こめかみへのヒアルロン酸注入＋肌へのフォトフェイシャルM22を行った症例写真

こめかみが深く落ちくぼんでいます。齢を取ると誰でもこめかみはくぼんでいくのですが、骨格や肉のつき方によってくぼみやすい人とくぼみにくい人がいます。この方はくぼみやすいタイプの方で、痩せているので余計にくぼみが深くなります。こめかみのくぼみは遺伝的要素が大きく、この様な方は親や兄弟、子供もくぼんでいることが多いです。こめかみがくぼんでいると、なんとなく老けてみられたり、やつれてみられたりします。
この方はくぼみが深かったので、ヒアルロン酸を3本ずつ（3ccずつ）注入しました。くぼみがもう少し浅い方だったら1~2本で十分なことが多いです。くぼみを完全に平らにしなくても、深いくぼみを少し浅くするだけでも十分印象は変わりますので1~2本くらい注入する方も多いです。ヒアルロン酸注入は痛みはごくわずかですし、腫れはほとんどでません。高須クリニックのヒアルロン酸は長期持続タイプのものを使用しているので、2~3年程度で吸収されていきます。こめかみのくぼみが目立たなくなると、若くみられたり、元気にみられたりしますね。ヒアルロン酸以外にこめかみを膨らませる方法は、シリコンプロテーゼを入れる方法と脂肪吸引した脂肪を注入する方法がありますが、どちらも多少の腫れとダウンタイムを要しますので、現在はヒアルロン酸でされる方が多いです。

おでこ、両頬に赤いニキビが散在している男性の患者様です。
ベースの肌が色白で、赤ニキビがより目立っていました。
抗生剤の内服、トレチノインの外用、赤みを薄くするレーザー Vビームを数回照射、面圧（芯出し）などをしていましたが、ニキビの勢いが抑えきれず、次から次へと赤いニキビがポコポコ出てきてしまうため、フォトフェイシャルM22（アクネモード）を月1回行うこととなりました。
治療後は、まだポツンとニキビができることもありますが、新しく出来るニキビの数がかなり減り、赤みや赤褐色のニキビ跡もなくなって、持ち前の白いお肌になってきました。
凹凸のニキビ跡を治療するのは、赤いニキビができなくなってからをオススメしています。
ニキビが出たり出なかったり、は、生活環境や体調によって波がありますし、ご自宅でのスキンケアもものすごく大切になってきます！
にきび肌じゃない人も、寝不足だったりホルモンバランスの乱れによって多少はニキビができることがあるので、今後も「全く出来ない」に越したことはないですが、「出ちゃう時もあるけど、より少なく。出来ちゃっても長引かせない。」で、お手入れしていきます。

この患者さんは、もともとニキビができやすく、いったん内服＆外用治療で落ち着いていましたが、3年経って突然ニキビが再燃してしまい来院されました。
内服と外用治療を数ヶ月続けて当初より良くはなっているものの、まだニキビはちらほら出続け、赤いニキビ跡も残っていました。
ニキビを抑制しつつ、残った軽微な赤みももっとうすくしたかったので、フォトフェイシャルM22のACNEモードが新しく導入されたので、月1回×4回照射しました。
ニキビ跡のくぼみは残っていますが、赤みはほとんどなく、きれいなお肌になってきました。
抗生剤を飲まなくてもニキビができなくなりました。

フォトフェイシャルM22はしみ、そばかす、くすみ、ニキビ、赤ら顔などの肌の悩みを総合的にケアできる治療法です。照射する部位に冷たいジェルを塗り、その上からフォトフェイシャルM22の光を照射していきます。IPLの光を照射することでコラーゲンの生成が活性化、メラニンの排出が促進され、そばかすやくすみなどが目立たなくなるという仕組みです。フォトフェイシャルM22の光はメラニンや毛細血管などのトラブル部分にだけ反応するので、素肌へのダメージを最小限に抑えることができ、痛みはほとんどありません。この患者様のように目立つそばかすも、数回照射を繰り返すうちに薄く、目立たなくなっていきます。

小さい頃から気になっていたソバカスが、年とともにますます目立ってきていたタイプです。大きなしみをピンポイントで狙う場合はレーザー治療が適していますが、広範囲に点在するそばかすにはフォトフェイシャルM22が有効。1~2回の施術で表面のそばかすはきれいにできますが、肌の奥に潜んでいる色素にまで効かせるには、数回繰り返すことをご検討ください。

顏、首へ治療されている患者様の症例です。
左がフォトフェイシャルM22照射前、右が照射後の写真で、ほぼ同じ角度から撮影されていますが、照射後のほうが顎～首の皮膚のたるみが改善されています。皮膚のたるみが改善されて肌にハリもうまれ、顎のラインがすっきりとみえています。