フェイスリフト(フルフェイスリフト)施術の流れを動画で解説
この解説動画、写真解説では手術シーンが含まれます。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
気の弱い方、血を見るのが苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
老けた印象を与える、しわ・たるみ。顔全体の衰えを改善するなら、『フェイスリフト(フルフェイスリフト)』が効果的。鼻から口にかけてのしわやたるみ、たるんだ首、あごのラインのたるみなどを、1度の手術で改善できます。
あなたはこんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
顔や首のしわ・たるみに関するお悩みを半永久的に解決したい方には、フェイスリフトをご提案いたします。
フェイスリフト(フルフェイスリフト)とは、顔や首まわりのしわやたるみを取り除く施術方法です。
フェイスリフト(フルフェイスリフト)は数ある顔のたるみ解消を目的とする施術の中でも、最も高い効果が期待できる施術方法とされています。
フェイスリフト(フルフェイスリフト)では、顔や首まわりのしわ・たるみの改善がたった1度の手術で可能です。
また、手術は髪の生え際や耳の周りなどの傷が目立たない箇所を切開し、緩んだ皮膚や筋肉組織を引っ張り上げて固定するというものです。
これにより、皮膚の土台となっている筋肉や筋膜まで引き上がるので、しわやたるみが戻ることもありません。
切開をするのは髪の生え際や耳の周りなどの傷が目立たないところ。
3ヶ月後には施術前とほとんど変わらないくらい、傷跡も目立たなくなります。
耳の前、耳の後、髪の生え際の目立たない部位を切開し、頬、フェイスライン、首のたるみを引き上げます。
傷跡はほとんど分からなくなります。
もともと、顔の皮膚は、顔の靭帯であるリガメントという強固な繊維組織により固定されています。それは耳下腺の前縁と咬筋の前縁、頬骨の前方外側の限られた部分にあり、このリガメントのある部分は、リガメントが骨に皮膚を強く固定しているため、たるみにくいのですが、リガメントのない部分の皮膚は土台となる組織との癒着が弱く、垂れ下がりやすくなります。
フェイスリフトにもさまざまな種類がありますが、中でもリガメントを支えに引き上げるリガメント法は効果的です。従来のSMAS法などのフェイスリフトに比べ、持続期間が長くなったほか、これまで難しかったほうれい線や鼻、口もとの横のシワやたるみに効果をもたらします。
耳前部で余った皮膚を切断することで、目尻の皺を改善し、目尻で眼輪筋を処理。また眼輪筋を引き上げることで、下瞼などのたるみに対処。さらに頬の咬筋前縁や頬骨に付着するリガメントを切断することで、頬、顎のライン、首のたるみを引き上げることができます。
老化で皮膚がたるむことで、リガメントで固定されている皮膚が凹みます。
リガメント法では、耳前部で皮膚を切り取り、頬のたるみを引き上げることで、皮膚の凹みを改善します。
しかし、ただ皮膚や筋膜(SMAS)を引っ張るだけでは、リガメントが抵抗になってたるみを引きのばすことができません。
フェイスリフト効果を高めるためには、リガメントを切断する必要があります。
リガメントを切断することで、口角やほうれい線にまで引き上げる力が届くようになります。
皮膚や筋膜(SMAS)は、のびやすい分、後戻りもしやすい組織です。
しかし、リガメントは皮膚や筋膜(SMAS)とは比べ物にならないほどしっかりした硬い組織なので、リガメントを利用して、たるみを引き上げると、後戻りがありません。
強固なリガメントを利用するリガメント法では、皮膚を骨に固定しているリガメントをはずし、そのリガメントをリフトのアンカーとすることで、広範囲の皮膚を引き上げられます。
また、従来のフェイスリフトのように、耳前部で皮膚を強く引き上げる必要がないので、傷の治りがきれいで、耳の変形が起こりません。
フェイスリフトといっても、患者様の状態や希望によっておこなう施術が異なります。
当院では、ミニフェイスリフト、ミディアムフェイスリフト、フェイスリフト(フルフェイスリフト)の3種類の施術方法をご用意しています。
施術 | ミニフェイスリフト (頬のたるみ取り) |
ミディアム フェイスリフト |
フルフェイスリフト |
---|---|---|---|
施術時間 | 60~90分程度 | 90~150分程度 | 120~210分程度 |
麻酔 | 局所麻酔(静脈注射か全身麻酔) ダウンタイムの痛みが心配な方にはエクスパレル麻酔※1をご用意しています。 |
局所麻酔(静脈注射か全身麻酔) ダウンタイムの痛みが心配な方にはエクスパレル麻酔※1をご用意しています。 |
局所麻酔(静脈注射か全身麻酔) ダウンタイムの痛みが心配な方にはエクスパレル麻酔※1をご用意しています。 |
術後の腫れ | ほとんどなし(個人差あり) | 強い腫れは約1週間 (個人差あり) |
強い腫れは約1週間 (個人差あり) |
効果のでる範囲 | (+) こめかみ、頬、口もとなどに ピンポイントに効果あり |
(++) こめかみ、頬、口もとの 広い範囲に効果あり |
(+++) こめかみ、頬、口もと、 首にかけての、ほぼ顔全体の たるみに効果あり |
リフトアップ効果 | 部分的なしわやたるみが 改善され、効果あり |
顔全体の肌が引き締まり、 効果あり |
顔全体の広い範囲の肌が 引き締まり、高い効果がある |
効果の持続 | 半永久的に効果あり | 半永久的に効果あり | 半永久的に効果あり |
料金 | ¥660,000(税込) 高須幹弥医師の場合 ¥770,000(税込) |
¥990,000(税込) 高須幹弥医師の場合 ¥1,100,000(税込) |
¥1,320,000(税込) 高須幹弥医師の場合 ¥1,540,000(税込) |
※1 エクスパレル麻酔は、米国FDA認可の施術後約72時間痛みを抑える局所麻酔。銀座高須クリニック、名古屋院でお取扱いしています。
効果の高さなどを知っていただくために、高須克弥院長自らが息子の幹弥医師によるフェイスリフトを体験。施術後は、施術前に比べて10才は若く美しく見えるようになりました。
フェイスリフトは、高い効果を誇るリフトアップ手術。ただし、医師の技術力が不十分だと、不自然な引きつりが残ったり、目に見える実感が得られないこともあります。
高須クリニックでは、豊富な知識と経験を持ったドクターが、それぞれの方の骨格、肌質、たるみ具合等を正確に把握。皮膚をどのくらいカットし、引き上げるべきかをケースバイケースで判断します。豊富な臨床例に裏打ちされた技術力で、負担を最小限に抑えながら、思い通りの仕上がりを実現します。
手術は、極細の針による注射で局所麻酔をしてから行うので、術中の痛みは少なくて済みます。切開部が少ないので、術後の腫れや痛みもわずか。手術当日からシャワーもOKです。
ダウンタイムの痛みが心配な方には、痛みが出やすいとされる施術後約72時間痛みを抑えるエクスパレル麻酔※1をお選びいただけます。
※1 エクスパレル麻酔は、米国FDA認可の施術後約72時間痛みを抑える局所麻酔。銀座高須クリニック、名古屋院でお取扱いしています。
頬、フェイスライン、顎下、首のたるみ取り手術フェイスリフト(フルフェイスリフト)について解説させていただきます。
高須クリニックのフェイスリフトは、lower face liftとも呼ばれ、主に顔の下半分全体のリフトアップ手術であり、頬、フェイスライン、顎下、首のたるみを改善させます。
こめかみの有髪部(髪の毛が生えている部分)から耳の前、耳の後ろ、襟首の髪の生え際にかけて皮膚を切開し、頬やフェイスラインの部分ではSMAS(スマス)という筋膜組織を引き上げ固定し、顎下や首の部分では広頸筋(プラティスマ)という首の筋肉を引き上げ固定し、余分な皮膚を切除する手術です。
頬、フェイスライン、顎下、首のたるみをリフトアップし、改善させる。
顔の下半分や首のたるみが気になり、1~2週間程度のダウンタイムをとることができ、切開することを厭わないという人に向いている手術です。
以前に、ウルセラシステム焦点式(ハイフ)超音波システムやサーマクールFLXRF高周波エネルギーシステムなどの照射系治療や糸のリフトなどのリフトアップ治療を受けたけど、更なるリフトアップをしたいという人にも行うことができます。
また、他院で切るリフトアップ手術を受けたけど、あまり効果がなかったという人にも行うことができます。
単に皮膚を切って縫うだけではなく、筋膜下の支持組織であるretaining ligament(リテイニングリガメント)を切離し、面と面でたるんだ組織の位置関係を修復し、筋肉や筋膜を引き上げて固定するため、リフトアップ効果が強く、後戻りもしないため、効果は半永久的に持続します。
手術は局所麻酔だけでもできますが、患者様が全身麻酔での手術を希望されれば全身麻酔で行うこともできます。
今回は局所麻酔で行う場合について解説させていただきます。
手術部位に局所麻酔注射をします。
麻酔クリームを塗ってから極細の注射針で注射するので、痛みはそれほど強くありません。
手術部位に局所麻酔注射する。
麻酔クリームを塗ってから極細の注射針で注射するので、痛みはそれほど強くない。
こめかみの有髪部(髪の毛の生えている部分)から耳の前、耳の後ろ、襟首の髪の生え際にかけて皮膚を切開します。
皮膚切開は、全て目立たない部位を工夫して切開します。
※切開線の位置は症状によって異なりますので、担当ドクターにご相談ください。
こめかみの有髪部から耳の前、耳の後ろ、襟首の髪の生え際にかけて皮膚を切開する。
耳の前の切開は、耳介の輪郭に沿って切開し、耳珠の前を切開するのではなく、耳珠の出っぱりの後ろを切開するので、傷跡は目立たなくなる。
よく耳介から離れた部分を切開する方法がありますが、その場合は傷跡が非常に目立ってしまうのでよろしくない。
また、こめかみの有髪部の後ろの方で切開し、フェイスリフトするデザインもあるが…
そのデザインだと、こめかみの生え際が後退してしまい、もみ上げも後退したりしてしまう。
何度もこのデザインでフェイスリフトを行うと、もみ上げがなくなってしまうこともある。
そのため、私はこのデザインで手術することはほとんどなく、生え際が後退せず、もみ上げがなくならないデザインで行っている。
後ろ側は、耳の後ろから襟首の髪の生え際にかけて皮膚を切開する。
皮膚の下を剥離し、SMAS(スマス、表在性の筋膜組織)、広頸筋(プラティスマ)を露出させます。
切開した部位から皮下剥離し、SMASと広頸筋(プラティスマ)を露出させる。
SMASと広頸筋の一部を切除し、SMASと広頸筋の下(deep layer)を剥離します。
deep layerで、retaining ligament(リテイニングリガメント)を切離して、皮膚と皮膚の下の筋肉、筋膜組織がしっかりと面で位置移動する状態を作ります。
SMASとプラティスマの一部を切除する。
切除したSMASとプラティスマの部分からSMASプラティスマ下を剥離し、リテイニングリガメントを切離する。
皮膚、SMASの断面図
リテイニングリガメントを切断する。
SMAS弁と広頸筋を斜め上方向に引き挙げ、吸収糸で筋膜や骨膜に縫合固定します。
吸収糸は6ヶ月程度で吸収されますが、固定した部分で筋膜や筋肉は癒着するため、引き挙げ効果は半永久的に持続します。
SMAS弁と広頸筋を斜め上方向に引き挙げ、吸収糸で筋膜や骨膜に縫合固定する。
断面図。
皮膚とSMASを引き上げる。
引き上げた状態で、SMASやプラティスマを固定する。
最後にサクションドレーンを挿入、留置し、丁寧に皮膚縫合して手術終了です。
サクションドレーンは2日後(翌々日)くらいに抜きに来ていただきます。
抜糸は約1週間後に行います。※サクションドレーンは、患者様の体質や手術中の出血量などに応じて、手術前あるいは手術中に入れるかどうかを判断します。
キースーチャーをかけて、余分な皮膚を切除する。
皮膚を切除して縫合する際は、耳たぶの付け根が食い込むように縫合する。
耳たぶの付け根が食い込むように縫合しないと、術後に耳たぶが引っ張られて、耳が変形してしまう。
これは、稚拙な手術でよく見られる失敗だが、熟練した医者の手術ではありえません。
丁寧に皮膚を縫合して手術終了です。
後ろのほうにサクションドレーンを挿入、留置する。
※サクションドレーンは、患者様の体質や手術中の出血量などに応じて、手術前あるいは手術中に入れるかどうかを判断します。
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
施術1週間後の腫れ、傷跡、痛み、経過、ダウンタイムについて解説します。
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
Before
After(6ヶ月後)
フェイスリフト(フルフェイスリフト)切開を行い緩んだ皮膚や筋肉組織を引き上げる手術
フェイスリフト(フルフェイスリフト)料金
フェイスリフト(フルフェイスリフト)¥1,320,000(税込) / 高須幹弥医師の場合 フェイスリフト(フルフェイスリフト)¥1,540,000(税込)【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】フェイスリフト(フルフェイスリフト)リスク・副作用・合併症
切開した周辺の腫れ(術後)仕上がりのわずかな左右差(完璧なシンメトリーは不可)傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性感覚が鈍くなる可能性手術後の血腫上まぶたたるみ取り上瞼の余分な皮膚を切除して目の上のたるみを解消する手術
上まぶたたるみ取り料金
片目 ¥192,500(税込) / 両目 ¥385,000(税込) 【全院】目の下のたるみ取り下瞼の余分な皮膚を切除して目の下のたるみを解消する手術
目の下のたるみ取り料金
片目 ¥275,000(税込) / 両目 ¥550,000(税込) 【全院】フェイスリフト(フルフェイスリフト) | ¥1,320,000(税込) |
---|---|
高須幹弥医師の場合 フェイスリフト(フルフェイスリフト) | ¥1,540,000(税込) |
【銀座高須クリニック、横浜、名古屋、大阪】
フェイスリフト(フルフェイスリフト)
当院ではお客様がご納得いくまでカウンセリングを行い、施術後のアフターケアもしっかりとサポートさせていただきます。
施術時間 | 120~210分程度 |
---|---|
術後の通院 | 1~2回 |
術後の腫れ | 強い腫れは約1週間(個人差あり) |
カウンセリング当日の治療 | 予約に空きがあれば可能 |
入院の必要性 | なし |
麻酔 | 局所麻酔(ご希望があれば全身麻酔も可) ダウンタイムの痛みが心配な方にはエクスパレル麻酔※1をご用意しています。 ※1 エクスパレル麻酔は、米国FDA認可の施術後約72時間痛みを抑える局所麻酔。銀座高須クリニック、名古屋院でお取扱いしています。 |
シャワー | 創部がぬれなければ当日より可能 |
※施術方法や施術の流れに関しましては、各院・各医師により異なります。予めご了承ください。
※ホームページ上で掲載されている価格は税込表示となっております。
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。
※インバウンドの方の施術料金は通常料金とは異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
リフトアップには様々な方法がありますが、フェイスリフト(フルフェイスリフト)の効果に勝るものはありません。明らかに頬が垂れ下がっている方や、何重にも見える首のしわ・たるみまで、すっきり改善してくれます。
フェイスリフト(フルフェイスリフト)は、ただ皮膚をひっぱるのではなく、筋肉や筋膜をけん引・固定することによって最大限のエイジングケア効果を出すことが重要となります。
当サイトは高須クリニック在籍医師の監修のもとで掲載しております。