顔の施術について
涙袋ヒアルロン酸注射で目の下の小じわを立たなくすることは可能なのか?
患者様のカウンセリングをしているとよく、「涙袋にヒアルロン酸注射をすることによって、目の下の小じわを目立たなくすることはできますか?」とご質問いただきます。
なみだ袋形成(ヒアルロン酸注射)施術風景
私の答えは、「小じわのある部位の皮膚にヒアルロン酸を注射して、皮膚を膨らませれば、小じわを目立たなくすることは可能です」「もし、患者様が涙袋を作りたいと思っているのでしたら、涙袋ができるし、小じわも目立たなくなるので、満足していただけると思います」「しかし、患者様が涙袋を作りたいのではなく、小じわを目立たなくするだけが目的で、涙袋にヒアルロン酸注射をするのであるならば、満足していただける可能性はありますが、満足しない可能性もあります」です。
小じわは、皮膚の張りがなくなることによってできるので、ヒアルロン酸注射で皮膚を膨らませれば小じわは目立たなくなります。目の下の本来涙袋がある部位の皮膚に小じわがあるのならば、ヒアルロン酸注射で涙袋を膨らませることにより、そこの部位の小じわを目立たなくすることは可能です。「涙袋を作りたいし、目の下の小じわも目立たなくしたい」という患者様に、涙袋ヒアルロン酸注射をする場合は、欲しかった涙袋ができるし、小じわも目立たなくなるので、満足していただけると思います。
しかし、「別に涙袋が欲しいわけじゃないけど、目の下の小じわを目立たなくするために、涙袋にヒアルロン酸注射をしたい」という患者様に涙袋ヒアルロン酸注射する場合は、目の下の小じわは目立たなくなりますが、別に欲しいわけではなかった涙袋ができることになります。すると人によっては、「やっぱり元に戻してほしい」と、ヒアルロニダーゼを注射して元に戻すことがあります。
また、本来涙袋は若さの象徴であり、若いときはあっても、歳をとるとだんだんなくなっていくものです。そのため、人によりますが、40才過ぎて、目の下の小じわを目立たなくするだけが目的で涙袋にヒアルロン酸注射をすると、年齢に似つかわしくない涙袋ができてしまい、それが目の下のたるみのように見えて、余計に老けて見えることもあります。
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