリスク、副作用に、血管の閉塞による血流不全、皮膚壊死というものがあります。

    顔のシワや窪みにヒアルロン酸を注入するとき、偶発的にヒアルロン酸が血管内に入ると、ヒアルロン酸の粒子が血管の末梢の細い部分を閉塞し、その血管の支配流域の血流不全を起こすということが非常に稀に起こり得ます。

    動脈の血流不全を起こすと、ヒアルロン酸注射直後から数時間後にかけて、その血管の支配流域の皮膚が白くなって痛みが出たりします。

    閉塞の状態が酷い場合は、動脈の支配流域の皮膚が強く腫れたり、皮膚壊死を起こす可能性も0ではありません。

    こういったヒアルロン酸注射による血管閉塞の合併症は、実際に起こる確率は非常に稀で、高須クリニックではこのリスクを避けるために、解剖学的な血行支配を熟知し、血管を避けるように針の刺入部位、刺入する層の深さを考慮してヒアルロン酸を注入する、注入する際、皮膚の色調の様子を見ながらゆっくり注入するなどの細心の注意を払って行っております。

    それでも万が一閉塞した場合に備えて、注入したヒアルロン酸を分解するためのヒアルロニダーゼや、血管を拡張させ、血行を良くするためのプロスタグランジン製剤の軟膏、注射、点滴などを配備しています。

  • 注射後、注入部位を過度にいじったり揉んだりすると腫れる可能性がある

    ヒアルロン酸注射のリスク、副作用に、ヒアルロン酸注入後間もない時期に注入部位を過度にいじったり揉んだりすると、注入部位が腫れてくる可能性があるということがあります。

    ヒアルロン酸は、注入してからその部位の皮膚や組織にある程度馴染んでくるまで2~3日かかります。

    そのため、ヒアルロン酸注射後2~3日の間に過度に注入部位をいじったり揉んだりすると、注入部位の皮膚や組織に炎症が起こり、腫れてくることが稀にあります。

    時々、患者様で、ヒアルロン酸注射後に注入部位が気になって気になって、注射当日や翌日に必要以上にいじったり揉んだりしてしまう方がいらっしゃいますが、その場合、いじったり揉んだりするのが度が過ぎると腫れてくることがあります。

    美容整形した部位が気になる気持ちはわかりますが、気にし過ぎていじりすぎたりするのは逆によくありません。

    もし、いじりすぎたり揉みすぎたりして腫れてきた場合、感染などが起こっていない場合は、数日程度安静にしていれば腫れは引いていくことが多いです。

ドクターズボイス

高須幹弥医師

高須幹弥 医師

くぼんでいるこめかみをふっくらさせるだけで、一気に元気で美しい印象に。ヒアルロン酸注入なら注射1本、気軽にトライできます。

施術方法は200種類以上

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当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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