実際の施術をドクターが解説
この解説動画、写真解説では手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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理想的な顔のバランスを判断する基準として、鼻の頭→唇→あごを結ぶ線が直線でつながる“エステティックライン(Eライン)”があります。日本人は骨格的にあごが引っ込んでいることが多く、顔全体が平べったい印象になってしまうのが現実です。
あごをぐっと前に出すと、若い方は可愛らしく知性的な印象に。中年以上の方なら顔に締まりが出て、グンと美しく。特に横顔のバランスが美しくなり、どこから見ても整っている顔立ちになります。
理想的なあごのラインを作るのに、最も適しているのが『シリコンプロテーゼ』。半永久的な効果を望む方にご検討いただきたい方法です。
この手術では、下唇の裏側2~3cm程を切開して、フェイスラインに合わせて最も理想的なあごの形にカットしたプロテーゼを骨の上に挿入。その間、わずか 30~60分程度と短時間で終了するのも特徴です。口の中の粘膜は傷の治りが早いので、術後の経過もよく、傷跡も気になりません。
※横顔で、鼻先と下唇とアゴ先を結んだ線。一直線になるのが、理想のフェイスラインだといわれています。
高須クリニックでは、一人ひとりのあごの形に合わせて、プロテーゼを数ミリ単位で調整。手作業による細やかな調整で、自然なフィット感を実現しています。
変形や劣化、ズレることもなく、なめらかにフィトするプロテーゼ
段差がつき易く、ズレ易いので不自然
あごのラインを整えるといっても、理想の形は人それぞれ。そこで、手術の前にじっくりとカウンセリングを行い、一人ひとりのあごの形や顔のバランスに合わせて仕上がり具合をコンピュータでシミュレーション。その方に一番あった美しいあごのラインを追求し、イメージ通りの完成を実現します。
※ドクターによってはコンピュータシミュレーションを行わない場合もございます。
手術は、極細の針による注射で局所麻酔をしてから行うので、術中の痛みは少なくて済みます。あご整形のプロが最適な位置にプロテーゼを挿入するので、仕上がりはとても自然。術後の腫れや痛みもわずかで、手術当日から普段と変わらない生活が送れます。
¥385,000(税込) |
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
あごのシリコンプロテーゼ(あご形成手術)のカウンセリングから手術、手術直後の様子まで、一連の流れを動画で解説します。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
あごのシリコンプロテーゼの術式について(高須幹弥の場合)解説させていただきます。
カウンセリングでコンピューターシミュレーションし、挿入するシリコンプロテーゼのサイズ、デザインを決めます。
コンピューターシミュレーションであごをどれくらいどの方向に出すか決める。
プロテーゼは患者様のあごの形態に合うように、オートクチュールで作成します。
患者様のあごの形態に合うようにプロテーゼを作成。
一人一人オーダーメイドでオートクチュールで作ります。
患者様のあごに、プロテーゼのデザインをする。
なるべく痛みを感じないように、神経の走行を考慮し、あごの外側から局所麻酔注射をします。
なるべく痛みを感じないように、神経の走行を考慮し、あごの外側から局所麻酔注射する。
注射をする前に麻酔クリームを皮膚に塗り、細い注射針で局所麻酔注射するので、痛みはわずかです。
出血しないように、CO2レーザー炭酸ガスレーザーで口の中の粘膜を切開します。
CO2レーザー炭酸ガスレーザーで口の中の粘膜を切開する。
粘膜を切開した部分から、プロテーゼを入れるスペースを剥離します。
プロテーゼは必ず骨膜下に入れるため、骨と骨膜の間を剥離します。
粘膜を切開した部分から、プロテーゼを入れるスペースを剥離する。
プロテーゼは必ず骨膜下に入れるため、骨膜下を剥離する。
プロテーゼを入れるスペースを、正しく骨膜下を剥離し、挿入すれば、術後にプロテーゼがずれたり動いてしまうことはありません。
正しく骨膜下に挿入せず、骨膜上や皮下にプロテーゼが入ってしまうと、術後にプロテーゼがぐらぐら動いてしまったりすることがあります。
高須クリニックでは必ず骨膜下にプロテーゼを挿入するようにしているので心配ありません。
剥離した骨膜下のスペースにプロテーゼを挿入し、留置します。
剥離した骨膜下のスペースにプロテーゼを挿入し、留置する。
プロテーゼを入れたことにより、あご先が出る。
最後に、粘膜下組織を吸収糸(溶ける糸)で中縫い縫合し、粘膜も吸収糸で縫合し、手術終了です。
粘膜下組織を吸収糸(溶ける糸)で中縫い縫合した後、粘膜も吸収糸で縫合し、手術終了となる。
粘膜を縫合した吸収糸は、時間と共に、自然に溶けて脱落していきますが、人によっては糸が自然にとれるまで1~2ヶ月かかることもあり、長期間糸を放置すると不潔になることもあるので、できれば10~14日後くらいに、検診ついでに抜糸にいらっしゃることをお勧めします。
あごのシリコンプロテーゼのデザインと仕上がりについて解説させていただきます。
あごのシリコンプロテーゼは、あご先を出す手術であり、元々あごが小さく引っ込んでいる人に対してあご先を出すことが多いです。
入れるプロテーゼのサイズ、形により、どの程度あご先を出すかコントロールすることができます。
また、手術時のデザインにより、どの方向にあご先を出すかコントロールすることもできます。
以下に、デザインと仕上がりについて詳しく解説させていただきます。
あご先を下方向には出さず、前方にだけ出したい場合に、このデザインで行います。
あごが後ろに後退して引っ込んでいる人に行うとバランスが良くなります。
口元が出ていて、相対的にあごが引っ込んでいるように見える人に行うとバランスが良くなります。
口元が出てあごが引っ込んでいる女性にあごシリコンプロテーゼを入れてあごを出した症例
引っ込んでいて、後退しているあごを前方に出した症例。
正面から見てもバランスがよくなっている。
横から見ると、Eライン(エステティックライン)が整っているのがわかる。
¥385,000(税込) |
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
あご形成(シリコンプロテーゼ)
また、「あごを出したいけど、顔が下に長くなるのは嫌」というご希望の患者様に行うことも多いです。
全体的にあごが小さく、あご先が後ろに引っ込んでいて、縦にも短い人に行うことが多いです。
あごを斜め下方向に出した症例
あごを斜め下方向に出した症例。
正面から見ても横から見てもバランスが良くなっている。
1回 | ¥165,000(税込) |
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【全院】
¥385,000(税込) |
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
ボディ1部位(はがき大)6回セット | ¥165,000(税込) |
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ボディ1部位(はがき大)1回毎 | ¥33,000(税込) |
両頬1回 | ¥66,000(税込) |
あご下~フェイスライン1回 | ¥66,000(税込) |
【全院】
エラボトックス(ボツリヌストキシン注射)
あご形成(シリコンプロテーゼ)
イタリアン・メソシェイプ(脂肪溶解注射・メソセラピー)高濃度脂肪溶解メソカクテル
非常に稀に、「あご先を前方には出さず、下方向にだけ出したい」というご要望をされる患者様がいらっしゃいますが、シリコンプロテーゼでそのようにするのはできないことが多いです。
シリコンプロテーゼをそのように下あご骨の上に留置するのは物理的に不可能であることが多いからです。
どうしてもあご先を下方向にだけ出したいのであるならば、ヒアルロン酸注射なら可能であることがあります。
ただし、そのようなデザインであご先を出すとバランスが良くなることは稀なので、ほとんどやる必要がないことが多いです。
あご先の形は、患者様のニーズに合わせてある程度自由に作ることができます。
主な例を挙げます。
先が細くなった形のプロテーゼをあご先に挿入すると、あご先が尖った感じにすることができます。
「正面から見て、あご先が尖った感じのシャープな輪郭、フェイスラインにしたい」というご要望の人に向いています。
アゴのない人に6mmのシリコンプロテーゼを入れ、先細り効果で小顔に見えるようにした症例
あご先が尖った感じになるように、先端の細いプロテーゼで、あご先を斜め下方向に出した症例。
正面から見ると、先細り効果で、小顔に見える効果がある。
横から見ても、Eラインが調い、バランスが良くなっている。
¥385,000(税込) |
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
あご形成(シリコンプロテーゼ)
ただし、元のあご先が大きく、四角い人に対してこのようなデザインでプロテーゼを挿入しても、更にあご先が大きくなってバランスが悪くなってしまうことがあります。
元のあご先が大きく、四角い人に対してこのようなデザインでプロテーゼを挿入すると、更にあご先が大きくなって、バランスが悪くなる。
そのような人があご先が尖ってシャープな輪郭になるには、あご先の両サイドの骨を削り、フェイスリフトを行わなければなりませんが、現実的には難しいことが多いです。
プロテーゼで、あご先が尖った感じのシャープな輪郭にするのは、あくまで元のあごが小さい人に行うことになります。
貧弱なあごに対しては、しっかりとしたあごを作ります。
あごが小さい男性に行うと、男らしいあごになります。
貧弱なあごに大きなプロテーゼを入れ、男らしいあごにした男性の症例
貧弱なあごに大きなプロテーゼを入れ、男らしいあごにした男性の症例。
大きすぎず、小さすぎず、しっかりとしたあごになっている。
¥385,000(税込) |
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
あご形成(シリコンプロテーゼ)
シリコンプロテーゼで顎を下に出さずに前方にだけ出した症例写真
20代女性の患者様で、顎を出したいというご要望でした。
診察させていただいたところ、全体的に下顎が小さいため、顎先が短く、後ろに引っ込んでいる状態でした。
また、骨格的に口元が出ているため、顎が引っ込んでいるのが余計に目立ち、顎が引っ込んでいるせいで余計に口元が出ているのが目立っている状態で、負の相乗効果になっていました。
顎先を出す方法はヒアルロン酸注射とシリコンプロテーゼによる手術がありますが、患者様は半永久的な効果をもたらすシリコンプロテーゼを希望されていたため、シリコンプロテーゼ手術をすることになりました。
自然で安全な範囲内で顎先を斜め下方向に6mm程度出すデザインで手術することになりました。
手術は局所麻酔下に行い、骨膜を剥離した後、骨膜下の骨上にシリコンプロテーゼを留置し、吸収糸(溶ける糸)で筋層と粘膜を縫合しました。
手術後は程よく顎先が前方と下方向に出て、正面から見たときも横から見たときもバランスが良くなりました。
また、顎先が前方に出たことにより、口元が出ているのが目立たなくなりました。
¥385,000(税込) |
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
あご形成(シリコンプロテーゼ)
「理想のあご」について、まずは手術を担当する医師がじっくりとカウンセリングを行います。
カウンセリングでは、あごの形や大きさなどのご希望をうかがいます。
また、手術の流れや術後のアフターケアなどについても詳細に説明しますので、わからないことがあったら何でも質問してください。
現在、内服しているお薬がある場合はこちらも確認ください。
手術前に中止すべき抗凝固薬、抗血小板薬、
薬を中止すべき手術について
手術前に、手術を行う部分に麻酔クリームを塗ります。
麻酔クリームは、化粧品のクリームに似た感触の麻酔薬です。局所麻酔を行う際、注射器で注入を行う際、針による痛みをほとんどなくします。
手術内容や患者様の体質などにより、塗布する範囲や量を調整します。
カウンセリングでヒアリングしたご希望のあごの形を担当する医師と確認します。確認し、納得していただけましたら手術の準備を開始します。
手術中にあまり痛みを感じることがないように局所麻酔をかけます。
麻酔は注射で行いますが、事前に麻酔クリームを塗ってあるため注射針による痛みはほとんどありません。
麻酔がかかったら手術を開始します。
手術は、下唇の裏側2~3cm程を切開し、フェイスラインに合わせ、理想的なあごの形にカットしたプロテーゼを骨の上に挿入します。麻酔をかけているので、手術の痛みはほとんどありません。
手術は、30~60分程度で終了します。
手術後、ガーゼや絆創膏は通常必要ありません。
手術の後は、5~10分ほど手術部分をアイスノンで冷やします。冷やすことで手術をした部分の腫れを最小限に抑えられます。
そのまま歩いてお帰りいただけます。手術後は少し腫れているので、気になる方にはマスクをお渡しします。マスクをすれば腫れはまったく気になりません。
また、縫合は、口の中で溶ける糸を使用するため抜糸に来ていただく必要はありません。
手術後に腫れや痛みが気になる場合など、気になることがあれば、お電話などでお気軽にご相談ください。お話をうかがい、必要があるようでしたら、術後検診に来院いただきます。
当院の手術の際の局所麻酔注射、ヒアルロン酸注射、ボツリヌストキシン注射の際の注射針には、国産のテルモ針、エンジェルニードルなど、質の良いものだけを使用しています。
一般的に、注射針は、より細く、より切れの良いほうが痛みが少なくなっています。当院で使用している注射針は、細さと切れ味を追及した質の良い注射針。針を刺す際の痛みが少なく、少しでも患者様の苦痛を少なくするために最善の努力をしています。
注射をするときの痛みは、一般的に、細い注射針ほうが少なく、太い注射針のほうが痛みが強くなります。それは、皮膚や粘膜に注射する際、注射針で皮膚や粘膜の表面に小さな穴を空け、針先が中に入っていくからです。当然、細い針のほうが表面を傷つけるダメージが少なく、痛みが少なくなります。
しかしながら、注射する部位によっては、あまりに細すぎる注射針を使用すると、針が皮膚の硬さに負けてしまい、刺さらない場合も。当院では様々なG(ゲージ)※の注射針を取り揃えており、皮膚の硬さに負けない硬さの注射針で、細いものでは30~34G(ゲージ)※のものをご用意しています。
注射する部位によって使用する針を替え、少しでも患者様の痛みが少なくなるように努力しています。
※G(ゲージ):注射針の太さの単位。 数字が大きいほど細くなります。
当院では、針の外径に対して内径の大きい注射針を使用。
麻酔液やヒアルロン酸、ボツリヌストキシンなどを注射する際、薬液は注射針の内腔を通過して注入されます。
外径に対して内径が大きい注射針のほうが、薬液が内腔を通過する時の圧力に対する外径の太さが細いため、その分、細い針を使用することができます。結果的に患者様の痛みが少なくなります。
当院では切れ味の鋭い注射針を使用。
切れ味が鋭い注射針は、皮膚や粘膜を貫く際、抵抗が少なくスムーズに針が入っていくため、痛みが少なくなります。
一般的に、薬液を注入する際、浅い層に注入する場合は短い注射針を用い、深い層に注入する際は長い注射針を用います。
当院でも同じように、皮膚の狭い範囲に注入する際には短い注射針を用い、広い範囲に注入する際には長い注射針を用いて注射を行っています。
特に、広い範囲に注入する場合、短い注射針で行うと、何回も針を刺すことになってしまい、その分、患者様の痛みが強くなります。そのため、広い範囲に注入時には、少しでも痛みを軽減させるために専用の長いカテラン針などを使用しています。
当院では、手術後や注射後などの腫れを早く引かせる漢方薬「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」を常備しております。
治打撲一方は、元来、その名が示すよう、打撲の治療に用いる内服薬であり、江戸時代中期の医者香川修庵によって考えられた薬です。
患部の血行をよくするとともに、腫れや痛みをやわらげる効果があります。
打撲以外にも、外科手術後の腫れや痛みに対しても一般的に使われており、美容整形の手術や注射などの後にも使用することができます。
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。
治打撲一方の構成生薬は下記の7種類です。
・桂皮(ケイヒ): クスノキ科カツラの木の樹皮を乾燥させたもの。薬効は、体を温め、痛みを止め、血行を改善する作用があります。
・川芎(センキュウ): セリ科センキュウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環をよくし、痛みを止める作用があります。
・川骨(センコツ): スイレン科コウホネの根茎を乾燥させたもの。薬効は、血液循環と水分の循環をよくし、内出血を治す作用があります。
・甘草(カンゾウ): マメ科カンゾウの根を乾燥させたもの。薬効は、消化を整え、痛みを止める作用があります。
・大黄(ダイオウ): タデ科ダイオウの根茎を乾燥させたもの。薬効は、便通をよくし、血行を改善する作用があります。
・丁子(チョウジ): フトモモ科チョウジノキの蕾。薬効は、腹を温め、痛みを止める作用があります。
・撲樕(ボクソク): ブナ科クヌギの樹皮を乾燥させたもの。薬効は、皮膚の排膿を促す作用があります。
桂皮と丁子は発散性の生薬で、患部の熱や痛みを発散して治します。
大黄と樸樕には収斂作用があり、熱や腫れを冷ます効果が期待できます。
そのほか、血液循環をよくする川芎、止血作用の川骨、緩和作用のある甘草などが配合されます。
これらの成分が一緒に働くことで、相乗作用があり、よりよい効果を発揮します。
通常、朝昼夕の3回、1包2.5gずつ、食前又は食間に経口服用します(1日3包内服するということです)。
主に手術後の腫れの強い間に内服します(手術後3日~2週間程度のことが多いです)。
手術、注射などの治療後に服用を希望される方に処方させていただきます。
1包 : ¥110(税込)【全院】
高須クリニックでは、内出血を早く引かせる薬「ケラスキンクリーム」を常備しています。
主成分は、ラクトフェリンをナノ脂質(リポソーム)に封入したもので、皮膚に浸透しやすく、お肌に優しいクリームです。
ラクトフェリンとは、母乳・涙・汗・唾液などの分泌液に含まれる鉄結合性の糖タンパク質です。
内出血は、赤血球中のヘモグロビンに含まれる鉄の色が大きな素ですが、ラクトフェリンは鉄と結合して排出する作用(鉄キレート作用)が非常に強く、内出血の色を早く消す効果があります。
また、ラクトフェリンには抗炎症作用や、抗菌作用、抗酸化作用もあり、メタロプロテアーゼ(細胞外マトリックスを分解する酵素)に対するキレート作用もあります。
サイトカインの過剰な産生を抑制し、炎症部位における白血球の過剰な動員および活性化を阻害する状態になり、内出血の回復に効果が期待されます。
当院では、ヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注射による治療の際、極細の注射針を使用し、細心の注意をはらい、治療しているため、内出血は起こりにくいのですが、体質などの理由により、稀に起こってしまうことはあります。
目元の手術やエイジングケア手術などでも内出血が生じてしまうことはあります。
内出血が生じてしまうと、通常、治まるまでに1週間程度かかり、長い場合は2週間程度かかってしまうこともあります。
その場合、ケラスキンクリームを用いることにより、早く内出血を引かせることができます。
1日2回、患部の皮膚に塗布し、指で優しくマッサージします。
1回につき約0.15ml使用しますが、部位によって適宜増減し、調整します。
薬を塗布し、皮膚に吸収された後、メイクをしていただくことができます。
手術後の縫合してある傷の部分にケラスキンを塗布することも可能です(抜糸する前の糸がついている傷に塗布することが可能ですが、糸がついている状態の傷にメイクすることは勧めていません)。
5ml : ¥2,200(税込)【全院】
施術時間 | 30~60分程度 |
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術後の通院 | なし |
術後の腫れ | 強い腫れは約1週間(個人差あり) |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | 局所麻酔 |
シャワー | 当日より可能 |
洗髪 | 当日より可能 |
メイク | 直後より可能 |
洗顔 | 直後より可能 |
切開する手術であるため、術後早期に身体が温まると、血流が良くなり過ぎて、腫れが強く出ることがあります。特に手術を受けて24時間の間は、血流が良くなると、傷口から出血してくることもあるので、注意が必要です(もし出血してきたら、軽くガーゼで抑えるか、氷やアイスノンなどの氷嚢をガーゼでくるんだもので軽く抑えれば止まるので心配ありません)。
そのため、手術を受けた当日の夜は、湯船に浸からず、軽く首から下にシャワーを浴びるくらいにしておくのが無難です。どうしても湯船に浸かりたい場合は、身体が温まらない程度のぬるま湯にし、首から下あるいは下半身浴で、短時間(1~3分程度)に済ませるのが無難です。
手術後1日目(手術翌日)になると、血流が良くなることによって傷口から出血するリスクは低くなりますが、それでも血流が良くなれば腫れが強く出てしまうことがあるので、やはり、手術後2日目くらいまでの間は、手術当日と同じように、首から下のシャワーだけにするか短時間のぬるま湯の首から下入浴か下半身浴にするのが良いです。
手術後3日目くらいになると、腫れが引き始め、血流が良くなることによって更に腫れるリスクは低くなりますが、それでも極端に身体が温まって血流が良くなれば腫れが強く出てくることはあるので、やはり、ぬるま湯での首から下入浴か下半身浴程度にし、熱いお湯に浸かるのは手術後6日目くらいまではやめましょう。
手術後7日目にもなると、血流が良くなることにより更に腫れが強く出ることはまずないので、もう普通に入浴していただいて大丈夫です。
サウナや岩盤浴に関しても、手術後7日目からある程度可能ではありますが、あまりにも身体が温まり過ぎると、痛みや腫れが強くなることがあるので、異常を感じるようでしたら、無理しないで中止してください。
手術後28日目以降になると、創部はかなり落ち着いているため、普段通りにサウナ浴や岩盤浴をしても問題ない可能性が高いですが、やはり、創部に異常を感じるようでしたら無理をしないでください。
切開する手術であるため、術後早期に激しい運動をすると、血流が良くなりすぎて、腫れが強く出ることがあります。
特に手術後24時間の間は、身体が温まって血流が良くなることによって腫れが強く出やすいため、必要以上に身体を動かさないようにしましょう。
手術後1日目(手術翌日)から手術後3日目くらいまでの間は、家から駅まで歩いたり、コンビニに買い物に行くくらいのことは問題がない可能性が高いですが、無理して必要以上に身体を動かすと、血流が良くなることによって腫れが強く出ることがあるので、やめてください。
手術後4日目~6日目くらいになると、血流が良くなることによって腫れが強く出るリスクは低くなりますが、それでも念のために、積極的に運動するのはやめておいたほうが無難です。
手術後7日目以降になると、ウォーキング、ジョギング、エアロビクス、筋力トレーニングなどの運動は徐々に始めていっても大丈夫ですが、身体を動かすことによって、創部に痛みを感じたり、違和感を感じるようでしたら、無理をせず、運動を中止してください。
手術後14日目以降になると、かなり創部の状態は落ち着いているため、激しい筋力トレーニングやエアロビクスをしたり、プールで激しく泳いだりしても問題がないことが多いですが、それでも創部に痛みを感じたり違和感を感じるならば、無理をしないでください。
手術後28日目以降になると、更に創部の状態は落ち着いているため、激しい運動をしても創部に異常を感じることはほとんどないことが多いです。
顎の周囲は、1ヶ月マッサージしないようにしてください。
顎の周囲以外の、頬、目や鼻の周り、額、こめかみなどの部位は、手術当日からしていただいても大丈夫です。
顎シリコンプロテーゼ手術後は、ほぼ普通通りに食事することができますが、1週間くらいは過度に大きく口を開けたり、強く噛んだりせず、なるべく軟らかくて刺激のないものを食べるほうが望ましいです。歯みがきは普通にできますが、傷を歯ブラシで刺激しないようにしてください。カラオケは1週間くらいはやめといたほうが良いです。1週間以上経過して、歌っても傷や顎が痛くなければ少しずつ始めても大丈夫です。お酒やアルコールは3日間くらいは飲まないのが望ましいです。
顎シリコンプロテーゼ手術は、口の中の粘膜を2~3cm程度切開し、顎の骨と骨膜の間を剥離し、プロテーゼを留置します。口の中の粘膜の傷は溶ける吸収糸で縫合するので、1~2週間くらいで傷はくっつき、糸は自然にとれていきます。手術後は、ほぼ普通通りに食事することができますが、1週間くらいは過度に大きく口を開けたり、強く噛んだりすると傷に負担がかかるので、熱いものや辛いものは避け、なるべく軟らかくて刺激のないものを食べるほうが望ましいです。
また、食事の後は口の中を清潔に保つために水やお茶で口の中をすすいでいただくのが良いです。歯みがきは普通にできますが、傷を歯ブラシで刺激しないようにしてください。カラオケは傷に負担がかかるので、1週間くらいはやめといてください。1週間以上経過して、歌っても傷や顎が痛くなければ少しずつ始めても大丈夫です。同じように1週間くらいは大きく口を開けて大声で喋ったり笑ったりしないでください。お酒やアルコールは血管が拡張し、血行がよくなり腫れや痛みが強くなるため、3日間くらいは飲まないのが望ましいです。
顎のシリコンプロテーゼのリスク、副作用、合併症において、術後の腫れがあります。
手術直後は麻酔の影響もあり、顎が大きく膨らんでいます。
翌日には麻酔の腫れは引きますが、手術そのものの影響でまだ腫れており、理想の顎よりもやや大きくなっています。
ただし、腫れているのはあくまで顎だけであり、目や鼻が腫れているわけではないので、マスクをすれば腫れを隠すことができます。
手術当日からお話しすることができるので、常時マスクをしていれば、周りの人に手術をしたことはわかりません。
個人差はありますが、1週間もすると大きな腫れは引いて、マスクなしでも違和感がない程度になります。
顎のシリコンプロテーゼのリスク、副作用に、仕上がりにわずかな左右差が生じる可能性というものがあります。
そもそも、人間の顔は必ず左右非対称にできています。
顎も必ず非対称にできています。
土台の骨格や歯並びには必ず非対称、歪み、曲がりがあり、それにより、顎の骨の形、口角の付いている位置、口角の高さ、口角の上がり具合、顎の筋肉の発達具合、顎の脂肪のボリュームやつき具合などに多少の左右差があります。
そのため、仮に、完璧に左右対称にデザインし、完璧に左右対称の手術を行ったとしても、元の顎の土台の非対称があるため、必ずわずかな非対称は生じてしまうことになります。
また、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、完璧に左右対称に仕上げることは現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく左右差が出ないようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、必ずわずかな非対称は生じることになり、コンピューターグラフィックスのような完全なシンメトリーにすることは不可能です。
顎のシリコンプロテーゼのリスク、副作用に、仕上がりが完璧に自分の理想の形にならないことがある可能性というものがあります。
顎のシリコンプロテーゼを希望される患者様の中には、顎の形、長さ、細さ、出る方向などのデザインを非常に細かく要望される方がいらっしゃいます。
中には、憧れの芸能人などの顔の写真を見せて、「この人と同じような輪郭にしたい」などのようにおっしゃり、他人と全く同じ顎、フェイスライン、輪郭にしようと希望される方もいらっしゃいます。
しかし、手術というのはあくまで、生身の人間の体を生身の人間の手で扱う行為です。
コンピューターで絵を描くように、何でも自由自在に形を変えることは現実的、物理的に不可能です。
また、顎や輪郭の構造は、人によって千差万別であり、骨格、顔の筋肉のつき具合、脂肪のつき具合、皮膚の厚み、皮膚のたるみ具合、口元の形、出具合、歯並びなど、必ず解剖学的な個人差があります。
土台が違うのに、表面的にシリコンプロテーゼで顎先を出しても、他人と全く同じ輪郭、フェイスライン、顎を作ることは、やはり現実的、物理的に不可能です。
我々高須クリニックのドクターは、なるべく患者様の希望の形に近づくようには最大限の努力はさせていただきますが、上記の理由から、患者様が非常に細かいデザインを要望される場合、完璧にその通りに仕上げるのは不可能である場合が多いです。
顎のシリコンプロテーゼのリスク、副作用に、手術中の感染があります。
当院では、顎のシリコンプロテーゼ手術をする際、手術部位の皮膚や粘膜を消毒し、無菌操作下に行います。
また、使用するシリコンプロテーゼも滅菌処理されたものを使用しております。
厳重な無菌管理下に手術を行えば、手術中感染を起こす可能性は極めて低いです。
しかし、どれだけ厳重に無菌管理下に一連の手術を行っても、手術中感染を起こす可能性は0ではありません。
顎のシリコンプロテーゼ手術をして手術中感染する場合、手術後数日以内に注入部位が赤く腫れて痛みが出てくることが多いです。
万が一感染症を起こした場合、一旦、シリコンプロテーゼを除去し、抗生剤の投与等、最善の処置をさせていただきます。
感染症状が治まれば、再びシリコンプロテーゼを入れることは可能です。
ヒアルロン酸注射 | 長期持続型 ヒアルロン酸注射 |
シリコンプロテーゼ | |
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施術時間 | 10分 | 10分 | 30~60分程度 |
術後の腫れ | ほとんどなし | ほとんどなし | 強い腫れは約1週間 (個人差あり) |
持続性 | 1年間は十分な効果が持続し、2~3年で吸収されてなくなる。 | 通常のヒアルロン酸の約3倍の持続効果 | 半永久 |
あごの出る量 | 1本1cc 1本で、あご先を少し出すことが可能。大きくあごを出したい場合は2~3本注射することもある |
1本1cc 1本で、あご先を少し出すことが可能。大きくあごを出したい場合は2~3本注射することもある |
小さなプロテーゼを入れれば少しあごを出すことができ、大きなプロテーゼを入れれば大きくあごを出すことが可能。プロテーゼは自分で選べる。 |
仕上がり | 自然 | 自然 | 自然 |
料金 | ¥55,000(税込) | ¥165,000(税込) | ¥385,000(税込) |
あごをツンと出すと、顔全体に立体感が出ます。男性はりりしい顔立ちになり、女性は上品さが加わります。フェイスラインが引き締まるので、小顔に見えるというメリットも。多くの効果をもたらすあご形成に、あなたもトライしてみませんか?手術するのはちょっと…という方には、ヒアルロン酸注入という方法もありますよ。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。