実際の施術をドクターが解説
この解説動画、写真解説では手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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半永久的な効果を望む方、2カップ以上の変化を望む方に、最も人気のある豊胸手術が『プロテーゼ挿入』。挿入物があるとは感じさせない自然な仕上がりで、手術跡もほとんど目立たなくなります。
仕上がりにこだわる高須クリニックでは、日本人の体型に合った特別オーダーのシリコンバッグを採用しています。
このバッグはアメリカのFDA(食品医薬品局)あるいはヨーロッパのCE(EC加盟国の基準を満たすものに付けられる品質マーク)に認可されており、耐久性に優れた質の高いものです。
温かく柔らかな触り心地で、自分の乳房のようにブラで寄せて上げて好みのバストを演出できます。
また、このシリコンバッグは、健康診断での正面からのレントゲンではほとんど写りません。
これまで主流になっていたシリコンジェルバッグが進化したものです。従来のシリコンジェルバッグは、交通事故などの強い衝撃で破損した場合、中のシリコンジェルが体内に流れ出してしまうことがありました。コヒーシブルシリコンは形状を記憶してそのままの形を維持します。
万一破損しても、中身が漏れる心配はありません。また、従来のシリコンジェルバッグより仕上がりの自然さにも優れています。
形状を記憶するコヒーシブルシリコンを包んでいるのは、イントラシールと呼ばれる膜。この膜は特殊な3層構造になっており、優れた耐久性を発揮します。
衝撃に対する弾力性や強度が高いので、日常生活の中で破損する心配はまずないと思っていいでしょう。
豊胸手術に使用するシリコンバッグプロテーゼを選ぶ際、プロテーゼの大きさや形などにより、100種類以上のプロテーゼから選択することになります。
大きさ(サイズ)に関しては、小さいもので100cc、大きいものだと300cc以上があり、100ccから300ccの間は、だいたい20~25cc刻みでサイズを取り揃えています。
また、滅多に使用することはありませんが、ご希望に応じて、400ccや500ccなどの特大のプロテーゼも準備できるようにしています(500ccになると、大きすぎて身体に負担がかかることがあるので、安全性を考えて、ご提案することは滅多にありません)。
プロテーゼの形の種類には、
による分類があり、それぞれ、ラウンド型にロープロファイル型orモデラートプロファイル型orハイプロファイル型があり、アナトミカル型にもロープロファイル型orモデラートプロファイル型orハイプロファイル型があります。
高須クリニックでは、カウンセリングの際に、患者様の身体を診察させていただき、どれくらい大きくしたいか?何カップにしたいか?どこを膨らませたいか?どのような形にしたいか?などの患者様の希望や、皮膚、皮下脂肪、乳腺の厚みなどから、最適なサイズ、形のプロテーゼを選択させていただきます。
以下にプロテーゼを形の選択について詳しい説明させていただきます。
ラウンド型というのは、丸い形をしているという意味であり、その名のとおり、正面から見ると真ん丸な形をしています。
真横から見ると、ほぼ円錐に近い形をしています。
寝たときも流動物が横に広がるため自然な感じです。
どのような動きにも自在に対応します。
円錐の形をしているため、日本人特有の元のバストが小さい人や特別大きくない人(A~Cカップくらい)に対して、自然に綺麗にバストを大きくするのに向いていますが、元々バストの大きい人に対して、更に大きくする場合にも向いています。
妊娠、出産、授乳や加齢により、バストが萎んで垂れてしまった人に対して、張りのある美しい綺麗な胸にするのにも向いています。
萎んで垂れている胸は、特にバストの上方のボリュームがなくなって、貧相な胸になっているので、ラウンド型のプロテーゼを入れることによって、バストの上の方のボリュームを出すことができるからです。(そのような人にアナトミカル型のプロテーゼを入れると、バストの下の方のボリュームはアップしますが、上の方のボリュームは出ないため、バストの形の悪さが強調されてしまうことがあります)。
また、ラウンド型のプロテーゼは、ワキのシワに沿って皮膚を切開し、プロテーゼを挿入する場合に向いています。
ラウンド型プロテーゼは、正面から見て完全な円形であり、どの側面から見ても完全なシンメトリー(左右対称)であるため、ワキの傷口からプロテーゼを挿入し、乳腺下や大胸筋下に盲目的に入れても、綺麗におさまります。
これがアナトミカル型プロテーゼになると、ワキの傷口から入れた場合、正しい向きで綺麗にプロテーゼがおさまっているかどうか確認できないため、手術が終わった後、腫れが引いて見てみたら、正しい向きでプロテーゼが入っておらず、形の悪い胸になってしまうリスクがあります。
以上の理由から、ラウンド型プロテーゼは、日本人の豊胸手術に非常に向いており、高須クリニックで日本人の患者様に豊胸手術する場合は、ほとんどラウンド型プロテーゼを用いています。
アナトミカルとは、「身体構造の」という意味です。
ティアドロップとは「涙」という意味です。
その名が示す通り、横から見たときに下半分が大きく下にボリュームが出た乳房の形をしています。
本来乳腺は立位では重力で下方に垂れるので、アナトミカル型バッグは的をえた形であると言えます。
ただし、妊娠、出産、授乳や加齢によりバストが萎んで垂れてしまい、上半分のボリュームがなくなった方は、この形のバッグを入れると下半分のみが大きくなり、垂れたバストが強調されてしまいます。
また、アナトミカル型プロテーゼをワキの傷口から入れると、正しい向きで綺麗にプロテーゼがおさまっているかどうか確認できないため、手術が終わった後、腫れが引いて見てみたら、正しい向きでプロテーゼが入っておらず、形の悪い胸になってしまうリスクがあります。
そのため、アナトミカル型プロテーゼを用いる際は、ワキからではなく、乳房下溝(起きた状態で、バストが垂れたときにできるシワのこと)を切開して、直視下にプロテーゼの位置を調節します。
しかし、日本人の場合、乳房下溝の傷跡は、バストが垂れるくらい大きくなっていれば、起きた状態では傷跡は隠れますが、仰向けになるとかなり傷跡が目立ちます。
以上の理由から、アナトミカル型プロテーゼは、白人で元々バストが大きい人で、バストの上のほうにもボリュームがある場合に、乳房下溝の切開から入れるのには向いていますが、日本人の豊胸手術にはあまり向いていません。
そのため、高須クリニックで、日本人患者様に豊胸手術をする場合、アナトミカル型プロテーゼを用いることはあまりありません。
ここでいう「プロファイル」というのは、「横から見たときの輪郭」という意味です。
シリコンバッグプロテーゼを横から見たときの突出具合によって、
ロープロファイル
↓
モデラートプロファイル
↓
ハイプロファイル
になります。
「モデラート」というのは、「中等度の、中間の」という意味です。
一番平べったいプロテーゼです。
少しだけバストの盛り上がりが欲しいという場合に使用します。
自然な仕上がりにはなりますが、底面積や表面積に対するボリュームが小さいため、バストを大きくするのには物理的に不合理な形であることは否めません。
患者様のニーズに合わないことも多いので、正直、ほとんど使うことはありません。
ロープロファイルとハイプロファイルの中間の形のプロテーゼです。
日本人の豊胸手術に向いている標準的な形のプロテーゼであり、多く用いられています。
患者様の皮膚や皮下脂肪の厚み、元のバストのボリューム、体型に合ったサイズのプロテーゼを用い、自然で無理のないバストにする場合に多く用いられます。
横から見たときの突出度が最も大きいプロテーゼです。
底面積や表面積に対するボリュームが最も大きいため、しっかりと大きくしたいという人に向いています。
AV女優、グラビアアイドルなど、バストが大きいことを売りにするタレントの豊胸手術をする場合は、これを用いることが多いです。
アメリカのヌード雑誌などに出てるポルノ女優も、たいていこれを用いています。
いわゆる「巨乳」にするときにはよくこれを用います。
身長が低く、身体が華奢だけど、大きいサイズのプロテーゼを入れたいという人に用いることもあります。
すべてに完成度を高めたシリコンバッグ。質の高いバッグを使用しているうえに、当院ではさらに柔らかで自然なバストにするために、術後に超音波マッサージを実施しています。
プロテーゼバッグを入れる位置には「乳腺下」「大胸筋」「筋膜下」があり、手術方法にも違いがあります。それぞれの特性と患者様の希望や体格を考え合わせ、最も美しく仕上がる手術方法を決定します。
乳腺と大胸筋の筋膜の間を剥離し、シリコンプロテーゼを挿入します。
乳腺と大胸筋の筋膜の間は、ルーズであるため、手術後の痛みは、他の方法に比べ、最も少なく、回復も早いです。
3つの方法の中で、最も浅い(表面に近い)位置にシリコンプロテーゼが入ることになります。
そのため、皮膚や皮下脂肪が薄い人、元のバストが小さい人には、乳腺下法は向いていないことがあります。
そのような人に乳腺下法でシリコンプロテーゼを入れると、薄い皮膚や乳腺のすぐ下にシリコンプロテーゼがある状態になるため、触り心地が劣ったり、特に皮膚の薄い部分にプロテーゼが波打ったように不自然になる(リップリング)ことがあります(そのような人は、大胸筋下法が向いていることが多いです)。
逆に、皮膚や皮下脂肪が厚い人、元のバストが大きい人は、乳腺下法が向いており、そのような人は、大きめのシリコンプロテーゼ(200cc以上)をいれても、動きのある、自然で軟らかいバストになることが多いです。
また、元のバストが垂れている人、加齢、妊娠、出産、授乳でバストが垂れてしまった人、バストがシワシワになってしまった人は、乳腺下法が向いていることが多いです。
バストが垂れている人は、バストの皮膚が余っているため、余っている皮膚が均一に膨らんで、綺麗なバストになるためには、一番浅い層である乳腺下にシリコンプロテーゼを入れる必要があります。
逆に、そのような垂れているバストに、大胸筋下法や筋膜下法でシリコンプロテーゼを入れると、一番シワやたるみの多い乳輪周囲の皮膚が膨らまなかったり、バストの上の方だけが膨らんで、鏡餅のような二段に膨らんだバストになってしまうことがあります(そのような状態をダブルバブルといいます)。
大胸筋の下を剥離し、シリコンプロテーゼを挿入します。
筋肉の下を剥離するため、乳腺下法より、術後の痛みがやや強く、回復するまでの期間もやや長いです。
3つの方法の中で、最も深い位置にシリコンプロテーゼが入ることになります。
そのため、皮膚や皮下脂肪の薄い人、元のバストが小さい人は、大胸筋下法で行うことが多いです。
元のバストがAカップの人や、Aカップもないような人でも、大胸筋下法で自然で軟らかく、触り心地の良いバストが作れます。
大胸筋下法は、どちらかというと、元のバストが平坦なバストの人、垂れていないバストの人に向いており、逆に、垂れているバストには向いていません。
垂れているバストに、大胸筋下法でシリコンプロテーゼを入れると、一番シワやたるみの多い乳輪周囲の皮膚が膨らまなかったり、バストの上の方だけが膨らんで、鏡餅のような二段に膨らんだバストになってしまうことがあります(そのような状態をダブルバブルといいます)。
大胸筋の固有筋膜の下を剥離し、バッグを挿入します。
乳腺下法や大胸筋下法に比べて歴史が浅く、新しい方法なのですが、筋膜を剥がさなければならないため、手術中、手術後の出血が多く、術後の痛みも強く、回復にも時間がかかります。
乳腺下法や大胸筋下法と比較すると、既存の膜構造と膜構造の間にシリコンプロテーゼが入らないことになるため、術後に被膜拘縮(カプセル拘縮)を起こすリスクが高くなることも考えられます。
乳腺下法や大胸筋下法に比べ、特別メリットがあるわけではないと考えています。
このため高須クリニックでは、筋膜下法で手術を行うことはまずなく、乳腺下法か大胸筋下法を選択することがほとんどです。
満足できる仕上がりを実現するために、じっくりと時間をかけてカウンセリング。悩みやご希望を詳細におうかがいするとともに、症例写真やプロテーゼバッグの実物を見ながら、カウンセリングを進めていきます。
手術の内容や術後のケアなどについても、詳しく分かりやすく説明。豊かで美しいバストを手に入れていただけます。
傷跡が極力目立たないよう、ワキの下にある横じわに沿って数センチ切開し、プロテーゼを挿入。そして切開部分は、極細の針と糸を使用して丁寧に縫合します。
傷跡は数ヶ月で赤みが消えれば、ワキの下のしわと同化。ノースリーブや水着も問題なく楽しめる、美しい仕上がりを実現します。
術後の痛みを抑える鎮痛剤を処方していますが、万一の事態に備えて、24時間の緊急サポート体制を整えています。また、より自然で柔らかなバストに仕上げるために、超音波マッサージを無料で実施。このほか、今後の健康面まで考慮し、乳がん検診のご案内もしています。プロテーゼを入れたことで検診を躊躇される患者様が多いのですが、豊胸手術を受けた方の検診経験が豊富な医院を紹介します。
豊胸手術(シリコンプロテーゼ) | ¥1,100,000(税込) |
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高須幹弥医師の場合 豊胸手術(シリコンプロテーゼ) | ¥1,320,000(税込) |
【銀座高須クリニック、名古屋、大阪】
豊胸手術(シリコンプロテーゼ)
豊胸手術(シリコンプロテーゼ)のカウンセリングから手術、手術直後までの一連の様子を動画で解説します。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
シリコンバッグプロテーゼ豊胸手術は、患者様の年齢、元のバストの大きさ、出産、授乳をしているかしていないか、バストが垂れているか垂れていないかなどにより、仕上がりの状態や行う手術が異なってきます。
また、患者様のご要望などにより、入れるプロテーゼのサイズや形も異なってきます。
ここでは、患者様の元のバストの状態や入れるプロテーゼのサイズ、形の違いによるタイプ別の症例の解説をさせていただきます。