顔の施術について

切開法で作った二重や天然の二重は、年をとると必ずまぶたの皮膚がたるんで二重の幅が狭くなるのか?

二重まぶた切開法などの手術希望の患者様のカウンセリングをしているとよく、「整形して二重にしても、どうせ年をとるとまぶたの皮膚が被さって、二重の幅が狭くなりますよねー?」とか、「どうせ年をとって二重の幅が狭くなるなら、そのときのことを見越して、幅広めに作ったほうがいいですよねー?」とか、「二重にしたいんですけど、どうせ年をとって幅が狭くなるなら、若いうちに二重にするんじゃなくて、年をとってから二重にするほうが得なんですか?」と御質問いただきます。

まず、ミニ切開法、全切開法、眼瞼下垂手術、上まぶたたるみ取りなどの手術で作った二重も、天然の二重も、「年をとると、まぶたの皮膚が被さって、二重の幅が狭くなる」というのは、確かに起こりうることですが、誰もが必ず起こることではありません。ある程度以上まぶたに肉厚がある人は、年をとってまぶたが被さって、二重の幅が狭くなることが多いです。

しかし、まぶたに肉厚がなく、目の上が窪み易い人は、年をとると更に目の上が窪むため、二重のラインの上に被さる皮膚が上に上がり、二重の幅が広くなります。また、年をとって太れば、まぶたの肉厚が増して、二重の幅が狭くなることがあり、逆に痩せれば、まぶたの肉厚が薄くなり、二重の幅が広くなることもあります。結局、その人の元のまぶたの状態や、どのように年をとるかによって、二重の幅が広くなることもあれば狭くなることもあるし、ほとんど変わらないこともあるのです。そのため、「将来、年をとってまぶたが被さって幅が狭くなるのを見越して、幅を広めに二重を作る」という考えはお勧めしません。その人がどの様に年をとるかによって、二重の幅が広くなるのか狭くなるのかわからないし、本当の希望の幅よりも広く作ることによって似合わなかったり、不自然になることが多いからです

また、「どうせ年を取って二重の幅が狭くなるのだから、年を取ってから二重の手術をするほうがよい」という考えも間違いです。本当に年を取って二重の幅が狭くなるのかもわからないし、「可愛くなりたい」「カッコよくなりたい」という願望があるのなら、やりたいと思ったときに手術するのが一番良いです。「二重にする」「目を大きくする」「鼻を高くする」などのパーツを変える手術は、「やりたいときにやる」のが原則です(成長期などの特殊な場合はケースバイケースになります)。

手術をして、可愛くなったりカッコよくなって、幸せになったり、人生が変わるのであれば、10年後に手術するよりは今手術をするほうが、早くやったぶんだけ長く人生を楽しむことができます。

症例のご紹介

アイプチで被れた目に埋没法で二重を作った症例写真

  • Before

  • After(メイクなし)

  • After(メイクあり)(1ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代の女性患者様で、普段アイプチをしており、そのせいでまぶたの皮膚が被れ、皮膚が厚ぼったくなり、まぶたのシワが増えてしまっていました。
まぶたが被れている人は、まぶたを掻く癖があることが多い上、皮膚が厚ぼったくなっていたため、埋没法ではいつか戻ってしまう可能性が高く、ミニ切開法をご提案したのですが、ダウンタイムが取れないなどの理由で、埋没法をすることになりました。
普段のアイプチは、目を閉じて約6mmのところで二重を作っていたので、埋没法も同じところで行いました。
元々蒙古襞の形に左右差があったため、右が微妙な平行型になり、左は末広型になりました。
埋没法は、普段アイプチをしているところで行うと、比較的戻りにくいです。
逆に広げてしまうと、戻りやすいのであまりお勧めではないです。

二重まぶた・埋没法

片目 ¥55,000(税込)
両目 ¥99,000(税込)

【全院】

二重まぶた・埋没法(二針固定)

片目 ¥99,000(税込)
両目 ¥187,000(税込)

【全院】

二重まぶた・埋没法

※施術後(After)のメイクあり写真について
女性の目もとの施術はメイクをすることを前提に行うことが多くなっております。
そのため、当院ではこれから施術を受けていただく方への参考として、メイクをしていない施術前後(Before/After)の写真のほか、 施術後(After)のメイクをしている写真も掲載しております。

症例のご紹介

目頭切開せずに二重まぶたミニ切開法で幅の狭い平行型二重を作った症例写真

  • Before

  • After(6ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、二重まぶた手術希望で来院されました。
診察させていただいたところ、ほぼ完全な一重まぶたで、まぶたの皮膚が被さり、細い目をしていました。
幅が広い二重や不自然な二重は嫌という御要望だったので、目を開けた状態でわずかに二重の幅が見えるようなデザインで手術することになりました。
元に戻ってしまう二重は嫌ということだったので、埋没法ではなく、ミニ切開法で手術することになりました。
皮膚切除はせず、眼窩内脂肪やROOFも切除しませんでした。
術後は目を開けた状態でわずかに二重の幅が見える狭い平行型二重になりました。
この方は、元々蒙古襞の張りが弱いため、目頭切開をして蒙古襞の張りを大きく解除しなくても、狭い二重を作るだけで平行型二重になりました。
この方のように、狭い二重を作るだけで平行型二重になる人は、どちらかというと珍しいです。
ほとんどの人は、平行型二重を作るには、蒙古襞を乗り越えて幅の広い二重を作るか、狭い二重を作ると同時に大きく目頭切開をして、蒙古襞の張りを解除する必要があります。

二重まぶた・ミニ切開法(部分切開)

片目¥148,500(税込)
両目¥275,000(税込)
高須幹弥医師の場合 片目¥192,500(税込)
高須幹弥医師の場合 両目¥385,000(税込)
脂肪切除をする場合や埋没法の糸を抜去する場合の費用も含まれております。

【全院】

症例のご紹介

二重まぶた全切開法で平行型と末広型の中間くらいの二重を作った症例写真の術前術後画像

  • Before

  • After(メイクなし)(4ヶ月後)

  • After(メイクあり)(4ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、二重まぶた手術希望で来院されました。
診察させていただいたところ、ほぼ完全な一重まぶたで、二重のラインがないため、まぶたの皮膚が黒目に被さり、細い目をしてらっしゃいました。
患者様のご要望は、
「目を開けた状態で、ちゃんと二重の幅が見えて、奥二重のようになるのは嫌」
「内側(目頭側)に二重のラインが入り込むのは嫌」
「元に戻るのは嫌なので、埋没法ではなく、切開法でしたい」
ということでしたので、目を開けた状態で二重の幅が見えて、二重のラインがやや蒙古襞を乗り越えて、目頭側に入り込まないように重瞼棒でデザインし、二重まぶた全切開法に準じて手術しました。
最小限の眼輪筋、瞼板前結合組織を切除し、内部処理を行うことにより二重のラインを作成しました。
皮膚やROOFは切除しませんでした。
術後は、二重のラインが蒙古襞のやや上を乗り越えるようにデザインしたため、完全な末広型の二重にはならず、末広型と平行型の中間のような二重になりました。
また、目を開けた状態で、奥二重のようにならず、ちゃんと目頭側から目尻側まで二重のラインの見える二重になりました。

二重まぶた・全切開法

片目¥148,500(税込)
両目¥275,000(税込)
高須幹弥医師の場合 片目¥192,500(税込)
高須幹弥医師の場合 両目¥385,000(税込)
脂肪切除をする場合や埋没法の糸を抜去する場合の費用も含まれております。

【全院】

二重まぶた・全切開法

※施術後(After)のメイクあり写真について
女性の目もとの施術はメイクをすることを前提に行うことが多くなっております。
そのため、当院ではこれから施術を受けていただく方への参考として、メイクをしていない施術前後(Before/After)の写真のほか、 施術後(After)のメイクをしている写真も掲載しております。

症例のご紹介

眼瞼下垂手術で眠たそうなまぶたの開きを良くし、同時に一重を二重にした20代女性の症例写真の術前術後画像

  • Before

  • After(6ヶ月後)

⾼須 幹弥 医師

担当医からのコメント

⾼須 幹弥 医師

20代女性の患者様で、分厚くて眠たそうな細い目を気にされていました。
診察させていただいたところ、まぶたの皮膚が厚く、脂肪もたくさんついていました。
まぶたの開きが悪く、一重まぶたであるため、普通に目を開けた状態で黒目が3~4割程度しか出ておらず、余計に目が細く見えていました。
眼瞼下垂手術をして、まぶたの開きを良くし、同時に二重を作ることになりました。
二重まぶた全切開法に準じ、新しく作る二重のラインに沿って皮膚を切開し、上眼瞼挙筋の挙筋腱膜を瞼板に前転固定し、短縮しました。
開きすぎて、ビックリした目やキツい目にならないように、普通に目を開けた状態で、黒目が7~8割程度出るように調節しました。
二重の幅は、広くし過ぎると、二重のラインの下の皮膚が睫毛の生え際に被さり、その分まぶたの開きが悪くなってしまうため、目を開けた状態でわずかに二重の幅が見える程度の二重を作りました。
日本人特有の蒙古襞が平均的に張っており、広すぎない自然な幅の二重を作ったため、二重のラインが蒙古襞の上を乗り越えず、蒙古襞の中に入り込んだため、必然的に末広型の二重になりました。
目が窪まない程度に眼窩内脂肪とROOFを切除しました。
皮膚は切除しませんでした。
術後は、分厚かったまぶたが程よく薄くなって、まぶたの開きが良くなった上に、自然な二重まぶたになりました。

眼瞼下垂(デカ目整形)

片目(通常の手術の場合) ¥385,000(税込)
両目(通常の手術の場合) ¥770,000(税込)
片目(筋膜移植の場合) ¥605,000(税込)
両目(筋膜移植の場合) ¥990,000(税込)

【全院】

この記事の監修医情報
平成11年
  1. 藤田医科大学医学部卒業
平成11年
~平成13年
  1. 藤田医科大学麻酔救急科に勤務
  2. 麻酔科標榜医取得
平成13年
  1. 藤田医科大学大学院入学。
    形成外科入局。高須クリニック勤務
平成14年
  1. 群馬県立がんセンター頭頚部外科勤務
平成15年
  1. Ivo Pitanguy Institute Postgraduate Course (Brazil) 研修
平成17年
  1. 単一植毛手術の研究にて医学博士取得
平成19年
  1. 日本形成外科学会専門医取得
  2. 高須クリニック名古屋院院長

※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。

当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。

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