美容整形について
整形で芸能人みたいな顔になりたいと思っている方へ
よくカウンセリングのときに、「歌手の○○みたいな鼻になりたい」とか、「モデルの○○ちゃんみたいな目になりたい」とおっしゃる患者様がいらっしゃいますが、その様な方は入念なカウンセリングをしてから慎重に施術するようにしています。
なぜなら芸能人やモデルというのは、見た目が商売道具なので、他の人よりも目立つために、ちょっと大袈裟過ぎるくらいパーツが際立っていることが多いからです。
例えばアイドル歌手や雑誌モデルのようなアヒル口になりたいという方に、本当にヒアルロン酸をたっぷり注入して、その人そっくりなアヒル口にすると、半分くらいの方は満足してくださるのですが、残りの半分の方は、「やってみたら自分には似合わないことがわかった」とか、「最初は気に入っていたけど、友達に不自然だって言われてから元に戻したくなった」とおっしゃいます。
ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼを注射すれば元に戻すことができますが、せっかく入れたヒアルロン酸が無駄になってしまいます。
芸能人やモデルというのはテレビ画面や雑誌の誌面を通して二次元の世界で見るものであって、テレビや雑誌で見る分には違和感を感じないのですが、実際に同じ様な顔の人が学校で同じクラスにいたり、同じ職場にいたりしたら、違和感を感じることがあります。
ただし、その場合の芸能人やモデルというのは、清純派女優の様なナチュラル系の美女ではなく、特定のカリスマ歌手や小悪魔agehaのモデルさんのようなパーツが際立っている美女のことです。
芸能人やモデルの際立ったパーツを望む方は、じっくりとカウンセリングをして、本当にそのパーツになる覚悟のある方は、なるべくそのパーツに近付けるように施術し、ちょっと控え目にしたいという方は控え目に仕上げます。
ある特定のアイドル歌手のようなハードなアヒル口になりたい方は、しっかりとカウンセリングした後、本気でそうなりたい方にはヒアルロン酸をたっぷり注入し、慎重にやりたい方は、まず控え目に注入して軽いアヒル口にして、もっと注入したくなったら再度注入するようにしています。
ある特定のアイドル歌手のような涙袋をつくってほしいという方もよくいらっしゃいます。
しかし、一般の患者様に特定のアイドル歌手のような大きな涙袋をヒアルロン酸でつくるとあまりに大きすぎるため、涙袋ではなく目の下のたるみ(目袋)のように見えてしまい、老けて見られたり、疲れきった人のように見られたりすることがあります。
私はいつも、本気で大きな涙袋をつくりたいと思っている方にはそのようにしますが、どうしたらいいかわからない方には、ちょっと控え目につくり、欲がでてきたら追加して大きくすることをお勧めしています。
特定のカリスマ歌手のような鼻になりたいという方も多いです。
その特定のカリスマ歌手の鼻は眉間から鼻先にかけてかなり高く鼻筋が通っており、鼻先が斜め下方向へツンと尖っています。
それとほぼ同じ鼻は、元の鼻にもよりますが複数の手術を組み合わせることによってつくることができるので、絶対にやって後悔しない熱心な信者の方には手術をすることはあります。
しかし、にわかファンや、なんとなくその人みたいな鼻がいいと思っている方に安易にそのような鼻をつくってしまうと、日本人のノッペリとした顔に鼻だけ浮き上がってしまい、色んな人に、「君、ひょっとして鼻整形してない?」と言われるようになってしまいます。
カリスマ歌手というのは、突出したパーツを持っている人が多いので、その人のパーツのように手術すると、手術したあと色んな人から、「この人は整形してるんじゃないか?」と疑いの目で見られことを覚悟して手術を受けなければいけません。
その覚悟がなければ、実際のカリスマ歌手のパーツよりもマイルドに仕上げる方がいいと思います。
突出したパーツを持つ人は、そのパーツが整形でなく天然のものであっても、他の人からは整形なんじゃないかと思われるものなのです。
いずれにせよ術前のカウンセリングが重要になってきます。
高須クリニックでは術前のカウンセリングを大切にしていますので安心して手術を受けていただけると思います。
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