「おへそをきれいに見せたい」という女性がとても増えています。水着になったときだけでなく、ファッションの多様化で日常生活の中でもおへそが見える機会の多くなった日本女性。でべその方は、できたら治しておきたいと常々思っているようです。
でべその治療は、表面をカットして形よく縫合するというものです。15~30分程度の施術で、きれいなおへそが手に入ります。
また、赤ん坊に多いへそヘルニアは、妊娠や肥満などが原因で大人にも起こることがあります。赤ん坊のものより健康面への影響が出やすいので、治しておくことをご検討ください。へそヘルニアの治療では、空いてしまったヘルニアの門を縫合によって閉じることで、再発を防ぎます。

術中も術後も快適に。自然できれいな仕上がりに

手術は、極細の針による注射で局所麻酔をしてから行うので、術中の痛みは少なくて済みます。縫合は専用の溶ける糸で行うので、抜糸の必要はなく、仕上がりもとても自然。術後の腫れや痛みもわずかで、手術当日からシャワーもOKです。

こんなお悩みをお持ちの方へ

  1. でべそを治したい
  2. 妊娠や肥満でおへそが飛び出してしまった

施術料金

へそ形成

単純に出ベソを切除縫縮する場合 ¥165,000(税込)
ヘソヘルニアや複雑な手術になる場合 ¥220,000~¥330,000(税込)

【全院】

手術前のデザイン解説

出べそ(臍ヘルニア)修正手術の手術前解説です。

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※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。

単なる出べそとへそヘルニアの違いとは?

単なる出べそとへそヘルニアの違いとは?

出べそにはいわゆる「単なる出べそ」と「へそヘルニア 」があります。

単なる出べそというのは、へその奥からポコっと固い結合組織の固まりが出ているだけのもので、出べその大部分を占めます。

特徴としては、出べその中心を指で押しても形が変わらないことや、立った状態でも仰向けに寝た状態でも形が変わらないことです。

お腹の中とは交通していないので、局所麻酔をしてメスで切り取って縫合するだけの簡単な手術で済みます(だいたい、15~30分くらいで終わります)。

一方へそヘルニアというのは見た目は単なる出べそとほとんど変わらないのですが、お腹の中と交通して繋がっているのが特徴です。

通常はへその下の腹筋は固く閉じていますが、へそヘルニアの人はへその下の腹筋に小さな穴が開いており(ヘルニア門といいます)、その穴からへその出っ張っている部分に腹水(お腹の中を流れている水)や腸が入り込んで膨らんでいます。

へそヘルニアの特徴としては、出べその中心を指で押さえると引っ込み、指を離すとまだ出てくることや、立った状態だと出べそで、仰向けに寝ると引っ込むといったことです。

治療は開いている穴(ヘルニア門)を縫合して腹水や腸が出てこないようにする必要があり、単なる出べその手術に比べて手間がかかり時間もかかります(30~60分くらいです)。

また、1週間くらい軟膏ガーゼをへそに詰めて固定する必要があります(単なる出べその手術の後は固定しないことがほとんどです。

正常なへその解剖(断面図)

ヘルニアを伴わない通常の出べそ

へその位置の左右の腹直筋は閉まっており、へそと腹腔内(お腹の中)は交通していない。

へそヘルニア

へその位置の腹直筋が左右に開いており、穴が開いている状態になっている(ヘルニア門)。

それにより、腹腔内(お腹の中)とへそが交通している状態になっているため、腹水がへそにたまり、へそヘルニアになる。

ヘルニア門が大きいと、へそに腹水のみならず小腸が入り込み、巨大なヘルニアになることもある。

へそヘルニアの症例。
妊娠、出産後にへそヘルニアになってしまった。

立った状態のときに、指でへそを押すとヘルニアが引っ込む。
これがへそヘルニアの証明になる。
単なる出べその場合は指で押しても引っ込まない。

ヘルニアを伴わない通常の出べその手術

出べその余分な皮膚と結合組織をメスで切開する。

余分な皮膚と結合組織を含めて切除。

切除した部分の皮膚を縫合する。

単純な出べそを治療した症例写真

  • Before

  • After

単純な出べその症例。
余分な皮膚と結合組織を切除縫合するだけで綺麗な窪んだへそになった。

へそヘルニアの手術

へそヘルニアの部分の皮膚を切開し、ヘルニア門を出す。

腹直筋の部分の腹壁の筋膜を縫合し、ヘルニア門を閉鎖する。

へその部分の皮膚を縫合する。

へそヘルニアを治療した症例写真

  • Before

  • After

へそヘルニアの症例。
ヘルニア門を閉鎖する根治手術を行った。
綺麗に窪んだへそになった。

症例のご紹介

妊娠、出産してからなってしまった出べそ(臍ヘルニア)を手術で治した女性の症例写真

  • Before

  • After(6ヶ月後)

  • Before

  • After(6ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、出べそを治したいというご要望で来院されました。
患者様曰く、元々出べそではなく、普通の窪んだへそだったのですが、妊娠、出産の後、出べそになっていたとのことでした。
診察させていただいたところ、へその膨らんでいるところを指で押すと凹みました。
また、へその奥のほうを触ると、小さな穴があり、臍ヘルニアであることがわかりました。
手術は、臍ヘルニア根治手術に準じて行い、局所麻酔下に、へその膨らんでいる部分の皮膚を観音扉状に切開して、ヘルニア門を探しだし、ヘルニア門を縫合閉鎖しました。
ソフラチュール(抗生剤軟骨のついた網目状のガーゼ)を丸めてへその窪みに嵌め込み、1週間ガーゼとテープで固定しました。
手術後は出べそは治って、綺麗に窪んだへそになりました。
元々正常なへそだったのに、妊娠、出産をきっかけに臍ヘルニアになってしまうことはよくあります。
その場合、放置していても自然に治ることはありませんが、根治手術をすれば治すことができます。

施術の流れを写真で解説

実際に行っている施術の様子を写真を混じえながら詳細に説明いたします。

このマークがついている画像は手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

施術の流れ

当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。

高須のこだわり

  • 質の良い注射針のみを使用

    高須 幹弥 医師
    高須 幹弥 医師

    当院の手術の際の局所麻酔注射、ヒアルロン酸注射、ボツリヌストキシン注射の際の注射針には、国産のテルモ針、エンジェルニードルなど、質の良いものだけを使用しています。

    一般的に、注射針は、より細く、より切れの良いほうが痛みが少なくなっています。当院で使用している注射針は、細さと切れ味を追及した質の良い注射針。針を刺す際の痛みが少なく、少しでも患者様の苦痛を少なくするために最善の努力をしています。

    高須クリニックの注射針の特徴
    ①針の細さ

    注射をするときの痛みは、一般的に、細い注射針ほうが少なく、太い注射針のほうが痛みが強くなります。それは、皮膚や粘膜に注射する際、注射針で皮膚や粘膜の表面に小さな穴を空け、針先が中に入っていくからです。当然、細い針のほうが表面を傷つけるダメージが少なく、痛みが少なくなります。

    しかしながら、注射する部位によっては、あまりに細すぎる注射針を使用すると、針が皮膚の硬さに負けてしまい、刺さらない場合も。当院では様々なG(ゲージ)※の注射針を取り揃えており、皮膚の硬さに負けない硬さの注射針で、細いものでは30~34G(ゲージ)※のものをご用意しています。

    注射する部位によって使用する針を替え、少しでも患者様の痛みが少なくなるように努力しています。

    ※G(ゲージ):注射針の太さの単位。 数字が大きいほど細くなります。

    ②針の外径に対して内径が大きい

    当院では、針の外径に対して内径の大きい注射針を使用。
    麻酔液やヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどを注射する際、薬液は注射針の内腔を通過して注入されます。

    外径に対して内径が大きい注射針のほうが、薬液が内腔を通過する時の圧力に対する外径の太さが細いため、その分、細い針を使用することができます。結果的に患者様の痛みが少なくなります。

    一般的な注射針。内腔が小さい。外径に対して内径が大きい注射針。内腔が大きいため、その分外径が小さくなり、刺すときの痛みが少なくなる。
    ③針の切れ味が鋭い

    当院では切れ味の鋭い注射針を使用。
    切れ味が鋭い注射針は、皮膚や粘膜を貫く際、抵抗が少なくスムーズに針が入っていくため、痛みが少なくなります。

    ④様々な長さの注射針を取り揃えている

    一般的に、薬液を注入する際、浅い層に注入する場合は短い注射針を用い、深い層に注入する際は長い注射針を用います。
    当院でも同じように、皮膚の狭い範囲に注入する際には短い注射針を用い、広い範囲に注入する際には長い注射針を用いて注射を行っています。

    特に、広い範囲に注入する場合、短い注射針で行うと、何回も針を刺すことになってしまい、その分、患者様の痛みが強くなります。そのため、広い範囲に注入時には、少しでも痛みを軽減させるために専用の長いカテラン針などを使用しています。

  • 手術後、注射後などの腫れを引かせる漢方薬「治打撲一方」について

    高須 幹弥 医師
    高須 幹弥 医師

    当院では、手術後や注射後などの腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」を常備しております。
    治打撲一方は、元来、その名が示すよう、打撲の治療に用いる内服薬であり、江戸時代中期の医者香川修庵によって考えられた薬です。
    患部の血行をよくするとともに、腫れや痛みをやわらげる効果があります。
    打撲以外にも、外科手術後の腫れや痛みに対しても一般的に使われており、美容整形の手術や注射などの後にも使用することができます。

    【治打撲一方の成分】

    漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。

    治打撲一方の構成生薬は下記の7種類です。

    ・桂皮(ケイヒ): クスノキ科カツラの木の樹皮を乾燥させたもの。薬効は、体を温め、痛みを止め、血行を改善する作用があります。

    ・川芎(センキュウ): セリ科センキュウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環をよくし、痛みを止める作用があります。

    ・川骨(センコツ): スイレン科コウホネの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環と水分の循環をよくし、内出血を治す作用があります。

    ・甘草(カンゾウ): マメ科カンゾウの根を乾燥させたもの。薬効は、消化を整え、痛みを止める作用があります。

    ・大黄(ダイオウ): タデ科ダイオウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、便通をよくし、血行を改善する作用があります。

    ・丁子(チョウジ): フトモモ科チョウジノキの蕾。薬効は、腹を温め、痛みを止める作用があります。

    ・撲樕(ボクソク): ブナ科クヌギの樹皮を乾燥させたもの。薬効は、皮膚の排膿を促す作用があります。

    桂皮と丁子は発散性の生薬で、患部の熱や痛みを発散して治します。
    大黄と樸樕には収斂作用があり、熱や腫れを冷ます効果が期待できます。
    そのほか、血液循環をよくする川芎、止血作用の川骨、緩和作用のある甘草などが配合されます。
    これらの成分が一緒に働くことで、相乗作用があり、よりよい効果を発揮します。

    用法

    通常、朝昼夕の3回、1包2.5gずつ、食前又は食間に経口服用します(1日3包内服するということです)。
    主に手術後の腫れの強い間に内服します(手術後3日~2週間程度のことが多いです)。
    手術、注射などの治療後に服用を希望される方に処方させていただきます。

    料金

    1包 : ¥110(税込)【全院】

  • 内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」

    高須 幹弥 医師
    高須 幹弥 医師

    高須クリニックでは、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しています。

    主成分は、ラクトフェリンをナノ脂質(リポソーム)に封入したもので、皮膚に浸透しやすく、お肌に優しいクリームです。
    ラクトフェリンとは、母乳・涙・汗・唾液などの分泌液に含まれる鉄結合性の糖タンパク質です。
    内出血は、赤血球中のヘモグロビンに含まれる鉄の色が大きな素ですが、ラクトフェリンは鉄と結合して排出する作用(鉄キレート作用)が非常に強く、内出血の色を早く消す効果があります。

    また、ラクトフェリンには抗炎症作用や、抗菌作用、抗酸化作用もあり、メタロプロテアーゼ(細胞外マトリックスを分解する酵素)に対するキレート作用もあります。
    サイトカインの過剰な産生を抑制し、炎症部位における白血球の過剰な動員および活性化を阻害する状態になり、内出血の回復に効果が期待されます。
    当院では、ヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注射による治療の際、極細の注射針を使用し、細心の注意をはらい、治療しているため、内出血は起こりにくいのですが、体質などの理由により、稀に起こってしまうことはあります。

    目元の手術やエイジングケア手術などでも内出血が生じてしまうことはあります。
    内出血が生じてしまうと、通常、治まるまでに1週間程度かかり、長い場合は2週間程度かかってしまうこともあります。
    その場合、ケラスキンクリームを用いることにより、早く内出血を引かせることができます。

    使用方法

    1日2回、患部の皮膚に塗布し、指で優しくマッサージします。
    1回につき約0.15ml使用しますが、部位によって適宜増減し、調整します。
    薬を塗布し、皮膚に吸収された後、メイクをしていただくことができます。
    手術後の縫合してある傷の部分にケラスキンを塗布することも可能です(抜糸する前の糸がついている傷に塗布することが可能ですが、糸がついている状態の傷にメイクすることは勧めていません)。

    料金

    5ml : ¥2,200(税込)【全院】

術前・術後の注意事項・アフターケア

施術時間単純に出ベソを切除縫縮する場合:15~30分
ヘソヘルニアや複雑な手術になる場合:30~60分
術後の通院1~2回
術後の腫れごくわずか(個人差あり)
カウンセリング当日の治療予約に空きがあれば可能
入院の必要性なし
麻酔局所麻酔
シャワー創部がぬれなければ当日より可能
  • 術後の運動について

    手術の内容によって2つに分かれます。

    それは、へそヘルニアの手術か、へそヘルニア以外の手術かです。

    へそヘルニアは、生まれつき、妊娠、出産、肥満などの原因により、へその皮膚の下の腹壁に穴(ヘルニア門)が空いており、お腹の中の腹水や小腸がその穴からへその表面に出てきて膨らむタイプの出べそです。

    へそヘルニアの手術は、ヘルニアにならないように、ヘルニア門をしっかりと縫合して閉じる必要があります。

    ヘルニアの手術をして間もないときに、腹筋運動などの腹圧が強くかかる運動をすると、縫合したヘルニア門が裂けて、ヘルニアが再発してしまう可能性があります。

    そのため、へそヘルニアの手術をした後、1ヶ月は腹圧が強くかかる運動(腹筋運動、スクワット、デッドリフト、ベンチプレス、柔道、プロレスなど)はしないようにしていただきます。

    強い腹圧がかからない運動(ウォーキング、ジョギングなど)は、1週間後くらいから徐々に始めていただいて大丈夫ですが、どんな運動でも多少は腹圧はかかるので、無理をしない程度に始めてください。

    へそヘルニア以外の手術(ヘルニアではない単なる出べその手術、へその形を変える手術など)の場合は、手術後に腹圧をかけないようにすることをそれほど注意する必要はありません。

    手術後3日目くらいから、自分の体と相談しながら、軽いウォーキングくらいから始めていただいて大丈夫ですが、あくまで手術をしているので、1週間くらいの間は無理をしないようにしてください。

リスク・副作用・合併症について

ドクターズボイス

高須幹弥医師

高須幹弥 医師

美容のためにも健康のためにも、治しておきたいでべそ。短時間の手術で治せるので、ぜひこの機会に検討してみてください。

施術方法は200種類以上

どんなお悩みでも
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