肌(美容皮膚科)の施術について
アクアジェルなどの半永久に持続する注入物について
最近、全国のいろいろな美容外科でアクアミド、アクアジェル、エンドプロテーゼといった永久的に持続する注入物が多く出回っています。
また、半永久的ではないのですが、長期間持続するレディエッセという注入物もあります。
永久に持続すると聞くとすごくいいものだと思われる方が多いと思いますが、使い方を誤るとよくない結果になることもあります。
上記4つの注入物に関しては、全て粒子が粗いものなので、例えば目の下などの皮膚の薄い部位に注入すると、間違いなく凸凹になります。
永久に持続する注入物の恐ろしいところは、もし、凸凹になるなど良くない結果になった場合、それが永久に残り、死ぬまで耐え続けなければならないということです。
本来、人間の皮膚や脂肪組織というのは老化して委縮してゆくものです。
そのため、ある程度皮膚の厚い部位に永久に持続する注入物を注入した場合、若いうちはキレイに仕上がっていても、齢をとって皮膚が薄くなったとき、注入したものが凸凹になって現れることがあるのです。
アクアミド、アクアジェルといった注入物は、柔らかい粒子であるため、法令線やホホなど、もともと皮膚が厚く、齢をとっても皮膚が薄くならない部位の深いところに注入した場合は問題ないのですが、目の上、目の下などの皮膚の薄い部位に注入すると間違いなく凸凹になります。
また、鼻や顎など、立体的な形をつくらなければならない部位にアクアミド、アクアジェルを注入してしまうとブヨブヨした立体感のない鼻や顎になってしまいます。
高須クリニックでは、永久に持続する注入物やレディエッセは使用しておらず、代わりに長期持続型のヒアルロン酸を使用しております。
当院のヒアルロン酸は、シワに注射した場合は2~3年かけて吸収されるかなり長く持続するもので、ヒアルロン酸はもともと体の中にある物質なので、体になじみやすく、非常に安全性が高いのです。
当院では密度が高く、架橋が多いヒアルロン酸を使用しておりますので、持続性が長く自然な形に仕上がります。
また、当院では、最善の結果を出すことができる様に、法令線にはそれ専用の、目の下にはそれ専用といったようにその部位ごとにヒアルロン酸を使い分けて使用しています。
永久に持続する注入物が必ずしも良いというわけではないので、皆さん注意してくださいね。
また、もしこれらの注入物を注入し、よくない結果になってしまったら、全て取り除くのは困難ですが、ある程度は修正できることがあるので、ご相談ください。
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担当医からのコメント
⾼須 幹弥 医師
こけている頬をふっくらさせたいというご希望で、頬と法令線にヒアルロン酸を8本注入。ヒアルロン酸のみずみずしさも加わり、肌のきめも細やかになりました。また注入後のAfter写真からもわかるようにエイジングケア効果も出ているとおもいます。
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