実際の施術をドクターが解説
この解説動画、写真解説では手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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鼻尖縮小とは、鼻先(鼻尖(びせん))にある余分な軟骨を切り取ることで、太い鼻先が細く、スッキリとなり、鼻筋もしっかりと通った印象に変えることができます。
特に鼻先が低くて丸い「だんご鼻」の解消に大きな効果があり、患者様の希望に合わせて、鼻先の高さや方向、形などを自由に調整可能です。
今ある軟骨を削るだけのため、違和感のない自然な仕上がりが半永久的に続くことも特徴です。
鼻尖縮小手術は、主に鼻先を細くするのが目的の手術です。
正面から見て鼻先の横幅が広い、いわゆる「団子鼻」を改善し、細くすっきりとした鼻先にするのが目的です。
鼻の穴の内側を2cmほど切開し、余分な軟骨を切除して縫合します。
その後、1週間ほど鼻をギブスで固定して、軟骨の状態を安定させることにより完成へと向かいます。
団子鼻は一般的に日本人に多いと言われていますが、その原因には色々なものがあります。
鼻先には
などの軟骨によって土台が形成されています。
その軟骨の上に脂肪や結合組織などの軟部組織がのり、表面には皮膚が被さります。
団子鼻になってしまう原因には、これらの組織の状態に影響されていて、
といったことが考えられますが、ほとんどの患者様の場合、単独の原因ではなく、これらの原因が複雑に絡み合っています。
そのため、鼻尖縮小手術には、患者様に応じて最も適した術式を選択する必要があります。
100人の団子鼻患者様がいれば、100通りの鼻尖縮小手術がありますが、多く見かける団子鼻のタイプに応じた代表的な3つの手術法をご紹介いたします。
鼻の中心部にある大鼻翼軟骨が原因で大きく横に張っている場合は、両側の鼻の穴の中を切開し、横に張り出している大鼻翼軟骨を切除し、取り出します。
患者様の状態に応じて、大鼻翼軟骨の上にある脂肪や結合組織も付けて切除することもあります。
手術は、鼻の穴の中だけを切開するクローズ法で行います。
傷跡が目立たず、自然な仕上がりになるメリットがあります。
左右の大鼻翼軟骨の間軟部にある組織を上に持ち上げ、軟骨間縫合を行い、中央に寄せます。
必要に応じて軟骨と皮膚の間の脂肪や結合組織を切除し、鼻先を細くします。
クローズ法で行うことができますが、より緻密な手術を行う場合は、直視下に全体像を見て手術する必要があるため、鼻の穴の中から鼻柱の付け根部分までを切開するオープン法で行います。
左右の大鼻翼軟骨を分離し、内側の部分を中央で縫合する方法です。必要に応じて軟骨と皮膚の間の脂肪や結合組織を切除することができます。
クローズ法かオープン法のどちらかで行います。
鼻尖縮小手術を受ける際、最も注意したいことのひとつとして、パロットノーズ変形があります。
これは、余った鼻先の皮膚が中央で盛り上がる変形のことで、正面からは細く見えるのに、横から見ると丸く盛り上がって鼻先が上がったように見えます。
万が一起こった場合、中央の盛り上がった皮膚を切除して縫合すれば改善する場合もありますが、鼻先の中央に縦の一本の傷が残ることになります。
パロットノーズ変形は、
といった場合に起こりやすいです。
高須クリニックではこのようなことが起こらないように経験豊富なベテランの医師が最善の注意を持って対応させていただきます。
鼻先の皮膚が厚いことで、鼻先の横幅が大きい団子鼻の場合は、その下の余分な軟骨や脂肪を除去しても、分厚い皮膚が被さるので、手術の結果が出にくい場合があります。
団子鼻の原因が、軟骨によるのか、皮膚によるのかは個人差があり、診察によってどの程度効果があるのか診断することができます。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
鼻尖縮小手術には、ご紹介した3つの術式以外にも様々な術式があります。
患者様の鼻の状態に応じて様々な選択肢があり、ご希望もふまえながらその人に合った術式を選択させていただきます。
また、一人ひとりの鼻の形や顔のバランスに合わせて仕上がり具合をコンピュータでシミュレーションし、仕上がりを施術前にイメージすることができます。
※ドクターによってはコンピュータシミュレーションを行わない場合もございます。
¥550,000(税込) |
【全院】
鼻尖縮小(だんご鼻修正)余分な軟骨を切除し太い鼻先を細くする手術
¥550,000(税込) |
【全院】
鼻尖縮小(だんご鼻修正)
当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。
施術時間 | 約60分 |
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術後の通院 | 1回 |
術後の腫れ | 約1週間(個人差あり) |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | 局所麻酔 |
シャワー | 当日より可能 |
洗髪 | 当日より可能 |
リスクについては、あくまで起こり得る可能性があるすべての内容について表記しています。実際にはすべてが起こらないようしっかりと対策し、細心の注意を払って手術を行っています。
ギブス装着中の1週間程度鼻先が腫れますが、ピークは手術当日~手術翌日で、その後は時間と共に引いていきます。
施術した鼻先に内出血が生じる場合がありますが、ギブス装着中の1週間の間に消えることがほとんどです。
高須クリニックでは、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しておりますので、発生した方はお申し出ください。
非常に稀にですが、1週間程度装着するギプスの圧迫により、鼻の皮膚に褥瘡ができることがあります。
これは局部の持続的な圧迫によってできる損傷で、皮膚の表面が剥けて生傷がでる場合があります。
その際は傷を早く治す軟膏処置などをし、最善の処置をさせていただきます。
鼻尖形成(鼻尖縮小)は、鼻先を細くする手術であり、術後は綺麗に鼻先の形を作るために、ギプスやテーピングで鼻先を固定する必要があります。
ギプスを1週間することが多いですが、元の鼻先の形や手術操作の内容によってはギプス固定が3~4日程度で済むこともあれば、ギプス固定は必要とせず、3~4日間鼻先にテーピングをするだけで済むこともあります。
この手術は、術後の腫れ自体はそれほど強くありませんが、ギプス固定やテーピングが必要であるため、ダウンタイムが生じてしまいます。
ギプスやテーピングは大きめのマスクをすれば大部分を隠すことができますが、仕事場や学校で常時マスクをしていることができない場合は、ギプスやテーピングをしている間は仕事や学校に行くことは難しいです。
ギプスやテーピングを外してしまえば、大きな腫れはほとんど引いているので、仕事や学校に行ってもまず大丈夫です。
鼻の下の方のみを操作する手術であるため、鼻ギプスは比較的小さめのものを用い、鼻の下の方のみを固定します。
マスクをすると完全に隠れます。
鼻の下の方以外はほとんど腫れない手術であるため、マスクをしてしまえば、ほぼ完全にカムフラージュすることができます。
鼻尖縮小手術のリスク、副作用に、仕上がりの左右差が生じる可能性というものがあります。
そもそも、人間の顔は必ず左右非対称にできています。
鼻も必ず非対称にできています。
土台の骨格には必ず非対称、歪み、曲がりがあり、それにより、鼻筋も曲がり、鼻先は左右のどちらかに向いており、小鼻の形、小鼻の付け根の位置、鼻の穴の大きさ、鼻の穴の形、鼻柱の形、鼻中隔なども必ず左右差があります。
そのため、仮に、完璧に左右対称にデザインし、完璧に左右対称の手術を行ったとしても、元の鼻の土台の非対称があるため、必ずわずかな非対称は生じてしまうことになります。
また、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、完璧に左右対称に仕上げることは現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく左右差が出ないようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、必ずわずかな非対称や曲がりは生じることになり、コンピューターグラフィックスのような完全なシンメトリーにすることは不可能です。
鼻尖縮小手術のリスク、副作用に、仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性というものがあります。
鼻尖縮小手術を希望される患者様の中には、鼻先の形、細さなどのデザインを非常に細かく要望される方がいらっしゃいます。
中には、憧れの芸能人などの顔の写真を見せて、「この人と同じような高さ、形の鼻にしたい」などのようにおっしゃり、他人と全く同じ鼻にしようと希望される方もいらっしゃいます。
しかし、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、何でも自由自在に形を変えることは現実的、物理的に不可能です。
また、鼻や鼻周囲の構造は、人によって千差万別であり、鼻のついている位置、鼻の骨や軟骨の構造、額の形、額の出具合、眉間の形、額の出具合、口元の形、口元の出具合、鼻の皮膚の厚み、鼻先の脂肪のつき具合、鼻翼の形、大きさなど、必ず解剖学的な個人差があります。
土台が違うのに、表面的に鼻尖縮小手術で鼻先を細くしても、他人と全く同じ鼻を作ることは、やはり現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく患者様の希望の形に近づくようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、患者様が非常に細かいデザインを要望される場合、完璧にその通りに仕上げるのは不可能である場合が多いです。
鼻尖縮小手術は、主に鼻先を細くするのが目的の手術であり、元の鼻先の状態により、余分な軟骨や脂肪を除去するなどの処理をして、鼻先の横幅を小さくするなどのことをします。
この手術は、元の鼻先の状態により、効果が出やすい鼻と効果が出にくい鼻があります。
効果が出やすい鼻は、鼻先の皮膚が薄く、鼻先の横幅が大きい原因が鼻先を形成する軟骨(主に大鼻翼軟骨)にある鼻です。
そのような鼻は、団子鼻の原因が主に軟骨によるものなので、余分な軟骨を切除するなどの処理を行えば、ほぼ確実に鼻先を細くすることができます。
一方、効果が出にくい鼻は、鼻先の皮膚が厚く、鼻先の横幅が大きい団子鼻の原因が鼻先の皮膚にある鼻です。
そのような鼻は、いくら鼻先の軟骨や脂肪を処理しても、分厚い皮膚が被さるので、手術の結果がでにくく、鼻先が細くなりにくいです。
団子鼻の原因が、軟骨によるのか、皮膚によるのか、両方によるのか、両方によるにしてもそれぞれがどれくらいの比率で団子鼻が生じているのかは人それぞれ異なります。
診察すればどの程度効果があるかはある程度わかることが多いので、効果が出にくい場合は事前にカウンセリングのときに説明させていただきます。
鼻尖縮小手術の効果が出やすいタイプの鼻。 鼻先の皮膚が薄く、鼻先の横幅が大きい原因が鼻先を形成する軟骨(主に大鼻翼軟骨)にある。 |
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余分な軟骨を切除するなどの処理を行えば、処理された軟骨の上に薄い皮膚が被さるため、鼻先を細くする効果が確実に出やすい。 |
鼻尖縮小手術の効果が出にくいタイプの鼻。 鼻先の皮膚が厚く、鼻先の横幅が大きい団子鼻の原因が鼻先の皮膚にある。 |
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いくら鼻先の軟骨や脂肪を処理しても、分厚い皮膚が被さるので、手術の結果が出にくく、鼻先が細くなりにくい。 |
だんご鼻と一口にいっても、原因は色々。例えば、鼻の根元が低いために鼻先が目立っているという場合もあり、これはヒアルロン酸注射やプロテーゼ挿入で治すことができます。カウンセリングでは、あなたの場合をじっくり診察。最適な解決法を、提案します。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。